阪急電鉄　スゴすぎ謎学

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投稿者：岩波文庫愛好家　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

確かにあの車体の色と木目調の車内、それに緑色の手触りの良いシートは、どれをとっても落ち着くなぁと感じていました。幼少期から電車と言えば阪急だったので、他の電車に乗った時は、安っぽいというか、素っ気ないというか、何だか物足りない感じでした。
　名前は知っていましたが、小林一三さんは凄い人だというのも改めて判りました。また、幾つかの仕組みは阪急が先駆けて行われたものがあり、驚きました。
　阪急電車について様々な事を知る事が出来て有意義でした。

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投稿者：ぴんさん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

阪急の本、といえば、有川浩さんの『阪急電車』を思い出される方も多いと思います。こちらは、河出書房新社からされているということもあって、書名が「阪急『電鉄』」となっています。阪急電鉄株式会社が社名ですから、こちらのほうが正確、とは言えるかと思いますが、地元の人間は「阪急電車」といいます。内容的には小林一三の話や阪急マルーンの話など、地元の人間なら知っているかな、とも思いますが、読んでいて楽しくなる本ではあります。

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投稿者：つばめ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

阪急電鉄の車両、路線、沿線文化、歴史等について要領よくとりまとめられ、内容充実、コストパフォーマンスに優れた文庫本である。ただし、以下の2点については、一般に市販されている文献に、このような記述はなく、本当に事実なのか疑念が残るところである。疑念を持たれないためにも明確な根拠が記述されていれば申し分ない。
１．上牧～大山崎間で阪急線の上に東海道新幹線の高架橋を設けることが検討された。２．新京阪は京都市中心部へ当初、高架線で乗り入れる計画であった。