電子書籍
生活感がこもっている。
2021/01/17 13:35
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦国時代を舞台にした小説は大変に多いが、農民から足軽になった人間を主人公にしているところがなかなかにいい。有名武将の話ではなく 庶民 雑兵の話であるだけに生活感がこもっている。語り口が当時の登場人物が直接 実際に語っているように感じられるほど 実感がこもっていて実に生き生きとしている。
紙の本
足軽出世物語の開始である
2022/01/12 16:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦国時代を足軽を主人公にして、駆け巡る戦国足軽出世物語である。史実に基づき、血だらけの泥臭い戦いの場を描きつつ、しぶとく生き抜こうとする雑兵・足軽たちの奮闘は、躍動的で面白い。このシリーズは癖になりそうだ。
電子書籍
長く続く最初の一巻なのか
2022/03/18 19:32
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まさぁあ - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて読む作家、伊原忠政さんの作品でした。
これはどうやら、主人公の立身出世の物語の最初の一巻のようです。
また、主人公を通して、徳川家康の天下統一への物語も展開されるんだと思います。
色々シリーズ物読みかけなのに、また面白いシリーズを読みはじみてしまった、(苦笑)
紙の本
戦国の日常
2021/10/06 21:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は農民から足軽に転職した茂兵衛で、英雄たちが脇役というより登場場面がほとんどない戦国小説。
逆に、華やかさがない分、戦国の日常がふんだんに書かれた小説であり、新鮮である。
今後、茂兵衛が様々な戦を経て、出世していく様がどう描かれるか、楽しみである。
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時は戦国、波乱の世に漕ぎ出した新米足軽茂兵衛の立身出世はなるのか。
足軽の若者を主人公とした物語ということで、歴史小説とは違った戦国時代を味わうことができました。
足軽の立場から見た歴史というのも、当時の世相がよくわかり、これまでの戦国時代とは少し違った新鮮さも感じました。
これから歴史的人物が登場し、どのように歴史に巻き込まれていくのか楽しみです。
主人公も魅力的でこれからどんな出世をしていくのか、応援したくなりました。
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時代小説の人気作者らしく、ランキング大好きな家人のお推しで読んだ。
何よりテンポがあり描写も映像が目に浮かんで来て、ストレスなく読めた。主人公茂兵衛の足軽スタート。本田平八郎との邂逅もあり楽しみになる。
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時代小説には苦手意識があった。
だけど出世物語というエンタメ要素があるだけで、だいぶ読みやすくなる。
特に槍講義は興味深い。
次郎左衛門が説いた百姓と侍の違いも印象的。
百姓の人生は他人に左右されるが、侍の人生は己自身で決められる。
そりゃあ侍、選ぶでしょう。
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村で評判の乱暴者、茂兵衛。弟の丑松は、のんびりしてて馬鹿にされる。父なきあと弟や妹、病がちな母親を助けて働くが村の中で浮いてしまう。
茂兵衛は丑松をいじめていた若者たちに仕返しをするがやりすぎて殺してしまう。
村から出て乱世の中雑兵になることを決意。
そんな百姓上がりの青年の出世物語?
場所は三河。2度目の主人はのちの家康。
2巻目が楽しみだ。
なかなか知ることがなかった当時の戦も詳しくリアルに書かれている。
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『影武者徳川家康』を読んで三河武士に興味を持って、本書の存在を知った。現在も続く三河雑兵心得シリーズ。主人公・茂兵衛が、持って生まれた性格から農家の枠に納まらず、一向一揆側の武将に仕える。時は戦国、松平家康側との戦は三河者同士の内戦状態。しかし、敵味方に分かれて戦ううちに、茂兵衛が兜首をあげる武功を立て、次第に地歩を固めていく様は、読んでいた心地よいサクセスストーリーだ。さて、最初の殿様・夏目次郎左衛門から、いよいよ家康麾下となる茂兵衛がどこまで立身出世していくか楽しみだ。
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書店でのプロモーションで見て面白そうだったので図書館に予約。結構な人気で長期間待たされた。
その甲斐あって面白かった。
戦国時代の合戦のリアル、しかも雑兵の日常が活写されている。この茂兵衛が2巻以降出世していく物語らしい。先が楽しみな本がまたできた。
作品紹介・あらすじ
時は戦国、所は三河。喧嘩のはずみで人を殺め、村を出奔した18歳の茂兵衛は、松平家康の家来である夏目次郎左衛門の屋敷に奉公することになる。だが、折しも一向一揆が勃発。熱心な一向宗門徒である次郎左衛門は「君臣の縁は一代限り。弥陀との縁は未来永劫」と、一揆側につくことを決意する。武士人生ののっけから、「立身出世」どころか国主に弓を引く「謀反人」になってしまった茂兵衛。波乱の世に漕ぎ出すことになった新米足軽の運命やいかに!?
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今までにない足軽の視点から、戦国の気風や戦闘の実態が生々しく描かれる。
どうする家康ともリンクしていて、面白い。
これから、如何に主人公が出世していくか、楽しみ。
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面白かった。足軽が主人公とあって視線の低い歴史小説。
書店の平台にコーナーが出来てる。売れてるんですね。
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図書館のオススメ図書になってたので
借りてみました
時代小説は読む機会がなかったので
楽しく読めました
続きが気になるので他のも借りてみようと思いました
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本屋さんの店頭でランキング本として陳列されていたのが目について購入した本。
時代小説を読むのは何年ぶりになるか・・・
百姓のはみ出し者が足軽になって、これから出世していくんだろうね。史実に沿った歴史物で主人公が歴史書に出てこないような庶民(?)であるというのが、新鮮な視点でした。
とりあえず、続巻は購入済み。それにしてもタイトルが何ですべて〇〇仁義なんだろう?
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徳川家康がまだ松平家康で、一向宗と戦っている時代。暴れん坊の農民が小さな領主の足軽になり、
戦に負けて家康の足軽になるまで。
登場人物が後の錚々たる武将の揺籃期で興味をそそる。
これからどうなっていくのか楽しみ。