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投稿者:イケメンつんちゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
おひな祭り
過去を振り返る旅
いゃーあ
久しぶりに読みました
約三年振り
丸善カバーが凛々しい
2日に分けて読みました
めちゃくちゃおもしろかったと
記憶の片隅に
金曜日の第一章で思い出し
土曜日日曜日はただひたすらビデオ消化
月曜日
なんとか病院前に終了
450ページの恋模様
ハラハラドキドキ
最終的には
ラブストーリー展開
長編小説
パンナコッタ
在庫もあるそうなので
ぜひお買い求めくださいませ
サーティワンアイスクリーム バナナアンドストロベリー
だから丸善書店はおもしろいんです
この時期ならではの内容
2020/12/11 19:45
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投稿者:ライディーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
このコロナ禍のタイミングで、この内容とは。
しかも、執筆はコロナのコの字もない10年程前。
フィクションと分かっていながらも、結構現実味はあります。
ウィルスなんてどのように突然変異を起こすかわかったモンじゃあない。
この時期だから、読めた感じはあった。
当然、刑事モノとしても十分に面白かった。
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ禍で「ウィルス」の存在に珍しさも違和感もなくなった現在、「赤い砂」の怖さもすんなりと受け入れられた。
犯人の、脅迫状の意味は何だったのか、ただの愉快犯的な意味合いなのか?親への反感なのか?何故こんな人間になったのか、知りたかった。
月明かりに満ちたラストが、印象的だった。
実にタイムリーな内容
2021/03/13 08:08
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投稿者:はなこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
未知のウィルスとの戦いを描き、このコロナ禍では正にタイムリーな話題だったが、
執筆されたのがかなり前、ということに驚いた。
序章からぐいぐい惹き付けられ、あっという間に読破した。割と早い段階で犯人は想像できたが、サイコパスが人為的にウィルスをばら蒔くなど、あり得なさそうなものの、世相を見ると国民の命よりも利権…と全くなくもないかも、と考えると非常に怖い。
赤い砂の正体は?
2020/11/20 11:59
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
研究員が電車に飛び込む自殺が発生した。刑事の永瀬は捜査を行うも自殺と判断される。後日電車の運転手の飛び降り自殺、鑑識刑事の死と立て続け不審な事件が起こるも事件性なしと結論付けられる。ある日、探偵社の社長が飛び降り自殺をする。刑事の永瀬は探偵社の社長の自殺が3年前の2件の自殺と同僚の死に共通性を感じ独自に捜査を始める。調べるうちに赤い砂の存在が・・・。
実際にあり得る話だと思い読み進めていました。ウイルスの危険性を再認識しました。
日本にはないが、海外にはあるウイルスが日本に上陸した場合のことを考えるとちょっと恐ろしいですね。
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【著者デビュー前の幻の小説!】男が電車に飛び込んだ。検分した鑑識員の工藤も謎の自殺を遂げる。盟友の刑事・永瀬は真相を追う。デビュー前に書かれた予言的小説。
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生物兵器の開発はきっと行われてて、それを目の当たりにした時の恐怖や混乱を上手く描かれてると思った。
今回のコロナも同様に言われてて、真実なんて一般市民にはわからないけど、それを想像させ、恐怖を感じさせる一冊だった。
これは面白かった。かなり。
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コロナ禍で、急いで執筆出版かと思ったら違った。20年も前の作品らしい。
そう思うと、この本をよくここまで書き上げたと、尊敬する。
今のコロナも、こんな感じに思えてくる。
ぞわぞわ恐ろしい話の展開。
よかったです!
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第一部 感染(2000年7月)
第二部 潜伏 (2003年7月)
第三部 発症 (2003年8月)
一人の死、間をおいて二人の死、同じ間をおいて更に一人の死。自殺か事故か事件か。親友を亡くした刑事は動かない組織の中で死の理由を探る。ウイルスとワクチン、大手製薬会社の闇の深さに寒気がする
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悪寒から始まった。伊岡瞬沼
半年立ってもまだまだ進行形。
「痣」「代償」「本性」「もしも俺たちが天使なら」「不審者」「いつか虹の向こうへ」と読んで
「赤い砂」で8番目
まだまだ「桜の散る前に」「冷たい檻」「瑠璃の雫」「教室な雨は降らない」「145gの孤独」「乙霧村の七人」「祈り」
とまだ楽しめます。(すみませんなんせ忘備録なので)
さてこの「赤い砂」
作者の後書きを「図書館の本がはじめて文庫だったので」みるとデビュー作「いつか虹の向こうへ」2003年の前、
なんとデビュー前に書いてた作品で
新作「祈り」を出版した後
実はウイルスのことを書いているということで、急遽突貫出版になったということが書かれていた。
そう表題の「赤い砂」がなんと
「アレナ.ルブラ」ーウイルスのことだった。
なんと今!
うーん。複雑。ウイルスのことはわからないので
作中の症状は、ありといえばあるかもしれない〜そんなことあるだろうか〜
いや、あるかもしれないし
こわっ!
