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電子書籍
ふしぎな鉄道路線 「戦争」と「地形」で解きほぐす
著者 竹内正浩(著)
東京~京都間はなぜ中山道ではなく東海道で結ばれたのか? 御殿場と並ぶ、山陽本線の難所「瀬野八」が誕生した理由は? かつて北九州に約一週間だけ存在した幻の巨大駅とは? 普段...
ふしぎな鉄道路線 「戦争」と「地形」で解きほぐす
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ふしぎな鉄道路線 「戦争」と「地形」で解きほぐす (NHK出版新書)
商品説明
東京~京都間はなぜ中山道ではなく東海道で結ばれたのか? 御殿場と並ぶ、山陽本線の難所「瀬野八」が誕生した理由は? かつて北九州に約一週間だけ存在した幻の巨大駅とは? 普段私たちが何気なく利用している全国の鉄道路線は、実は知らないことばかり。日本近代史に精通する著者が、その成り立ちと残された謎を史料と地図を駆使しながら徹底的に深掘りする。
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軍と鉄道
2021/07/24 18:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
鉄道の路線の決定には地形や経済、政治などの要因がよく語られるが本書では軍部と鉄道との関わりが詳細に書かれていて勉強になる。陸軍の意向が戦前日本の鉄道網に大きな影響を与えていて国防を考え内陸部への線路敷設を求める軍と経済的に海岸線沿いを求める経済界との駆け引きが面白かった。
紙の本
戦争と
2021/04/30 07:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
鉄道と聞いたら、中国の満州鉄道など思い浮かべたが、もっと昔の西南戦争とは、歴史を感じる。
確かに九州地方には多くの名残がありそうだ。母の実家が福岡なので、そちらには、よく行ったけれど、鹿児島には、二度ほどしか行ったことがない。 いずれも飛行機だったので鉄道の旅をしてみたいな。
紙の本
鉄道
2020/06/17 09:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
鉄道路線の歴史について、いろいろな角度から分析されていて、興味深く読めました。戦争と地形に焦点を当てて、わかりやすかったです。
紙の本
日本史的にもマニアックな本
2019/10/23 08:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ふしぎな」というほど不思議ではないと思うが、
鉄道路線には、なぜそこにあるのか、という理由が厳然として、ある。
地形に左右されるのは当然だろう。
ただ、草創期の鉄道では(今もそうなのかな?)
勾配が想像以上に大きな障害なのであった。
それは本書を読んでよくわかった。
もうひとつの、軍事的な理由。
これについての議論が長くて、ちょっとうんざり。
ただ、いまの見方と全然違う見方ができるのはプラス面。
議論の雰囲気を伝えるために、原文と大意とが併記してあるので、
どちらかを読めばいい。
気が向いたら、両方読む。
この頃の軍人はまだ、権威風を吹かさないで、ちゃんと議論していたんだと分かる。
そういう意味も含めて、マニアックな本。
鉄ちゃん的な意味だけでなくて、日本史的にもマニアックな本でした。
電子書籍
戦争と鉄道
2021/06/30 20:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
その関係がこんなに深いとは……。近所に満州鉄道勤務の祖父を持つ人がいたり、元国鉄マンを遠縁に持つ我が身としては、大変、興味深く読みました。それぞれ日本の鉄道路線にも意味あったんですね……。
紙の本
文章が硬すぎて・・・
2019/09/01 17:56
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の現在の鉄道が、どのような経緯で敷かれたのかを歴史的観点から説いた、まじめな内容の著書です。
しかしながら、文章が重くて硬すぎて、これを読み切るのは苦難の技と思います。昔に書かれた書類を原文ママで載せており、仮名がカタカナで表記されているので、古典を読むのが得意な人でないと、理解しにくいでしょう。
しかし、付記されている地図は見る価値ありです。ひょっとしたら、現在のあの鉄道路線は昔の人のさじ加減でルートが全然違ったのでは?と空想できるのが、私にはよかったです。逆に言えば、それしか著書では読みどころがないのかもしれないですね。
まぁ、店頭で取ってみてみる価値はあります。