電子書籍
老後の生活を楽しむための稼ぐ力養成ガイド
2020/01/03 20:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルは「50代から」のだが、30代や40代の方も
読んだ方がいい。年金が当てにならない日本。対処するには60歳後も稼ぎ続けることが必要。
具体的な目安として、老後最低月額15万円を稼げるようになることのスタート地点を本書は50に設定している。
今の50代が老後を迎える頃、人口の3分の1以上が高齢者であることが予測される状況。
すなわち、年金支給年齢が引き上げられる上に、支給額が手薄くなり、下流老人続出の惨状が、現実として起こりうる。高齢者ばかりなので「歳だから」が通用しない社会になっている。
本書はまず50代から稼ぐことを真剣に考えるべき背景を論じる。その上で下流老人にならず、生き甲斐のある老後を生きる為に、現役のうちに行うべき準備、すなわち、50代ならではの知恵や発想、ネットワークを大切にして稼ぐ力をつける為の処方箋を授けてくれる。例えばインバウンドに目を向けてそこからビジネスを起こす発想など。
本書は稼ぐ力を身に付ける為の入門書である。人生百年時代。楽しく生きるには稼ぐ力が必要。
本書を読んだ今その力の付け方を考えている。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
40代独身なので、ちっとも当てはまらないかもしれないけど、でも自分もやはりこの先は、今よりも稼がないといけないとは思っているので、参考にしたい。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルに興味を持って読みました。これからは年金に頼れないからと言われても、急に稼ぐ事は難しいと改めて知りました。ファンドラップには手を出してはいけないという事はわかりました。
紙の本
「定年まで勤めあげる」はもうない
2019/02/21 08:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tomoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
定年退職まで一つの会社で勤め上げても老後は不安だらけ、
40代にとってはそもそも定年退職というルートも限られているし、
30代以下にとっては正社員すら高いハードルだ。
今の会社にいながら、まずは月15万円を稼ぐ力を身につける。
…ただ、具体的にどうこうというものは当然のことながら本人が考える以外になく、そこまで期待して読む本ではない。
投稿元:
レビューを見る
50代からの云々という本が巷に溢れているが、こちらは大前さんらしく、自己啓発と前向きに生きることを説いた1冊。しっかりと勉強し、自分の頭でニーズを見極めれば、月に15万円くらい稼ぐことは可能であり、それが国や政府の政策に流されず、自分の人生を自らコントロールすることにつながる。人生100年といわれるけど、昔のように定年退職したらのんびりと悠々自適と過ごせる人はほんのわずかであることは確か。自覚せねば。
投稿元:
レビューを見る
・50代からの稼ぎ方と楽しみ方を今から考えるべき。
・仕事をするためではなく、何を楽しみたいのか?
・そしてどうやって稼ぎたいのか?
・50代になっても、60代になっても、、、、今の時代をきちんと理解しなければいけないのだ!というメッセージが本書を通じて送られていると感じた。
投稿元:
レビューを見る
大前研一さんの本ははじめて読みましたが、スバっとした言い方が気持ちいいですね。
タイトル通り50代からの稼ぎ方について今の時代に即した方法で書かれていてとても参考になりました。
投稿元:
レビューを見る
会社にも年金にも頼ることが出来ない、ある意味で新時代が私たちの目の前にあります。令和の時代を生きる、私の世代が受けることになるであろうと思います。
つまり、私が入社した平成元年頃に定年を迎えた先輩の生き方、当然、私の両親の生き方もですが、それらを模倣することができない、という厳しい現実を理解して、それに手を打つ必要があるのですね。
この本の著者の大前氏は凄いです、自分は資産もあり仕事をしなくても生きていける身でありながら、このような本を書いて、今の会社に頼らない「稼ぐ力」を身につけて、いわゆる最初の定年(私は給料が大幅に下がる60歳と考えます)をどのように迎えるべきか、またどのように準備すべきかのアドバイスをこの本で与えてくれています。
