- 販売開始日: 2020/11/05
- 出版社: 笠倉出版社
- レーベル: Cross novels
- ISBN:978-4-7730-6056-0
華獣【特別版】(イラスト付き)
【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編を追加収録!】跋鬼という異形の化け物に悩まされている蒼龍皇国の公子・瓏蘭。人々に『水晶の君』と愛され、麗しい美貌と優...
華獣【特別版】(イラスト付き)
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商品説明
【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編を追加収録!】
跋鬼という異形の化け物に悩まされている蒼龍皇国の公子・瓏蘭。
人々に『水晶の君』と愛され、麗しい美貌と優しい心を持つ瓏蘭は、命がけで跋鬼との戦いに向かう将軍・凱焔への褒美として、『一夜限りの花嫁』になることを命じられる。
たった一晩だけ。限られた時間の中、激しい口づけとともに凱焔の子種をたっぷりと注がれた瓏蘭。
嵐のように去った男を忘れられずにいたが、傷を負いながらも跋鬼を倒した凱焔が舞い戻り、「俺だけを飼うと仰って下さい」と縋りつかれてしまい――!?
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「姫瓏蘭に命ず。左監門将軍、犲凱焔の一夜限りの花嫁となれ」本文より。
2021/08/10 23:27
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
悲劇的な物語かと思ったら、あらすじの「俺だけを飼うと仰って下さい」を読んでこのワンコ攻めなら大丈夫だ!と謎の勇気がわきました(笑)。そしてその予感は当たっていました(個人の印象です)。
ネタバレがあります。
左監門将軍を任され一族の長でもある24歳攻め・犲 凱焔、皇弟を父とし見目麗しく「水晶の君」と呼ばれる心優しい18歳受け・姫 瓏蘭、両視点。
「蒼龍」の力添えで大国となった「蒼龍皇国」は、受けの伯父が統べる国です。ところが人を襲い身を喰らう化け物「跋鬼」の侵入を防ぐ「長城」に綻びが生じ、皇国は危機に直面します。民を守るため悩んだ皇帝は、攻めが長をつとめ戦いに秀でる「犲一族」にその討伐を、受けには攻めの一夜限りの花嫁となるよう命じて・・・
宮緒葵先生初の中華ファンタジーです。
受けを一夜限りの花嫁とすることと引き換えに、「跋鬼」の討伐を攻めが引き受けたことから物語が進みます。「跋鬼」は皇帝が送った討伐隊の第一陣、第二陣を全滅させた化け物。一騎当千と称えられたさすがの攻めも、今度ばかりは腕や脚を失うことも覚悟しなくてはならないのでは?とハラハラしながら読みました。
死地に赴く攻めのため受けは純潔を捧げるのですが・・・まぁエロいエロい!そしてワンコから獣になった攻めがとにかくドスケベで、あれ?ひょっとして無事に帰還するかも?な雰囲気に(笑)。
攻めと受けがその後どうなるのかは、読んでからのお楽しみ〜!
幼い頃に母を亡くし、寂しく満たされることのなかった受けの心。それをいっぱいにしたのが攻めであり、そんな攻めに惹かれる展開がとてもロマンティックでした。また「跋鬼」の正体や「長城」の秘密、「蒼龍」の意図など伏線の回収も鮮やかで面白かったです。イラストもイメージ以上の艶やかさ!
ドスケベワンコ攻めと天然誘い受け、そして中華ファンタジーが好きな方におすすめの作品でした!
良かった
2021/09/13 13:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱぐぱぐ - この投稿者のレビュー一覧を見る
レヴューの評価が高く、
表紙の絵は趣味に合わなかったのですが、
読んでみたら、
あまりの純愛に恥ずかしくなるくらいでした!
敵は跋鬼より父親
2021/12/01 13:36
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
あとがきに「書いていて楽しかった」とありますが、読んでて伝わってきました。
漢字がたくさんの堅い文章で、攻めの突き抜けた変態っぷりが書かれてて、ちょっとコメディなのかと感じました。
とても面白かったです。
公子と犬
2021/07/04 05:36
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
作者さんの作品はわりとドン引きすることもあるのですが
気になると手を出してしまう。
なぜならば素材が好みであることが多いから。
時々、寿司を食べに行ってピザでお腹いっぱいにさせられる感じになってしまうのですが
今回はそんなことなく
中華を食べに行って中華を食べられた感じ。
まあ、引きそうになるのを半歩でとどまる・・・って感じではありましたが(笑)
今回ドン引きにならなかったのは、
中華風ファンタジーの世界観が良かったのと
犬である凱焔が若干強引さもありつつも、
ちゃんと瓏蘭の意思も聞くし、
きちんと国のために(いや瓏蘭のためなんだけど)働いたところ。
騎馬民族を祖とする犲一族の長である凱焔と
美しい公子の綾なし具合がちょうど良かった感じです。
(馴れてきたというわけではないと思う・・・)
凱焔は作者さんらしい犬ぶりだし、
犬に嫉妬しちゃうのも相変わらずだしなんですけどね。
実は最初から皇帝が皇太子(と国)のために
凱焔の気持ちを最大限利用したのではとも思うのですが
(『一夜限りの花嫁』を許可したところから)
まあ、WinWinと相成ったのでよしとすべきかとも思います。
今作は色々なものが入り混じった設定の世界観と
犬ぶりと薄幸な色をまとう美しい公子が
見事に作品に展開されていたと思います。
私としては仁祥な気分で読ませてしてしまいました
(途中なんどか変態言いかける仁祥がツボ
誰にも止められないんですぅみたいな・・・
読者である私も同じような気分でしたから)
相変わらずの犬ぶりで、お腹いっぱいではありますが
ラストのシーンはきゅんときちゃいましたです。
ひたすらワンコ
2021/09/17 00:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:匿名 - この投稿者のレビュー一覧を見る
攻めがひたすらワンコ。こんなに大きな図体なのにワンコ!とにかくどんな作品より犬感感じました。
それでいて変態でした。若干恐怖さえ感じましたが、
今までにない感じの作品がよめてよかったです。