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電子書籍
俳句歳時記 第五版 新年
著者 編:角川書店
厳粛で、晴れやかで、淑気に包まれるお正月。元日から初詣、門松、鏡餅、若水、屠蘇、雑煮など、古来の伝統行事にまつわる季語が並ぶ。歳徳神を家々に迎え、神酒を供えて一年の息災を...
俳句歳時記 第五版 新年
俳句歳時記 第5版 新年 (角川ソフィア文庫)
商品説明
厳粛で、晴れやかで、淑気に包まれるお正月。元日から初詣、門松、鏡餅、若水、屠蘇、雑煮など、古来の伝統行事にまつわる季語が並ぶ。歳徳神を家々に迎え、神酒を供えて一年の息災を祈る。初夢、三が日、松過を経たのち、左義長の炎とともに神は天に帰るのだという。年頭にハレの日を設けた日本人の叡知と自然への敬虔な思いが新年季語にはこめられている――。解説に作句のポイント追加した改訂第五版。全五巻の総索引付。
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紙の本
角川ソフィア文庫から刊行されている俳句歳時記、全5巻の新年編です!
2021/01/10 15:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、角川書店によって編纂された俳句を嗜む方には絶好の一冊です。同書は、春・夏・秋・冬・新年と5巻シリーズで刊行されているうちの一冊です。同書では、厳粛で、晴れやかで、淑気に包まれるお正月に関する言葉が豊富に収録されており、元日から初詣、門松、鏡餅、若水、屠蘇、雑煮など、古来の伝統行事にまつわる季語が学べます。歳徳神を家々に迎え、神酒を供えて一年の息災を祈るにふさわしい新年、そして初夢、三が日、松過を経たのち、左義長の炎とともに神は天に帰るという言い伝えなどが丁寧に解説されています。年頭にハレの日を設けた日本人の叡知と自然への敬虔な思いが新年の季語にはこめられているということを教えてくれる決定版です。
紙の本
言葉もまた日新た
2019/01/03 08:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎年年賀状に俳句を載せるようにしてから10年以上経つ。
新年ということでヘタな句であってもご勘弁頂いている。
今年(2019年)に詠んだ句が「駅伝の号令高き二日かな」。
この句の季語はわかるだろうか。
作った本人は「二日」という季語を使ったつもりだった。
俳句の季語は春・夏・秋・冬の四つの季節のほかに「新年」の部があって、「二日」というのはこの「新年」の季語にあたる。
「元日」が季語というのはなんとなくわかるが、「新年」に限って「二日」「三日」「四日」「五日」「六日」「七日」まで季語になっている。
ちなみに「五日」を詠んだ句に、櫂未知子さんの「金色のものの減りたる五日かな」がある。
さすがに巧いものだ。
先の俳句に戻るが、本人は「二日」を季語に詠んだ句で、作句の際には手元にあった『俳句歳時記 第三版』を確認したつもりだった。
だが、2018年12月に出たばかりのこの歳時記(第五版です!)にはなんと「駅伝」が「新年」の季語に採用されているではないか。
「第五版」のこの文庫の「序」に「編纂にあたっては(中略)季語の見直しを大幅に行った」とある。
言葉は生きているから、その時々で命のあるものが生き残っていくのだろう。
だから、「歳時記」も常に新しいものを持っていないと、失敗をしたりすることになる。
年賀状に詠んだ句は「季重なり」となるのだろうか。
だとしたら、こう詠むべきだったか。
「箱根路へ号令喬高し二日かな」
紙の本
ただ一句を得るために生涯を捧げた俳人たちの名句を収め、解説に「作句のポイント」を追加した、改訂第五版
2018/12/27 13:10
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
角川歳時記の大好評改定新版ついに全5巻刊行!厳粛で、淑気に包まれるお正月。年頭にハレの日を設けた日本人の叡知と自然への敬虔な思いがこめられた新年の季語。作句に重宝、全季語・傍題の総索引付。