60歳まであと5年、かなり時間が限られていますが、目の前の仕事もこなしつつ、将来を見据えて、どのような過ごし方をすべきかを、考えさせられた本でした。
以下は気になったポイントです。
・本書のメッセージは、50歳までに出世していなくても「稼ぐ力」さえあれば、自分の好きな人生を生きることができるという、より前向きな力である。稼ぐ力をあるというのは、いわば柔道や空手の「黒帯」を持っている様なもの(p6)
・あらかじめ答えがない問題に対して必要な能力とは、1)いくつかの答えの可能性が論理的に抽出できる能力、コンセプトの異なる2-3の仮説を導く、2)みんなをその気にさせて議論を引っ張て行くリーダーシップ、3)構想力、問題の全体像をつかみ見えていないものでも見えるようにする能力(p21)
・会社勤務中に定年退職してから手掛ける仕事を予行演習する、去年のスケジュール帳を見て、3割さぼることを考えて、その時間を予行演習に使う(p23)
・日本は憲法そのものが地方への自治権の賦与を禁止している(8章地方自治)ので、一極集中の是正は無理(p26)
・日本の社会保障制度は、団塊の世代のすべてが75歳以上の後期高齢者になる2025年に医療・介護の社会的費用がピークを迎えて、ほぼ確実に破綻するといわれている(p28)
・所得税、法人税、相続税等の既存の税金はすべて廃止して、預貯金・不動産などすべての資産に課税する「資産税」と消費に応じて課税する「付加価値税」の二つにシフトすべきである(p41)
・仕事の質や成果、地域差に関係なく「同一労働同一賃金」と言われたら生産性は下がる一方で企業は安い国に出ていくしかないので国内雇用は減る、それを言うなら、正規非正規問わず「同一生産性(=成果)同一賃金」にすべき(p43)
・日本は世界でも類を見ない「低欲望社会」なので、金利とマネタリーベースの操作により景気をコントロールできるアメリカのやり方が通用しない、アメリカでは金利下げてマネタリーベースを増やせば個人はローンを組んで新しい「見えるもの」を買う(p47)
・1)屋内でやること、2)屋外でやること、3)一人でやること、4)友人とやること、という4つに分けたマトリクスを作り、それぞれの領域でやりたいことが5つずつくらいないと、充実した老後は送れない、そしてそれらは現役時代に、遅くとも50代に始めなければならない(p55、56)
・日本人がやるべきことは、ライフプランを定めたうえで、自分のバランスシートをつくり、正味現在価値を正確に把握すること(p58)
・マーケティングオートメーションのパッケージソフトの一つとして、「マルケト」は、サイバー空間に興味を持ってもらいサイトに来てくれた人に対して営業活動を行い、購入や利用につなげるITツール(p65)
・本来、副業・兼業は「特殊な技能」を売って、高い報酬を得るようなものでなければならない(p70)
・今の会社の間接業務は、ほとんどクラウドツールを活用することでタダ同然で効率化できる、弁護士ドットコム、マネーフォーワード・フリー(会計)、セールスフォース(営業支援)など(p73)
・いまでは高価なPOSレジを導入しなくても、Squareリーダーをp利用すればPOSレジが必要なくなる(p82)
・シニア起業の場合に注意することは、複数の他人が絡んだ仕事はしないこと、ゼロから立ち上げない(p90)
・バンクーバーのようにカーシェアリングが当たり前になったら、個人の新車購入は不要となる、重要なのは「誰がオペレーションするか」カーシェアリングの中心となるのは、自動運転EV、新車販売のディーラーは20年後には絶滅するだろう(p105)
・必要な考え方は、「AIで何ができるか」と思考することが私たちがAI時代に有用な人間として生き残っていく道である(p123)
・この5年間での空室は、63万戸増加していて70%が一戸建て、現在は13.5だが、2033年には27.3%に達すると予測されている(p130)
・2018年1月に法律を改正して、全国通訳案内士の法律を改正して、その資格を持っていなくても、有償で通訳案内業務を行えるようにした(p149)
・月15万円稼げ!というのは、退職金に頼らずに生きるための発想である(p172)
