- 販売開始日: 2015/09/11
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-377304-0
スティーブ・ジョブズ(4)
著者 ウォルター・アイザックソン(原作) , ヤマザキマリ(著)
オフィスビルの上には海賊旗を翻し、イケイケだったマッキントッシュチームとスティーブ・ジョブズ。また、ジョブズはペプシコの偉大なる宣伝マンであったジョン・スカリーを口説いて...
スティーブ・ジョブズ(4)
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商品説明
オフィスビルの上には海賊旗を翻し、イケイケだったマッキントッシュチームとスティーブ・ジョブズ。また、ジョブズはペプシコの偉大なる宣伝マンであったジョン・スカリーを口説いて招聘した。そのスカリーとの蜜月期を経て、ジョブズは一気に孤独な時代に突入する、それまで以上に。世界的なベストセラーの漫画化作品が、全米での映画公開直前に最新刊刊行!
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ビル・ゲイツも登場するところ。でも、アップルを追われるジョブズ
2017/03/28 16:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
スティーブ・ジョブズの伝記マンガ化の4巻目。
アップルを設立して、IBMなどに対抗(この言葉も、ジョブズの言動からすると適切ではない気がするが)して新たな製品を作り出していく過程で周囲の者たちの軋轢がひどくなり、やがてアップル社自体を追放されてしまうというくだり。
3巻目までもそうだけれど、こうやって読み進めていくと、やっぱりスティーブ・ジョブズは変わり者(という言葉が適切でなければ、やはり天才と言うべきなのか)だったのだと思える。
きっと彼の頭の中には明確に非常にすぐれたコンピュータができ上がっていたのだろう。それを現実世界にどう誕生させるのかというのだけが彼のなすべきことと思っていたので、現実に落とし込むためにある種の妥協が必要だとか、マーケティングがどうだとかというのは関係ないんだろう。そのあたりが、「現実歪曲フィールド」と呼ばれる事態になってしまうということが、この1冊だけでも何度も繰り返されている。
きっと頭のいい人だろうし、それこそ天才なんだろうけれど、こういう人は実際には生きにくいだろうなあ。
この巻の後半でマイクロソフトのビル・ゲイツが登場し、スティーブ・ジョブズとやりあう場面が何度か描かれている。同時代に同じような才能をもった者が現れることを天文学の「連星」になぞらえていて、この2人が現代の「連星」であるとして描かれているのだろう。確かにそうだと思うし、私もこの2人の才能の恩恵の末端に浴しているわけだ。
だが、「連星」はあくまで2つの星であり、同じにはならない。当時を回想したシーンで、ジョブズがマイクロソフトのことを評して「製品に、文化の香りがしない……」「もうずっと、三流の、製品ばかり、作っている…」「それが、悲しい」(p.96-97)と言っています。言い得て妙だと思えてならない。
有名なエピソードがいろいろと
2022/08/24 01:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る
出てくる一巻。スカリーにゲイツとの邂逅と別離、マッキントッシュ上市(伝説の1984年「Big Brother」CMですね)、Appleからの放逐とNEXT立ち上げ等々。ヤマザキマリ氏の筆はますます快調です。