読割 50
電子書籍
ごきげんいかが、ワトスン博士 上
著者 キャロル・ネルソン・ダグラス , 日暮雅通
1889年夏。アイリーン・アドラーと親友のペネロピーは、パリで意識を失った男性を助ける。偶然にも、彼はペネロピーが家庭教師をしていたときの知人クウェンティンだった。医師の...
ごきげんいかが、ワトスン博士 上
ごきげんいかが、ワトスン博士 上 (創元推理文庫 アイリーン・アドラーの冒険)
商品説明
1889年夏。アイリーン・アドラーと親友のペネロピーは、パリで意識を失った男性を助ける。偶然にも、彼はペネロピーが家庭教師をしていたときの知人クウェンティンだった。医師の診察により、昏倒したのは毒物が原因だと判明するが、彼は詳細を語らない。だが、アイリーンの家で療養中に狙撃されたことで事情を打ち明ける。かつて戦場で助けられた軍医に迫る危機を知らせるため、危険を承知で彼を捜しているというのだ。軍医の名はワトスン――。アイリーンたちはアフガニスタンに端を発する事件をめぐり、名探偵ホームズとまたもや相まみえる!
目次
- まえがき
- 1 二人のつわものが……
- 2 東西対決
- 3 見抜かれたアフガニスタン
- 4 オウムに真珠
- 5 ストレンジャー・イン・パラダイス
- 6 けがれた過去
- 7 殺害計画
- 8 ピロートーク
- 9 死による引退
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
スイスイ読めるが、前を読んでた方が楽しめそう。
2019/07/29 09:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つきたまご - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズは、初めて手に取りました。ホームズ本家では、関わる話は読んでいたのですが。
こちらも、本家ホームズと同様、探偵の助手的な立場の人の手記のような形で、物語が進みます。物語の進み方の都合上、ワトスンの一人称の章もあります。
かなりスイスイ読めて、面白い本です。先も気になるし、下巻が楽しみです。
しかし、シリーズの作品ということもあり、前作までを読んでいた方が、きっと楽しめたと思います。登場人物達が、他の人についてなぜそのような感情を持っているか、などのが、突然読むと掴めない部分が多いです。
一応、説明的な文章も多いので、前作までを読んでいなくても、単発で楽しめる作品でした。しかし、前を読んだ方が、きっと良かったのだろうと感じます。