今こそある程度は想像つくけれど
20年も前に想定したというのはすごい
しかし結構ウイルス的な話は多く
あまり取り沙汰されなかったらしい。
今だからこそ出版され世に問われるみたいですね。
フィクションとしてはなんだろう
「事実は小説より奇なり」
何があってもおかしくないし、
なんでもありのこの時代に、読むことの不思議さ。
世が平和であれば、不気味なことも
不気味なフィクションとして受け入れられるが現実が不気味で恐ろしい時に、なんか不思議な気持ちでよんだ。
読みながら
えー私って結構ハードボイルド好きなんだ!って。
ウイルスの怖さやら人間の悍ましさがあるが
最後は永瀬遼巡査部長〜かっこいい
「嘘やろ」「そんなバカな」と言いながら「笑」
ちゃんと希望のオチはつけてくれた。
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伊岡瞬『赤い砂』文春文庫。
文庫書き下ろし。デビューの数年前に書いた小説というだけに、粗さを感じるが、まあまあ面白い作品だった。
『赤い砂』というのが、どうやらウイルスらしいというのは前半の100ページ余りで明らかになる。しかし『赤い砂』と感染者の自殺との関係はなかなか明かされない。読み進むと今の新型コロナウイルスに通じる描写もあり、どんどん作中に引き込まれていった。ミステリーにバイオSFのエッセンスを効かせた小説という感じである。
始まりは、国立疾病管理センター職員の阿久津が駅のホームから電車に飛び込み、轢死するという凄惨な自殺事件だった。現場検証を担当した警視庁鑑識係の工藤は、体調不良を感じるや、警視庁内の食堂で同僚の山崎巡査を襲い、拳銃を奪って自殺する。
さらには阿久津を轢いた電車の運転士の早山が錯乱状態となり、自宅を飛び出してトラックに轢かれ、死亡する。それから2週間後、工藤に拳銃を奪われて負傷した山崎巡査も飛び降り自殺を図る。相次ぐ自殺の連鎖……
自殺した工藤の親友の刑事・永瀬遼が事件の真相を調査する中、大手製薬会社の西寺製薬に創業者の名前で脅迫状が届く……
《赤い砂を償え 遺族に二億ずつ、一週間以内に支払うこと 実行されない場合には鉄槌が下るだろう》
『赤い砂』の正体とは。誰が何の目的で……
本体価格820円
★★★★
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人身事故が始まる自殺の連鎖。その犠牲者の中には、主人公・永瀬の親友も。結局、事故で処理されたが、あれから3年後。大手製薬会社に来た脅迫状が、新たな事件を引き起こします。
物語の構成としては、全3部に分かれています。
第1部では、四人の自殺事件のあらすじが描かれています。一人の男の電車による人身事故が始まり、それに関わった人達が次々と謎の自殺を遂げます。
第2部では、第1部から3年後。大手製薬会社に脅迫状が。脅迫者は誰なのか?永瀬は、ふとある事件に注目し、3年前と関連があることに気づく。再び事件の真相を追おうとします。
第3部では、これで真相にたどり着くかと思いきや・・・そこから三日後の出来事が描かれています。果たして、事件の真相とは?結末は?
早い段階で、自殺と「赤い砂」との関係は、読者側としてはなんとなくわかるのですが、永瀬など警察側はわかりません。どのようにして、真相にたどり着いていくのかが物語の要となっています。また、脅迫者は誰なのか?犯人を推理する楽しみもあるので、色々と楽しめました。
全体的にトントン拍子かのように展開が変化していくので、疾走感があり、捲るページも止まりませんでした。
親友の自殺の真相が知りたいがために奔走する永瀬の熱血さや度を超えた行動力、権力に屈しない精神が、世界観を惹きつけてくれるので、映画を見ているような感覚がありました。
永瀬だけでなく、他の登場人物も良いも悪いも印象深い人たちばかりで、団結力や人と人との駆け引きが魅力的でした。
ミステリーとしての楽しみ方もありましたが、なんといっても「赤い砂」と呼ばれているウィルスの存在が、恐怖をそそられました。コロナとはリンクするところもあり、その脅威を知っているからこそ、より身近に感じましたし、フィクションとは思えない印象もありましたので、より恐怖感が増していました。
ラストは、ウィルスならではの特性を生かした終わり方で、果たしてグッド?バッド?というどっちにも捉えられるので、他の人と話し甲斐があるなと思いました。
自分だったら・・・と自由に思えますし、ウィルスの恐怖も合わさって、なんとも言えない余韻を味わいました。
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伊岡瞬がデビュー前、約二十年前に書かれたものに大幅に加筆された作品。医学、疫学の知識がなくても、コロナ禍で不安や恐怖と言ったものを少なからず経験した今だから分かるような気がします。
ウイルス学的な諸問題などはさておき、友人のために命がけで奔走する若き刑事の熱き物語、娯楽作品でした。
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一気に読んだ。ストーリーは大変面白かったが永瀬の行動に現実味がなかったことと、本筋を走るだけでストーリーにもう少し膨らみがあるとより面白かったと思う
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若い刑事が不可解な同僚の自殺とその前後に起こった4人の突破的な自殺を不審に思い事件を追って
行くとある研究所から持ち出された赤い砂
と言うウイルスに行き着く。
警察の上層部は、全てを自殺又は事故としてしか
取り合わない。
恐ろしい赤い砂と言う人間を狂わせる
殺人ウイルスの解明を追う少し異色のミステリー!
今現在コロナの状況下で読むと、なんだか複雑な
気持ちになる。