BECK(7)
著者 ハロルド作石(著)
「このテレキャスター、おれのどんな気持ちも表現してくれる!!」中古、キズあり……だけど、憧れのMyギター!! コユキの喜びが、興奮が、焦りが、嫉妬心が、ほのかな恋心が……...
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商品説明
「このテレキャスター、おれのどんな気持ちも表現してくれる!!」中古、キズあり……だけど、憧れのMyギター!! コユキの喜びが、興奮が、焦りが、嫉妬心が、ほのかな恋心が……6本の弦を通じてあふれ出す!! そして、そのボディーを銃弾に破壊されながらも、聴く者全てを圧倒する音色を奏でる奇跡のギター“ルシール”――その伝説の全貌がいま明らかに……!!
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出会い
2019/07/15 20:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:がんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
個性的なキャラ満載の中でコユキとサクはいたって普通を維持している。変わらないでいられるのもお互いの存在ゆえか。
がんばれ
2016/05/18 11:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ななこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一生懸命なコユキに思わずエールを送りたくなる話です。この先もずっとこの調子で突っ走ってほしい。どこまでも行けるところまで行ってほしい!!
5月19日今日のおすすめ
2001/06/07 19:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
■Review−1
むちゃくちゃかっこいいけれど等身大のバンドマンガです!
目立たない中学生・田中幸雄が、好きな女の子の影響で聴き始めた音楽に、のめりこんでいきます。ギターもだんだんうまくなり、「BECK」というバンドにも入りました。しかもどうやら幸雄の歌は、本人もまだはっきり気が付いていないけれども、何かを持っているらしい……。
学校ではいじめられても、はっきり抵抗さえできず笑ってごまかす情けないパシリの幸雄が、歌った瞬間、空気が変わる。その緊張感や、魔法が起きている感覚が、このマンガを読んでいるとビシビシ伝わってくるのです。その感動といったら!
物語はそれだけではなくて、バンドリーダーで帰国子女の竜介が巻き込まれているマフィアがらみの事件や、幸雄の恋、と見どころは語りきれません。ほんの短い時間ですが幸雄の歌う場面も撮られたジム・ジャームッシュそっくりの監督ジム・ウォルシュのドキュメンタリー映画(と、いうとある映画を思い出す方も多いでしょう)も公開され、これから何かが起りそうな予感に、幸雄とともに読んでいるとドキドキしてくるのです。
タイトルでお分かりの通り、日本よりは海外のバンドにたくさんの影響を受けて描かれたバンドマンガですが、実はそれがマンガとしてはとても新鮮。マンガの中にはみんな大好きなベックも、そしてもう一人バンド名の由来になっている孤高のギタリスト、ジェフ・ベックもちらりと現れます。高校生の男の子のアイドル(神様?)のような存在、シド・ヴィシャスやカート・コバーン、ほかにもいろいろ登場しました。いかにも高校生の男の子っぽいその趣味で、物語の説得力が増している点も見逃せません。
音楽が好きでなくとも手に汗握って読める、でももし音楽好きなら、さらにおいしいマンガです。
【マンガサイトアシスタント記す:2001年5月18日】
■Reviw−2
一言、読むべき作品である。
ハロルド作石は1987年「ヤングマガジン」でデビュー、89年連載開始の『ゴリラーマン』では講談社漫画賞を受賞。次に絵柄をがらりと変えてディズニー・タッチで描いた冒険物語は、何事かあったのか連載中断。新規巻き直しの『バカイチ』を経て始まった異色の野球マンガ『ストッパー毒島』(第2部再開の噂あり)はヒット作となって、いよいよ青年誌に欠かせない中堅としての地位を固めてきていた。作品ごとに作風も絵柄も変わってゆくハロルドの新作の行方は、マンガ好きな人々の間でも話題となっていたが、なんと選んだ舞台は少年月刊誌。現在、『BECK』は「月刊少年マガジン」の看板連載の一つとなっている。
話は、かなりストレートなものだ。自分に自信がもてない少年・田中幸雄が、歌ひとつを武器に音楽の世界にのめり込む(7巻では憧れのギターを手にする)。実力に気づく時もあるが、周りの同年代は世界に通用する天才たちだったりする。やっぱり、不安感やいじけた気持ちはついてまわるよ……。
才能に目覚めるという意味ではスポ根マンガの変形だし、バンドもの・音楽ものとしてはオーソドックスに映るだろう。だが、だがなのだ。連載1回当たりのページ数を50ページももてる月刊誌の制約の無さゆえなのだろう。ページの使い方にせせこましさが無いし、ギャグも好調。作者ののびのび具合、好きな作品を描いている心地よさが画面からダイレクトに伝わってき、それは結果的に主人公の成長の速度とうまく合致して、たとえようもなく貴重な時間を一緒に過ごせている気になれる。幸雄が大きく息を吸えば、同時に息を詰めてページをめくろうとしていることに気づくだろう。
あなたがもっとも愛している音楽を(それはロックじゃなくクラシックでもジャズでもいい)ガンガンかけながら、緩やかに読み進んで欲しい。
傑作である。
【マンガサイト編集者・斎藤宣彦絶対のオススメとして記す:5月18日】

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