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残り全部バケーション
著者 伊坂幸太郎
当たり屋、強請りはお手のもの。あくどい仕事で生計を立てる岡田と溝口。ある日、岡田が先輩の溝口に足を洗いたいと打ち明けたところ、条件として“適当な携帯電話の相手と友達になる...
残り全部バケーション
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残り全部バケーション (集英社文庫)
商品説明
当たり屋、強請りはお手のもの。あくどい仕事で生計を立てる岡田と溝口。ある日、岡田が先輩の溝口に足を洗いたいと打ち明けたところ、条件として“適当な携帯電話の相手と友達になること”を提示される。デタラメな番号で繋がった相手は離婚寸前の男。かくして岡田は解散間際の一家と共にドライブをすることに――。その出会いは偶然か、必然か。裏切りと友情で結ばれる裏稼業コンビの物語。
目次
- 第一章 残り全部バケーション/第二章 タキオン作戦/第三章 検問/第四章 小さな兵隊/第五章 飛べても8分
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伊坂ワールド最高
2016/05/24 12:17
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミツバ - この投稿者のレビュー一覧を見る
相変わらずの、構成の妙。いつもの、あやしげな仕事の下請けに、憎めないキャラクターたち。軽快な会話がほんとうに楽しい。なんだかんだいって、主人公(溝口さん)の活躍も面白いし、やっぱり最後はじんわり、ほっこりときます。いちおう、章わけされてるけど、短編の連作という感じです。
紙の本
想像以上に面白い!
2016/02/25 12:40
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:梨奈 - この投稿者のレビュー一覧を見る
書店に行き、入り口近くに平積みされた台にこの本を発見!表紙のタイトルを見て初めに思った事は、「残り全部バケーションかぁ~…羨ましいねぇ~」でした。
タイトル通りなのかと本を手にして、衝撃!初めの2行で私の心は鷲掴みにされました!
私自体が変わってるのか解りませんが爽やかなお父さんの告白に興奮しました!
そして最後の飛べても8分は少し泣いてしまいました。伊坂さんの本は初めて読みましたがとても面白かったです!
紙の本
あらすじも帯の一文字も読まずに本編から読みましょう
2016/01/09 21:29
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊坂氏、相変わらずハズレなしで面白いです。
もし読まれる方は本の裏面のあらすじどころか
帯の文字も一切読まずに本編を読み始めることをお勧めします。
こんなに素敵な作家と同じ時代に生きていて
次々と生み出される作品を読めることの幸運に感謝です(笑)
紙の本
奇跡
2017/03/19 14:06
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Mr.天才バブッコ様 - この投稿者のレビュー一覧を見る
泥棒
病院
子供
未来から来た男
電話で会った、見知らぬ家族
この本は奇跡だと思います
本当に
思わず わぁ と、言ってしまうような作品
紙の本
やっぱり伊坂さんはいい!
2016/03/26 07:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:PPM - この投稿者のレビュー一覧を見る
久々に伊坂さん作品読みましたが、やっぱりおもしろいです。
彼の作品によくある、短編のように違う人間の視点で語られる物語が、
実は全部つながっていて、最終的にいろいろわかったりまとまったり
うまくいっちゃったりする展開、ほんとうにおもしろくて好きです。
今回も、一話目で悲しい予感の終わり方をしますが・・・・読んでのお楽しみ、です。
紙の本
伊坂幸太郎マジック
2016/02/20 11:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おがちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作は5つの独立した話が、つなぎ合わさってできている。登場人物は、当たり屋をやっている溝口と相棒(話によって変わる)。
彼らの面白い会話も楽しみながら、読んで欲しい。
電子書籍
おもしろい
2016/02/16 06:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:プリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊坂さんの作品が好きで、この作品も期待を持って読みました。
作品の世界に引き込まれました。そして登場人物にも愛着が湧きました。
とてもおもしろかったです。
紙の本
そうだといいな
2016/02/03 23:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のあのあ - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊坂幸太郎の本を好きな人が好きなストーリー展開
いいなぁ、どうしてこんなふうにつながっていくんだろう
ラストは、そうだといいなって、ワクワク読めた
紙の本
一定の満足感
2016/01/15 13:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あさり - この投稿者のレビュー一覧を見る
淡々と軽やかに各章を読めてしまったなという印象
"あ〜!?そうきたか〜"という意外性も、私が慣れてきたのか、「伊坂作品だから」自然にハードルをあげてしまうのか以前ほどしてやられた感はない。
でも、それだけじゃないのが伊坂幸太郎のやめられないところ。今後も期待しかない。
解説が佐藤正午というのもうれしいところ。
お二人ともずっと読んできた作家さんだけに
それだけで贅沢〜と思わずにいられませんでした。
紙の本
よかった!
2016/01/13 21:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まーしゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
久々にのめり込んで1日で読了した1冊。
登場人物はそれぞれみんないい味を出しており。
結末は私はよい方向に進んだことを願いたい。
それぞれのストーリーが繋がりを持っている連作短篇集です。
もう1回読み返したい。
紙の本
構成がすごい!
2016/01/05 23:24
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Zero - この投稿者のレビュー一覧を見る
連作短編集だが、それぞれの話の結びつきはそれほど強くなく独立している。しかし、全体で一本の芯のようなものが垣間見える。決して全部説明するのではなく、読者に想像させる書き方に脱帽。
電子書籍
楽しめます
2018/01/11 22:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
岡田君は問題児だそうです。
お父さんがスパイの友達もいます。
で、残り全部バケーションです。
飛んでもはっぷん、歩いて十分、二分しか変わらなくても飛べたら嬉しいから飛ぶ溝口さんも残り全部バケーションになるか!ハラハラどきどき。
電子書籍
曇った気持ちを明るくさせる一冊
2017/12/17 19:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Snowglobe - この投稿者のレビュー一覧を見る
本を読んで気持ちをスッキリさせたいけれども質の悪い本を掴んでがっかりはしたくない…と思っていた時に、昔読んだ伊坂幸太郎氏の小説がとても面白かった事をふと思い出し、電子版を購入。最近恩田陸氏の「ドミノ」等、いくつかの群像劇を読みましたが、この作品が一番読んでいて気持ち良かったです。特に、「善意」と「友情」について、不器用な登場人物たちを通して、いやらしくない(稚拙でも露骨でもない)描き方をされている点が好きです。面白い言い回しも多数。結末については「そこで切るのか」と驚きましたが、こういう形も悪くはないかな、と思いました。本を閉じてもストーリーが終わらず、まだまだこの先続いてゆくようで。
紙の本
なぜだか切ない読後感
2022/09/12 16:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る
バカンスが終わったような、ちょっぴり気分になるのは何故だろう。
面白かったから、終わるのが惜しいのかもしれませんね。
誰かからの影響で少しずつ人って変わっていくんだろうな。
心に残る言葉がたくさん見つかりました!
最後の1行で「く〜〜!」となりました。なんてオシャレな締めくくりなんだ!
紙の本
読後の満足感がたまらない
2020/08/21 17:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みそらん - この投稿者のレビュー一覧を見る
バラバラのピースがバシッとハマる感じ。
ラストに近づくにつれ、まだこの人達のストーリーに
触れていたいと思いながら読み終えました。
伏線が見事に回収されるのもとても気持ちよかった。