・死ぬまで「稼ぐ力」をつけたければ、休日の時間の使い方を変えて、発想力・想像力を開発しなければならない(p203)
2019年5月3日
投稿元:
レビューを見る
出世競争では負けても、人生の競争では勝てる。
プログラミング技術、マルケトなどのマーケティングオートメーションのソフトを使いこなす技能等。
投稿元:
レビューを見る
<目次>
はじめにー稼ぐ力は見えない貯金である
第1章近未来、2040年に老後は存在しない
第2章思考改革、人生を国任せにするな
第3章実践編1、会社を実験台にして稼ぐ力を身につける
第4章実践編2、お金の生む発想力を磨く
第5章実践編3、稼げるビジネスはこれだ
第6章終活編、稼いだお金は死ぬまでに使い果たそう
おわりにー稼ぐ発想力の鍛え方
p122AIで何ができるかと考える
アジア人向け、インバウンド飲食店サポート
投稿元:
レビューを見る
第1章で近未来を予測、第2章ではあるべきライフプランを提示し、第3章以降では稼ぐ力の実践的アイデアを提供してくれています。
分かりやすい言葉で書いてくれており、理解がしやすい印象です。
発想力を豊かにし、月15万を稼ぐことを目標にアイデアを練っていきたいと思います。非常に興味深い内容でした。
投稿元:
レビューを見る
エンジェル投資家への道を。
今から 新しいことに チャレンジするよりも
若い人の 応援団に なるべきだ。
投稿元:
レビューを見る
大前研一の19年の本。76歳にしてこの切れ味。読んでいて楽しい。
以下メモ。
●稼ぐ力があれば「名札」「値札」が付くから勤める会社では余人をもって代えがたい人材となり、他社からも引く手あまたになる。起業することもできるので定年という概念はなくなる。
●会社依存、他人依存の人生、政府にいいように左右されてしまう人生ではなく、自分自身で操縦桿を握ること。
●21世紀は答えがない時代。すでにわかっている事実についての問いはパソコンやスマホで検索すればよい。地球温暖化をどう止めるか、少子高齢化が進む日本で経済的繁栄をどう維持するか、あらかじめ決まった答えがない問題に対して対応する能力が必要。
●いくつかの答えの可能性が論理的にスッと抽出できる能力。全くコンセプトの異なる2.3の仮説を当座の答えとして導き出せなければならない。
●正しい答えにたどり着くために、みんなをその気にさせて議論を引っ張っていくリーダーシップ。なるほど一理あるなと思ったら上下の関係なく誰もが合意できるような「寛容性」をメンバーから引き出す能力。
●構想力。問題の全体像を、パッと掴み、見えてないものでも見えるようにする能力。右脳を使う。
●見えない大陸の経済原則は、実体経済の空間に加えて、「サイバー経済」「ボーダレス経済」「マルチブル経済」の4つで成り立ち、富はプラットフォームから生まれる。しかし日本はこの新しい経済原則に基づく経済政策はなに1つ行われていない。
●世界で反映しているのは国ではなく「地域」。メガリージョンやメガシティ。シリコンバレーやサンフランシスコ。深圳。シンガポール。
●地方創生とか東京一極集中の是正など、世界でそんなことができたところはない。日本は憲法そのものが地方への自治権の賦与を禁止している。
●政府主導の教育無償化は、税金を使って能力の低い学生を量産するだけで何のプラスにもならない。
●大学は社会に出て役に立つスキル=稼ぐ力を磨く場だから、自己負担で学ぶのがよい。
●同一労働同一賃金は間違い。仕事の質や成果、地域差に関係なく同一労働同一賃金と言われると生産性は下がり、企業は賃金の安い国に出ていくしかないから国内雇用が減るだけ。正規であれ非正規であれ「同一生産性同一賃金」「同一成果同一賃金」ならわかる。
●会社に勤めている間は天国。新しいことをやって失敗しても出世が遅くなったり降格してもクビにはならないから。いろいろなことにチャレンジして会社のためではなく自分自身のためにスキルと経験を会社の舞台を生かしながら磨くとよい。
●ゴールドマンサックスは2000年頃は500人のトレーダーを擁していた。2018年ではニューヨークにいるトレーダーは3人。コンピューターエンジニアが200人で支えている。
●ドゥモアベターの発想は絶対にしてはならない。もっと長くもっと良くは延長線の考え方。ダイソンの掃除機やドライヤーがいい例。アイデアがカギ。
●自分があの企業の社長だったら、のシミュレーションを繰り返す。トレーニングを重ねることで知識と発想力が蓄えられていく。やるかやらないか。
