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投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公はFBI訓練生のクラリス・スターリング。バッファロービル連続猟奇殺人犯を捕まえるべく、監獄にいるレクター博士に助言を求めます。怪物を捕まえるためにより大きな怪物の助けを求めるのが面白いです。世界的に有名なサイコサスペンス物です。
サイコホラーの代名詞
2022/04/12 22:46
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
新人時代のクラリスが初々しいですね。鉄格子を通してレクター博士と向き合っていくうちに、自分自身の過去と決別する瞬間が感動的です。
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投稿者:のび太君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「名探偵コナン」キャラクター名の由来にもなった映画の原作である。しかし、前作の主人公は冒頭にさらっと記述があるのみ
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レクター博士とクラリス、運命の邂逅。
“悪の金字塔”がいま、鮮烈によみがえる 新訳
獲物の皮を剥ぐことから“バッファロウ・ビル“と呼ばれる連続女性誘拐殺人犯が跳梁する。要員不足に悩まされるFBIが白羽の矢を立てたのは訓練生クラリス・スターリング。
彼女は捜査に助言を得るべく、患者を次々に殺害して精神異常犯罪者用病院に拘禁されている医学博士ハンニバル・レクターと対面するが――。
作品名は映画などで知っていましたが、初めて読んでみて、
「主人公が犯罪者に助言を求める」といった形をはじめ、
現在までのサイコスリラーあるいはシリアルキラーの先駆となった作品だとのことを、なるほどと考えさせられました。
(ジャック・カーリイもその影響を受けていたりするのだろうか…)
上巻では主となる事件の概要と結末へのカウント・ダウンが始まるところまでが描かれているようで、
下巻でどのような展開を見せるのか気になるところです。
ハンニバル・レクター博士、つかみどころがない…。
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前作レッドドラゴンよりもレクター博士に焦点が当たっている作品。
クラリスが連続殺人鬼バッファロービルについて、レクターに助言を求めるが、レクターの解答は思わせ振りなもの。しかし、核心をついている。不気味だ
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映画よりクラリスが窮地
倉庫にもぐりこんだ後の記者との諍いとか、洗濯物のエピソードとかによってクラリスの強さとか社会的な不安定さとかを感じずにはいられなくて、読んでる私もこの話無事終わるのかって不安になった。
バッファロー・ビルの地下室の描写がすばらしい。文字を直視できないほどでした。
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有名な映画の原作。映画版は未見で、前作は既読だが内容をあまり憶えていない。そもそも、海外ミステリイにふだんあまり馴染がない。そんなわたしでも、本書がもつ魅力にはすぐに圧倒されてしまった。なにより、ハンニバル・レクター博士が凄い。犯罪者としても博士としても究極的な存在で、クラリス・スターリングとの会話にはとにかく唸らされてしまう。クラリスをじっさいに動かしているのはレクター博士といえるわけだし、その博士の作中での最後といい、どうもわれわれ読者も博士の手の上で踊らされているに過ぎないのではないだろうか。こういう人物像ひとつとっても、並大抵の小説ではないと思う。また、一般的にレクター博士はサイコ的な側面が強調されがちであるが、本作はミステリイとしてもなかなかよくできていると思う。ただ、もうちょっと事件を直接的な契機とした解決法であればなおよかったのだが。とはいえ、本作の完成度が高いことは間違いないし、そもそも猟奇的な殺人犯を、魅力たっぷりに描き出すことは相当難しいはず。それを簡単にやってのけるところが著者の真骨頂である。寡作は惜しいが、だからこそ全作品を制覇してみたいとも思った。
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『羊たちの沈黙』
トマス・ハリス
映画『羊たちの沈黙』は何度も繰り返しみているお気に入りの映画。自然と原作が気になるもので、気まぐれに読んでみた。
やはり映画とは焦点が違っていて、園意味では楽しめた。好みでいえば映画に軍配が上がる。
それはやはりアンソニー・ホプキンス演じるハンニバル・レクターが魅力的すぎるからだろう。
きょうの彼の身だしなみは、きちんとはしていても、どこかくすんでいる。脱皮しかけている虫のように。(p12)
★ここで虫のモチーフ。
くそ、もっと早くこの男のタイプを読みとればよかった。(p23)
★字体がかわり、クラリスの心の内が書かれている。
「・・・でも、連中はありとあらゆる生き方をしているんだよ。ぼくら人間同様に」(p194)
★上手い言い方をしているようだが、下手なところがある。
洗濯機のリズムは大きな心臓の鼓動に似ていて、その中で水が旋回する音は、胎児が耳にする音、人間の最後の安らぎの記憶に等しいものであることを。(p297)
★洗濯機から死への連想。とても面白い。
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映画は原作に忠実に作られているのだな。という印象。
原作のレクター博士もアンソニー・ホプキンスのレクター博士の印象とピッタリ合う。
もっと読みにくいかと思っていた。
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元祖サスペンスホラーといえばこれではないでしょうか?この恐怖にあなたはたえられますか?
熊本学園大学:はな
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絶対悪とはなぜこんなにも魅力的なのか?僕は一般的に悪事とされるようなこともさも当然のように、平然とやってのける圧倒的自由な様に憧れました。
本書の魅力はなんといってもハンニバル・レクター。彼が登場すると思わずこちらも姿勢を律しなければならない程の緊張感が漂います。脱出劇に関しては天晴れの一言。まるで音楽を奏でるように華麗に滑らかに行う残虐非道な行動には爽快感さえ覚えました。
絶対的な悪でありながら、知的で紳士的な彼の魅力を知るたことができるだけで読む価値は十分にあると思います。
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ずっと読みたいと思いながらなかなか手を出さずにいたのをやっと読み始めました。
映画は有名ですが、実は私は観たことがないのでまっさらな気持ちで読めました。
今海外のドラマで『ハンニバル』がやってるようですね。
時系列的には『レッドドラゴン』の少し前にあたるようですが。
小説でシリーズ読み切ったら映画やドラマも観たいなと思える程面白かったです。
レクター博士…連続殺人犯なのになぜこんなに魅力的なんでしょうか。
バッファロウ・ビルを追い詰めていくのも楽しいですが、レクター博士とクラリスの会話がとても魅力的。
博士の言動やソシオパスだということを聞いてついついBBCの『SHERLOCK』を思い出してしまった。
なんか…似てるんだよなぁ…。
二人ともソシオパスだからか…。
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ハンニバルシリーズは、ミステリというよりスプラッターのイメージがあるが、羊たちの沈黙は確かにミステリ色がある。猟奇的殺人鬼の所業、酷い有様の死体、ドロドロした荒さはあるものの、レクター博士の上品さが、それらを緩和している。
ただ、地名やら専門用語やら、カタカナが多すぎて読みにくい。
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本当にろくでもないことしかしないなチルトン。何故こんな無能をレクターを収監してる病院の院長にさせておくんだ
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FBI研修生のクラリスが、収監された連続殺人犯レクター博士に面会し、与えられた助言を元に殺人犯バッファロー・ビルの事件操作に参加する。その一方で、レクター博士は他の施設へ移転する。
主要登場人物と、事件が出揃ったところで上官は終わり。