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電子書籍
幕末武士の京都グルメ日記 「伊庭八郎征西日記」を読む
著者 山村竜也
隻腕ながら遊撃隊長として榎本武揚とともに戦い、二十六歳にして五稜郭で散った伊庭八郎。死の五年前の一八六四年、伊庭が将軍・家茂の京都上洛に帯同した際に記した日記がある。その...
幕末武士の京都グルメ日記 「伊庭八郎征西日記」を読む
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幕末武士の京都グルメ日記 「伊庭八郎征西日記」を読む (幻冬舎新書)
商品説明
隻腕ながら遊撃隊長として榎本武揚とともに戦い、二十六歳にして五稜郭で散った伊庭八郎。死の五年前の一八六四年、伊庭が将軍・家茂の京都上洛に帯同した際に記した日記がある。その「征西日記」には、勇ましいタイトルとは裏腹に、伊庭が呑気に京都を食べ歩く日常が綴られている。ある日は鰻に舌鼓を打ち、ある日は赤貝を食べ過ぎて寝込んでしまう――。本書では初めてその全文を現代語訳し、当時の政情・文化に照らし合わせ、詳細な解説を加えた。殺伐とした幕末京都を訪れた幕臣のリアルな日常が実感できる、稀有なる一冊である。
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紙の本
幕末武士の京都グルメ日記 「伊庭八郎征西日記」を読む
2020/02/10 19:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雨読 - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸時代末期に遊撃隊長として二十六歳の若さで五稜郭で散った伊庭八郎が死の五年前に、将軍徳川家茂の京都上洛に帯同した際に書いた日記「征西日記」につてい解説された著書である。
伊庭八郎は心形刀流剣術の八代目、伊庭軍兵衛秀業の長男として誕生し、剣術の修行に励む。
元治元年、家茂上洛の際将軍警護の一員として上洛する。日記は一月から六月までの半年間を記述したものであるが、京都や大阪での身の回りの出来事、食事や買い物、人間関係、または周辺観光などを記述されていて当時の状況がよくわかり大変興味を持ちました。
日記が江戸へ戻る途中で途切れていることが残念であります。
この後の伊庭八郎の壮絶な人生から想像しがたい穏やかな生活ぶりが日記には記述されており可哀想というか複雑な気持ちになりました。
電子書籍
食べることが好きで
2018/12/30 12:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
調理師でもある私にはピッタリの本です!幕末にはどんな食べ物があったか、中でもどういうものがグルメだったかetc.面白そうなことばかり。原書はそのままでは、たぶん読めないので解説付きなところがまたありがたいです!
紙の本
征西日記
2017/09/25 18:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一武士が見た京都などの観光視点が体験できて面白い。後に伊庭が名を残すことになることとは全く関係なく当時の息吹が感じられることは大変貴重だ。価格を現代換算していることに骨を折っているようだがあまりあてになる数値ではない。
伊庭八郎の「征西日記」すべて現代語訳で掲載されているのは嬉しい。
紙の本
観光日記
2024/05/01 10:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名にある「グルメ」は、どちらかといえば付け足しで、観光 物見遊山日記である。著者が作中にも述べているように、現代の観光と場所や感想が大変に似通っていることが大変に面白い。江戸時代の武士とは思えない率直な言動 感想が微笑ましい。とは言うものの本作はその日記の紹介に留まっていて、更に深い考察に踏み込んではいないところが残念である。