ベルサイユのゆり―マリー・アントワネットの花籠―(新潮文庫nex)
著者 吉川トリコ
まさか、わたくしの姿がお見えになるんですの? 2018年12月28日、ひとりのパリ旅行者が知らない女から声を掛けられる。女の名は、ランバル公妃。フランス革命で虐殺された、...
ベルサイユのゆり―マリー・アントワネットの花籠―(新潮文庫nex)
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商品説明
まさか、わたくしの姿がお見えになるんですの? 2018年12月28日、ひとりのパリ旅行者が知らない女から声を掛けられる。女の名は、ランバル公妃。フランス革命で虐殺された、マリー・アントワネットの女官長だった。王妃への強い思いゆえ亡霊となった彼女は語り始める。王妃を愛し、王妃に愛された女人たちのことを――。世界中から嫌われた王妃を過剰な愛で綴る、究極の百合文学!
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単純に面白い
2021/01/16 18:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:優乃 - この投稿者のレビュー一覧を見る
気軽にサクサクと読み進められる文体。
歴史が好きな人で、気分転換に何か読みたいなという時には特にお勧め。
ゆりって
2019/09/30 20:36
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
同性愛的なゆりなんだろうか?なんて思いながらw子供の頃は「悲しみの王妃」として知ったけれど、実際はワガママ王妃というイメージもある。
この物語ではまた別のイメージになるかな?
ゆり…?
2021/05/31 10:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:rumo - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルどおり百合感を期待していたのですが、その点はまったくなく。
ただ、先生が中世ヨーロッパに異常に詳しいです!ベルサイユのばらでは描かれなかったシーンやキャラクターの補正ができて大変興味深かった。
面白いが百合ではないので今後買う人はそのつもりで。
ランバル公妃
2021/05/17 20:26
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
「マリーアントワネットの日記」が予想外に面白かったので、スピンオフのこちらも。王妃の親友ランバル公妃の幽霊が王妃縁の人々にインタビューするというユニークな設定。王妃の娘マリー・テレーズが母を「あの人」と呼び、複雑な思いを抱いていたことなど興味深かったです。
マリー・アントワネットの日記のスピンオフ
2019/09/30 18:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぷりしら - この投稿者のレビュー一覧を見る
マリー・アントワネットをめぐる人達が、
くだけた口調でアントワネットとの関わりや自分の人生を語る、
という趣向は悪くないと思うし、これはこれでなかなか楽しめる。
ただ、「マリー・アントワネットの日記」のぶっ飛んだ文体のインパクトの後では
どうしても印象が薄くなってしまう。
「日記」のふざけた文体と、その向こうにあるシリアスさ…を凌駕するための
何かもう一工夫があれば…と思ってしまう。
ゆりにもいろいろあるらしく。
2022/02/11 10:49
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
吉川トリコ氏の作品は「マリー・アントワネットの日記」から読み始めた。
なので、そちらでは生首で登場するランバル公妃かあ、という視点から入った。
同性愛の意味合いでのゆりを期待して読み進めると、たぶん、かなりがっかりするのではないかと思う。なにせ髪結い氏のレオナールまで入っていたりするし。
百合がフランス王家の紋章であること、名作としかいいようのない「ベルサイユのばら」へのオマージュであると見た方が読みやすいのでは。
あくまでもこれは、フランス革命の物語ではなく、フランス王政の終焉の物語だと思う。