●���分が金正恩だったら、トランプだったら、と自分ならどうするかを考える癖をつけることだニュースを右から左に流さなくなる。どうしても同じような発想にとらわれて思い込みに支配されがち。使い古された既成概念では新しいアイデアは生まれない。自分ではない誰かになりきることで自分の思い込みを排除する。
●エリザベスホームズ事件。詐欺事件のようだが、「ヘルスケア分野」に世界中から投資が集まった事実に注目せよ。経済ニュースは読むのではなく考える、発想する原点だと捉える。
●大手旅行会社はインバウンドが急増しているにも関わらず軒並み苦戦。アウトバウンドと国内旅行を主戦場にしていたから。ランオペ業務に移れないのは硬直化しているのか組織が大きいからか。
●葬祭ビジネス。ウェブ上に特定の人しかアクセスできない葬儀会場。香典をクレジットカード払い。誰が手を合わせてくれたか簡単に把握。香典返しも自動リスト。手配も簡単。
●1年で50ほどのビジネスアイデアを溜めて読み返すと心を打つものが2.3個残る。どうやって資金を調達するか、どんな人材が必要か、具体的な事業計画を作成する。このトレーニングを繰り返す。
●日本企業はリクルートやサイバーエージェントを除くと思考を膨らませることができない。普通の企業は数十年前からあった事業パターンをその延長線上で維持しているだけだから。そういう会社に10年以上勤めると誰もが「守り」に入り、発想力や想像力を失う。
投稿元:
レビューを見る
老後がなくなる時代
キャッシュを産む力を身につけるために、なりきって自分ならどうやって稼ぐか妄想する癖をつける
そんな行動が必要と改めて知らされた
投稿元:
レビューを見る
答えのない時代
・可能性を論理的に説明できる能力 IQ
・議論を引っ張っていくリーダーシップ EQ
・構想力 右脳
会社にいる間にスキルをみがく
・会計ソフト、マーケティング・オートメションのソフト freee
副業
・イタリアでは昼と夜で同じ仕事をしている。(会社は別)
・日本企業で求められる特殊な技能:プログラミング技術、マルケトなどのマーケティング・オートメションのソフト
クラウドで人件費を圧縮
・弁護士ドットコム、会計ソフト(マネーフォワード、フリー)、顧客管理・営業支援(セールスフォース)
スキャマン(派遣型スキャン代行サービス)
・電話対応 IP電話アプリ050plus
・メール対応 Gメール
・タスク管理・シフト調整 スマホアプリtrello
・社員同士の連絡 line
・決裁:スマホ・タブレット決裁対応端末すくえあ、債権管理代行NP後払い
・請求書作成:クラウド請求書作成サービス ミソカ
・出張旅費・経費精算:コンカー
・経理入力:メリービズ
・業務報告書・日報管理:googleドキュメント
・契約書のリーガルチェック:クラウドサイン
・社員教育:マニュアル作成ツール ティーチミービズ
わかもの:ナビタイム、乗換案内、メルカリ
自分の会社をサイバー化する
オプティム 佐賀のベンチャー
1週間に一度 社長シミュレーション tsutayaの社長だったら
経済ニュースで発想力を鍛える
IoTの次はIoE Internet of Everything センサー活用
AIで何ができるか:クレーム処理
東北(岩木山、竜飛岬、大間、八戸)インバウンドの潜在力あり、空き家が価値を持ちはじめる
事業を一つ選び、自分ならどんな付加価値をつけて稼ぐかと考える。早朝のNHK・BS1のワールド・ニュース。人や場所の固有名詞と数字はメモする。
新しいビジネスモデルは休日考える。半日くらい・考えたことはネットで調べて詳しいメモを取る。1年で50ほどアイデアが溜まる。
大前研一の講義映像 https://bit.ly/2QArBu1
月15万円目標。
・サイバーマーケティング Marketo
・弁護士ドットコム、マネーフォーワード、フリー、
・セールスフォース、
・スキャマン(電話:050plus、trello、line(社員同士の連絡)、決済(スマホ squarem、債権管理代行NP後払い)、請求書(Misoca)、シュッチュ旅費・経費精算(Concur)、経理入力(MerryBiz)、業務報告書(googleドキュメント)、契約書のリーガルチェック(クラウドサイン)、社員教育(マニュアル作成 Teachme Biz)
・起業:一人、自己資金:
・人に投資