悪役令嬢、時々本気、のち聖女。 ２【電子版特典付】

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投稿者：ペンギンママ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

エリカはギデオンの病気を治すため魔法石を探しに行こうと決めますが、そのためにはヴィクトルの協力が必要になり二人は卒業前に解消を前提に婚約をする事になります。そして魔法石を探しに出た旅の至る所でエリカは、困った人を見過ごせない性格と天然さ故、王子様の許嫁として民の大々的な人気を得ていくんですが、これでは婚約解消した時王子様悪者にされ兼ねないですね。
一巻よりはヴィクトルが頑張ってますが、相変わらず捻くれモードなので、鈍感のエリカには中々気持ちが伝わりません。でも旅が進むに連れ徐々に二人が親しくなっていくと、常にヴィクトルの反応を気にするようになったエリカにニマニマしました。
これから感染病が発生した村に乗り込みますという大変な所で終わっていますが、深淵で会った魔獣達の言葉と併せて考えるに、次巻ではこれを乗り越えてエリカは聖女と呼ばれる事になっていくのでしょう。

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投稿者：ふじのき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

なるほど、タイトルは中味を確かに表している、と納得。無謀・無茶なエリカは周りを巻き込んで治療石を探す旅にでて、その過程で領民に絶大な人気を得ていく。最期感染症の村がでてきて、治療石があるのだから聖女と呼ばれるわけなのね。ふむふむ。天然な主人公だけど嫌味がなく、安心して読めるのがいい。

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投稿者：Lily　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この巻を読み終えて、この作品が今後どのように展開されるか何となく見えてきた気がしています。この巻は、最後その先も続くような感じで終わっているので、悪く言えば、キリが悪い終わり方だと思いました。王子の側近は、将来公爵になる予定なのに、口が悪すぎると思いました。王子の母親は性格が悪く、最悪な人物だと思いましたが、驚くくらい王子が母親の悪い影響を受けていないようでホッとしました。王子と主人公が好きなら良いかもしれませんが、私は主人公にそこまで魅力を感じないので、この作品があまり良いとは思えませんでした。この作品の終盤の展開を読んで、この作品が6年近く前に書かれていたことが印象的でした。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ヒロインの無邪気とも言える天然の言動は、目の前の悪を見逃すことが出来ない正義感だったり人を素直に信じて騙されても気づかなかったりで、正直言って周りは大変だと思うがシスコン兄や恋に目が眩んだ人間には苦にならないのかも知れない
まぁこれがヒロインの魅力の一つなのは間違いないのだが、将来の王妃として考えると問題が山積みだろう
とてつもなく危険な暗黒の森の深淵と言うことだった割に簡単に治癒石を手に入れることが出来たが、感染病が発生したととでこれが次巻への布石となっているようだ