現代語訳 三河物語
徳川家の譜代として、主君を裏切ることなく代々奉公してきた大久保家。その家筋を誇り、子々孫々に至るまで忠勤にはげむことを説いた『三河物語』は、松平郷に興り家康に至るまでの徳...
現代語訳 三河物語
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商品説明
徳川家の譜代として、主君を裏切ることなく代々奉公してきた大久保家。その家筋を誇り、子々孫々に至るまで忠勤にはげむことを説いた『三河物語』は、松平郷に興り家康に至るまでの徳川家九代の歴史を今に伝える重要古典である。著者の大久保忠教、通称彦左衛門は、歴史上名高い長篠の戦い(1575)や関ヶ原の戦い(1600)、そして自ら参戦した上田城攻め(1585)などの様子を生き生きと描写し、ときには「天下のご意見番」として、主君への憤懣をも隠さない。当時の俗語で書かれた難解な原文を、読みやすい現代語訳で送る。
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実録
2018/07/07 06:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容には虚実が混ざっているものの上田合戦など臨場感が伝わってくる。訳者が現代語訳してくれているおかげで、より理解が深まる。179ページに真田源太左衛門尉(信網)とあるのは信綱の間違いであろう。
江戸時代に徳川家に譜代として仕えた大久保忠教による貴重な記録です!
2020/04/16 10:56
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、江戸時代に徳川家に代々譜代として奉仕した大久保家の忠教(通称、彦左衛門)によって著されたとされる書です。江戸時代後期にはその写本は広く出回ったようです。原書の内容は、松平郷に興り、家康に至るまでの徳川家9代の歴史が記録されており、歴史上名高い長篠の戦い、関ヶ原の戦い、忠教自らが参戦した上田城攻めなどの様子が生き生きと描写されています。ただし、創作の部分も少なくなく、事実との食い違いもあるとされている書です。同書は、私たちが読みやすいように、平易な現代語訳で書き直され、当時の様子がよくわかるようになっています。