食べる女―決定版―(新潮文庫)
著者 筒井ともみ
おいしいものを食べているときと、いとしいセックスをしているとき、女は一番幸せになれる。台所で立ったまま生玉子かけごはんをすする自由。深夜のラーメン屋で相席になった男とのラ...
食べる女―決定版―(新潮文庫)
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商品説明
おいしいものを食べているときと、いとしいセックスをしているとき、女は一番幸せになれる。台所で立ったまま生玉子かけごはんをすする自由。深夜のラーメン屋で相席になった男とのラブアフェア。恋人の裏切りを知った後に食べるチーズの官能。逝ってしまった大切な人たちを想いつつ縁先で傾ける日本酒と肴。味覚と心を研ぎ澄まし、人生の酸いも甘いも楽しむ女たちを祝福する、美味なる短編集。
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美しく貪欲
2020/06/14 20:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
食欲と性欲をさらけ出す、女性たちの生きざまに圧倒されます。彼女たちの恋を後押しする、料理の数々も美味しそうです。
食欲と性欲はリンクすると改めて実感。
2019/04/22 20:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雲絶間姫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
食欲と性欲はリンクすると実感したのは田辺聖子の「雪の降るまで」(ジョゼと虎と魚たちに収載)や島田雅彦の「ドンナ・アンナ」や食べ物に関わるエッセイ2冊でしたが、さらにこの「食べる女」を読んでやっぱり食欲と性欲はリンクするのだなと改めて実感しました.
好きな人と二人で美味しいものを食べて、夜を一緒に過ごして…干物歴の長い私には縁のない生活。だからこその憧れなのだと思います。
男を食べる
2018/10/15 08:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画の予告を見て、何だか美味しそうなシーンが多い物語なんだろうなと思い、手に取った。
短編集というよりは、ほとんどショートショート(20ページ前後の話が24編)。
それぞれ単独の話だが、職業や環境などが似通ったものもあり、緩やかに繋がっている感じもする。
読み始めて、すぐに気が付いた。
「食べる」とは、もちろん「食べ物」を食べる女のことではあるものの、同時に「男」を食べる女でもあると。
かなりの肉食女子が登場する(全員じゃないけど)。
それがイヤラしくなく、却って清々しいくらいで、読んでいて気持ちいい。
食欲と同じ、どこか動物的な生命力を感じてしまうからだろう。
元気がもらえる一冊だ。
短編集
2019/09/23 14:19
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投稿者:まち - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終わったが、あまり心に残らなかった。映画はどうだろう、映像だと違う味わいがあるかな。また機会があれば読んでみよう。