- 販売開始日: 2020/04/28
- 出版社: 一迅社
- レーベル: REX COMICS
- ISBN:978-4-7580-6860-4
バーナード嬢曰く。(5)【イラスト特典付】
著者 著者:施川 ユウキ
読みたいときに、読みたい本を。グータラな読書家“バーナード嬢”と、その友人たちが図書室で過ごすブンガクな日々――。『三体』『カササギ殺人事件』『ダレン・シャン』『本好きの...
バーナード嬢曰く。(5)【イラスト特典付】
商品説明
読みたいときに、読みたい本を。グータラな読書家“バーナード嬢”と、その友人たちが図書室で過ごすブンガクな日々――。『三体』『カササギ殺人事件』『ダレン・シャン』『本好きの下克上』『ギネス世界記録』……、古今東西あらゆる本への愛と“読書家あるある”に満ちた“名著礼賛ギャグ”、渇欲の第5巻!
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本の整理
2020/05/19 20:18
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
「読書漫画」第5弾。
読書好きの仲間たちが、今回もたくさんの「読書あるある」を語らいます。「駅構内にある小さな本屋は、店は狭いが今話題の本なのかを限られたスペースに凝縮している感じがあって、これはこれで知見を深められる」「他にも読みたい本がたくさんあったから後回しにしている内に、読むタイミングを逃した」「読まなきゃいけない本が溜まっているのに、新たに読みたい本が増える現象」「ミステリ読んでて翻弄されまくったあげく、最終的に滅茶苦茶なオチで本を壁に叩きつけてしまった」等々。やはり読書は最高です。
本巻で最も共感したのは、本の整理についてです。「増えすぎた本を整理して処分しなければならない。でも明確に要らない本は1冊もない。中身を吟味しようと読み始めて夢中になってしまったり、途中で挫折した本も後から読もうと除外したりして、結局全く処分できない」という話。まさに私です。旬な季節が過ぎ去った本も多数あるのですが、本を開くと処分できなくなってしまう。そして積読本が増えていく…。本棚に入りきれなくなり、段ボールが増えていく…。でも、段ボールの中をじっと見つめる時間が至福の時間だったりするのです。
読書家といえどそれぞれ
2024/02/13 23:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:忍者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読書家と言っても、得意分野は様々。独自のこだわりがあったりするわけです。それを綺麗に描きわけ、交差させる施川先生の天才性。脱帽です。
今回ももりだくさん
2020/04/30 17:31
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nkybgs - この投稿者のレビュー一覧を見る
死に山,十月の旅人,三体,本好きの下克上,手を伸ばせそしてコマンドを入力しろ,果つる底なき…たくさん読みたくなっちゃうじゃないか。
神林しおりが面白い
2022/12/14 19:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:林田力 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ギャグテイストの強い読書漫画。最初は名言漫画であった。主人公は読書を舐めている存在であった。読書漫画として発展する。町田さわ子に神林しおりが突っ込むパターンで始まったが、むしろ神林しおりが面白い。コアな読書家あるあるがある。
単行本の表紙は登場人物が迷言を話す一コマが使われている。表紙だけを見ても面白い。但し、第6巻の表紙の台詞「オドロキ」「オドラテク」は、これだけ読んでも理解できない。内容が読みたくなるものである。
『バーナード嬢曰く。5』71冊目「ストーブ」で神林は「誰かが評価したものしか評価できない人間になるぞ」と言う。値段で物の品質を判断することは、その典型である。
岡倉覺三著、木下長宏訳『新訳 茶の本』は現代社会の問題点を「値段の高いものを欲しがり、洗練されたものを欲しがりません」と述べる。ここには価格が高いものが洗練されているとは限らないという前提がある。値段と価値は比例しない。
高級な物を身に着けることで優越感に浸れる人もいるだろう。しかし、その行為自体が自分にとって有益かどうかを考えるべきだ。例えば、高級なスーツを着て、高級な腕時計をつけて、高級な靴を履いていたとして、それで仕事ができるのかと言えば、おそらく多くの人はできないと言うだろう。
高級な物を買い漁って、散財するような真似はしない方がいい。自分に合ったものでないとダメなんだ。必要最低限のものだけを揃えよう。「必要なものは何か?」を考えずに買いまくるようなことをすると、破産まっしぐらだぞ!