- 販売開始日: 2021/04/01
- 出版社: 笠倉出版社
- レーベル: Cross novels
- ISBN:978-4-7730-6080-5
森の神様と強がり花嫁【特別版】(イラスト付き)
【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編を追加収録!】「亜耶はね、私に、とても素敵なものをくれたんだ」額に森の主の花嫁の印を持つ亜耶は、幼い頃の記憶がなく、...
森の神様と強がり花嫁【特別版】(イラスト付き)
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商品説明
【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編を追加収録!】
「亜耶はね、私に、とても素敵なものをくれたんだ」
額に森の主の花嫁の印を持つ亜耶は、幼い頃の記憶がなく、いつも孤独で役目から解放される日を夢見ていた。
ついに来た嫁入りの日、出迎えた森の主・蒼星は想像とは違って、優しく亜耶をあまやかしてくれる。
知らなかった優しさや愛情を注がれ続けるうちに、亜耶も蒼星のことが好きになってしまって……。
けれど、蒼星が亜耶の幸せを願うがゆえの行動で、再び亜耶の記憶が!?
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「大好きだから、きみには幸せになってほしい」本文より。
2022/06/30 23:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
あとがきによると、「森の奥深くを舞台」にした「神様と人間の恋物語」です。
ネタバレがあります。
●大きな森の奥に暮らす森の主攻め・蒼星
●幼い頃に額に印を付けられたため森の主に嫁ぐ受け・亜耶
○本編は受け視点、番外編は攻め視点
幼い頃、森で保護され森の主・蒼星と暮らしたことのある亜耶。ところがその一年後、記憶を消され村に帰された亜耶ですが、「主さまの花嫁の証」である印を付けられたため、十三年も自由のない隔離生活を余儀なくされることに。その間、村人から必要最低限の世話と花嫁修行を施され、いつしか亜耶は「自由」を欲します。そして嫁いだ亜耶は蒼星をたぶらかし、移動を制限する額の印を消して「自由」になろうとしますが・・・
愛しているからこそ相手が望むなら手放せる覚悟をしていた蒼星と、自由になりたかったはずなのに恋をして離れがたくなった亜耶。お料理したりお出掛けしたりと幸せに暮らしていたはずなのに、案の定すれ違いが発生。亜耶は再び記憶を蒼星に消されてしまいます。そりゃないぜ神様!と叫ぶところですが、蒼星の事情や思いがわかると断腸の思いだったんだなぁと泣けてきました。
孤独とぬくもり、その両方を知った二人はもう二度と離れることはないでしょう。
そして小椋先生のかわいらしいイラストと作中のエロさのギャップが!!この作品における攻めの優しさとエロさは比例する、と定義したいです。言葉責めはもちろん、結◯への中出し、潮◯き、騎◯位と大充実。また、すけべに協力的な動物たち(笑)。
そんな和風BLファンタジー、いかがでしょうか?
糖度200%
2022/02/18 06:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
思っていた以上の甘さでした。
額に森の主の花嫁の印を持つ亜耶
森の主である蒼星のお話
幼い頃の記憶がなく花嫁の印を持っていたので飢えや暴力は受けないまでも
軟禁され疎まれて成人まで過ごし、印を消して自由になることを夢見ている亜耶
で花嫁として行った森で迎えてくれた蒼星は激甘やかしさん・・・。
(ここは亜耶同様に「え?」な感じになりました)
溺愛故に相手の幸せになるように望むようにって思っての行動だけれど
これがちょっと独りよがりというかずれていたりするんですよね。
このずれ具合がすれ違いを起こして。
(途中、こんな目にあわせて良いのか?な感じになってしまったり・・・
こんな目にあうとは思わなかったのか・・・とかぐるぐるしました)
その点では亜耶の強さが地についていて愛らしかったです。
(歪んだ生育環境でありながら、素直で柔軟性が高い子に育ってました)
この世界(この国)はどんなところ?とか
結局亜耶父は何をしたかったのかとか
色々???も残ってはいるのですが、
これは甘々になる二人を楽しむ作品なのですね。
ということで、読後は口の中にじゃりじゃりと砂糖が残るような感じでした。
大切だから
2021/05/27 09:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
森の神様の花嫁の印を付けた亜耶は13年間も閉じ込められて生活していて、それを衣食住に困らず大事にされていたと思っている神様に違和感を感じた。
しかし村の貧しい生活から考えれると衣食住に不自由しなかったのは恵まれているとも言えるのかも知れないが、神様には亜耶の寂しさ孤独さなどの気持ちは分からなかったのだろう。
だから亜耶の幸せだからと記憶を消して放り出すような真似ができたのか。
亜耶を大切に思うあまりすれ違うのが切なかった。
だがこれからはずっと一緒に仕獣たちと仲良く幸せに暮らすことだろう。