- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2020/11/26
- 出版社: 新書館
- レーベル: モノクローム・ロマンス文庫
- ISBN:978-4-403-56043-9
電子書籍
星に願いをかけるには
著者 著:イーライ・イーストン , 訳:冬斗亜紀 , イラスト:麻々原絵里依
人間に変身することができる能力を持った犬たち(クイック)が暮らす町、マッドクリーク。故郷マッドクリークに戻り、クイックの遺伝子を研究しているジェイソン・クーニックは、「い...
星に願いをかけるには
星に願いをかけるには (モノクローム・ロマンス文庫)
商品説明
人間に変身することができる能力を持った犬たち(クイック)が暮らす町、マッドクリーク。故郷マッドクリークに戻り、クイックの遺伝子を研究しているジェイソン・クーニックは、「いたわり犬」として多くの人間の最期によりそってきたクイック、マイロに出会う。引き受け人が決まらないマイロを見かねたジェイソンは、彼と同居することに。そんなある日、町に戻ってきたクイックから未知のウィルスの感染が発覚し、保安官・ランスが倒れる――。人気シリーズ第3弾!
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紙の本
今回はクイック同士
2021/06/03 06:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
1作目2作目と人とクイックの話でしたが
今回はクイック同士の話
クイックの遺伝子を研究しているジェイソンは
自分の犬を押し込めている状態
(アラスカンマラミュートだ!)
そしてホスピス犬でクイックになったばかりのマイロ
(ラブラドゥードルだ!)
しかも若いうちにクイックになったという。
行動がまた若い犬っぽい(笑)
この子(子って感じなの!)可愛いだけでなくて
人を助けたいという使命感と癒やしの力を持っているの。
しかもジェイソンがほぼ持ってないコミュ力が高さ・・・が半端ない。
ハグが大好きで、そして、「家」が欲しいのです。
マイロはすぐにジェイソンがそうだとわかったのに
ジェイソンは知識他色々が邪魔をして認めようとしない。
(この頑なさよ)
でも、マイロの危機に犬になるのですけどね。
(あ、そうそうマットとローマンにじろりとにらまれて
内なる犬が足の間に尻尾しまいこむジェイソンも好きです)
ランスとティムも登場
(しかも子供がいる!可愛い・・・
家族を作っているわー)
今回もランスは保安官としてがんばってますが、
(ちょっとデレデレなパパに成り下がってもいますが)
それ以上に病に倒れて大変なことに!
ローマンとマットもしっかり登場!
相変わらずの二人でした。
その他の人(クイック)たちもでてきて
マッドクリークが生き生きと存在している感がある。
そうそうクイックに多胎児が多いのと
同性との番率が高いのには因果関係があるのかなぁって
思ったりしたです。
(繁殖しすぎない種の防衛本能とか?)
話がウィルス系の話だったのがちょっと心にくる。
マッドクリーク同様に今の現実も解決すると良いのですけど。
ちなみにラストにちらりと不穏な描写もありましたので、
今後のマッドクリークにも目が離せません。
気難しいジェイソンと心優しいマイロが
仲良くすごしていけるマッドクリークでありますようにと願ってます。
もちろん、ランスとティム(とパンプキンも!)やローマンとマットもね。
情報では5巻まで刊行されているらしいので
翻訳・刊行心から望みます。
紙の本
3巻目がでるとは…!
2021/05/27 17:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:せつこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作も前前作も良かったので購入。主人公は新キャラで、人間側の人物ではありません。でもこのパターンもめちゃ良い。これまでのキャラもかなりしっかり出てくるので楽しめます。モノクローム文庫にはもっともっとやってほしい所存。私が英語で読めるようになれば良いのかもしれないけど。
電子書籍
またしても最高!!!
2021/02/28 22:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Pico - この投稿者のレビュー一覧を見る
月吠えシリーズ3作目。もう3作目にもなると中だるみするのでは?と不安でしたが、とんでもないです!気難しい科学者ジェイソンと、癒やし系マイロとの両片想い、最高でした!
なんでも理屈で解決しようとするジェイソンの心を、ピュアなマイロが少しずつ解きほぐしていきます。でもマイロはマイロで賢いジェイソンに認めてもらおうと必死です。
そんな中、マッドクリークに感染症のクラスターが起こります。いつも頼りになるランスも感染症にかかってしまい、科学者のジェイソンと、感染症を嗅ぎ分けられるマイロ、感染症にはかからない人間のティムとマットの4人で解決するため、感染源をたどっていくのですが、ここの展開も面白くて、相変わらずモノクロームロマンス文庫さんはBL以外の部分でも読み応えがあるなぁと脱帽でした。
読後感は爽やかでしたが、ラストはマッドクリークの秘密の危機!?という余韻で終わっています。続きが楽しみです!
また月吠え1冊目から読み返したくなる本でした。
紙の本
マイロが天使
2020/11/13 16:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆきちん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「月への吠え方教えます」「ヒトの世界の歩き方」から続く
マッドクリークの小さな町を舞台にしたシリーズの3作目。
小さな頃マッドクリークに住んでいた遺伝子学の研究者ジェイソンと
介護犬マイロの物語。
クイック達を襲う未曾有のウイルスとの闘いの話なのですが
今のリアルな世界とリンクしてしまってちょっと読むのが辛かったです。
今回はクイック同士のカップルだったのですが、
ジェイソンが自分の中の犬を抑え込もうとしていたため
犬成分がやや薄味だったのが残念。
マイロの方は天使かというようなかわいい子でしたが
ウイルスとの闘いが主だったのでラブもあっさり目でした。
ネタバレ注意
ジェイソンのラボでの回想でなんて不用心なんだ!と不安に思ったことが
最後の最後にやっぱりとなって、不穏な感じで次作に続きそう。
そこらへんもなんとなくスッキリしない感じでした。