- 販売開始日: 2020/06/04
- 出版社: 早川書房
- ISBN:978-4-15-031433-0
筒井康隆、自作を語る
著者 筒井 康隆
日本SFの黎明期における同人誌〈NULL〉の創刊と、その掲載作「お助け」が江戸川乱歩に発見されての商業デビュー。『時をかける少女』などのヒットや「浸透と拡散の時代」を経て...
筒井康隆、自作を語る
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商品説明
日本SFの黎明期における同人誌〈NULL〉の創刊と、その掲載作「お助け」が江戸川乱歩に発見されての商業デビュー。『時をかける少女』などのヒットや「浸透と拡散の時代」を経て、エンタメ小説黄金期における大活躍と断筆宣言。そして日本文学界の大家となり「最後の長篇」の執筆に至るまで――半世紀を超える作家生活を自ら語り明かして第50回星雲賞を受賞した豪華インタビュー集、新規対談を加えて待望の文庫化。
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筒井さんは思ったより良い人なのかも
2024/01/25 11:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
インタビュアーの日下さんの知識もすごいけど、筒井さん自身の記憶や文学への造詣の深さに改めて驚きます。
読み直そう
2020/11/03 18:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しゅんじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いくつになってもとんがり続ける筒井おじさんの話はどこまでも愉しい。昔読んだ作品の話を作者サイドから聞けるのはやはり面白い。読み直したくなるよなあ。若い頃は作品が第一で、作者の思いなんて二の次だと思ってたけど、この歳になるとまた違うように思える。最近好きな作家のエッセイが読みたくなるのはそのせいか。あと、本人の朗読でもう一度味わいたい。作品と作者、パフォーマンスは切り離せないんじゃないかと思う。「語り」とはそう言うことだろう。案外読んでない作品や忘れた作品も多い。読み直そう。
無茶苦茶面白い。
2020/07/27 11:44
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投稿者:たけとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
対談は江戸川乱歩の時代から、自作を絡めつつ当時の色々な作家との話が出てきて、歴史の証言を目の当たりにしている感がある。筒井作品はグランパ、七瀬シリーズなど数える程しか読んでいないのだけれど(あのパプリカの原作って筒井さんだったのね…)、巻末にある著作リストや対談の中で気になった作品を少しずつ読んでいきたいなぁ。
懐かしく、そして新しく
2022/09/21 11:51
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投稿者:円月堂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔読んだあの作品、まだ読んでいないあの作品、それぞれに対する著者の想いや背景などが知れて、非常に楽しい。再読しようという思いや、これから読もうという意欲をかき立てられました。また、作品リストも収録されていて役立ちます。
独り勝ちだなぁ
2021/01/23 21:56
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投稿者:忍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
SF第一世代はもうみんな物故者になってしまい、本当に独り勝ちの状態です。
相変わらずたばこは続けているようですし、先日も雑誌に新作短編が発表されていて、健在ぶりを示しています。