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電子書籍
日本文学史 近代・現代篇二
著者 ドナルド・キーン 著 , 徳岡孝夫 訳
日露戦争の後におこった自然主義運動、そしていまなお読者をひきつけてやまない夏目漱石、森鴎外、白樺派の同人たち。近代小説の形成と発展を描く。自然主義/夏目漱石/森鴎外/白樺...
日本文学史 近代・現代篇二
日本文学史 近代・現代篇2 (中公文庫)
商品説明
日露戦争の後におこった自然主義運動、そしていまなお読者をひきつけてやまない夏目漱石、森鴎外、白樺派の同人たち。近代小説の形成と発展を描く。
自然主義/夏目漱石/森鴎外/白樺派
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紙の本
両雄相まみえるかの如く
2023/01/18 03:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が一人で物した、
日本文学通史の第十一巻です。
近代・現代篇第二冊の本書で
扱われているのは、二大文豪に
白樺派など。
紙の本
ドナルド・キーン氏による我が国の近代文学の代表作家、夏目漱石、森鴎外、その他白樺派の作家たちとその作品の魅力を丁寧に解説した名著です!
2020/08/19 09:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『日本を理解するまで』、『日本文学のなかへ』、『私の日本文学逍遥』、『日本人の質問』、『百代の過客 日記にみる日本人』などの著作で知られるアメリカの日本文化・文学研究の第一人者と言われたドナルド・キーン氏の作品です。同書は、中公文庫から全9巻で刊行されている「日本文学史 近代・現代篇」の第2弾で、日露戦争の後に起こった自然主義運動、そしていまなお読者を惹きつけてやまない夏目漱石、森鴎外、白樺派の同人たちに焦点を当て、彼らの文学作品の魅力について易しく語ってくれます。近代小説の形成と発展を描いた名著です。同書の内容構成は、「自然主義」、「夏目漱石」、「森鴎外」、「白樺派」となっており、読者の目の前に、近代文学の素晴らしさが蘇ります。
紙の本
自然主義文学は理解できない
2020/06/04 21:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
本巻は自然主義(国木田独歩、田山花袋、島崎藤村等)、漱石、鴎外、白樺派(実篤、志賀直哉、有島武郎等)の解説。キーンさんの作品レビューが冴え渡ります。ただレビューを通しても自然主義文学は理解できません。江戸時代の戯作からの脱却には避けられない文学だったかもしれませんが、自分の身の回りを精緻に描くという内容は甚だ退屈です。ただ藤村の「破壊」は再読しようと思いました。一方、漱石や実篤や直哉はきちんと読んでみたいです。なお、有島武郎に対するキーンさんの高評価に驚きました。
高校時代、独歩や花袋や藤村は睡魔との闘いでした。私の再読ベスト3は「坊っちゃん」「友情」「城の崎にて」です。「坊っちゃん」は古さを感じさせない痛快ストーリーに感服します。「友情」は好悪別れるかもしれませんが、思春期に女性に憧れるも接し方が皆目分からず、不器用にもフラれた傷を持つ方だったら絶対共感できると思います。「城の崎にて」は、静かな雰囲気の中で死を見つめる主人公の姿が簡潔な文章で表現され、何故か高校時代の方が今よりも感銘を受けました。ただイモリ好きの私としては、あの行動は許せません…゙。