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電子書籍
大江戸妖怪かわら版1 異界より落ち来る者あり
著者 香月日輪
三ツ目や化け狐たちが平和に暮らす、おだやかな魔都「大江戸」。かわら版屋の少年・雀は、この町に住むたったひとりの人間だ。面白話を求めて奔り回る雀のところに「人間を拾った」と...
大江戸妖怪かわら版1 異界より落ち来る者あり
06/27まで通常493円
税込 246 円 2pt商品説明
三ツ目や化け狐たちが平和に暮らす、おだやかな魔都「大江戸」。かわら版屋の少年・雀は、この町に住むたったひとりの人間だ。面白話を求めて奔り回る雀のところに「人間を拾った」との一報が。おかっぱ頭の童女が、人間の住む異界から落ちてきたというのだ――。朗らかな妖怪たちの姿を鮮やかに描いた、優しい人情噺。
目次
- 雀、蜃気楼に永遠を見る
- 異界より落ち来る者あり
- 天空の庵にて思う
- 童女、異界を見聞す
- 桜貝の海に遊ぶ
- 月下に白菊咲く
- 風かわりて夏きたる
- 『大江戸妖怪かわら版(1)』用語辞典!
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紙の本
江戸っ子気質と人情の物語
2022/04/22 20:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、メインキャラクターである「雀」と娘っ子の小夜とすごす日々を描いた人情味溢れるストーリーです。
「雀」の親分の、含蓄あるアドバイスにより「雀」は江戸の街中を方々観光案内(?)して、小夜を楽しませます。そういった数々の楽しい出来事を通じてさりげなく小夜の深奥を見出だしていきます。その流れの筆致が非常に滑らかで、本書の醍醐味だと思います。
小夜は人間界に戻るのか?それとも戻らないのか? ほんのりとした感情を読み手に抱かせるハートフル時代小説でした。
紙の本
大江戸妖怪かわら版1
2023/11/15 17:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Qた - この投稿者のレビュー一覧を見る
妖怪ばかりの世界でたった一人いる人間、雀がかわら版の記者として活躍しています。この世界に落ちてきた頃の話はもう少し聞きたい。今後、語ってくれるかな。
電子書籍
まずは世界観の紹介かな
2020/03/14 21:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
軽妙な運びであっという間に読み終えてしまったが、深読みすると敢えて謎を残しての一冊目で、まずは世界観の紹介と言ったところなのかと
江戸時代とも言い切れない混沌とした世界観が、妖怪たちの平和な生活にマッチしていてどこかノスタルジックな雰囲気は好ましい
面白くなる予感はあるので期待したい