最高のアフタヌーンティーの作り方

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投稿者：くみみ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

老舗ホテルで念願のアフタヌーンティーチームに抜擢された三十路手前の主人公。幼い頃から“スイーツ”に特別な想いを抱いていた事で見過ごしていたキラキラの裏側、現場での理想と現実の差に悩みながらも温かい人に恵まれ道を切り開いていく菓子テロ物語。生唾もののスイーツの数々とその歴史、目を瞑れば香りとイメージが広がってきそうな幻想的なシーンもとても魅力的でした

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投稿者：Pana　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

椿山荘をモデルにした老舗ホテル桜山ホテルのアフタヌーンティーチームが物語の舞台。

その中に優秀でも正規社員になれない外国人差別、ワンオペ育児の過酷さ、障害者差別など、日本の歪んだ現代社会の現実が織り込まれていており、考えさせられる部分も。
主人公が行き詰まった時、祖父に相談する場面や祖父のお菓子への想いに胸を突かれました。

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投稿者：チェリまほっこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

結婚前出産後外国籍それぞれの背景を抱えながらの働く女性のリアルが共感できます。
米国ほどは認知度が高くない読み書き障害を持つ人との働き方についても参考になります。
どこかのホテルにアフタヌーンティーしにいきたくなりました。

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投稿者：TOM　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

老舗・桜山ホテルで、憧れのアフタヌーンティーチームへ異動した涼音。でも初めて提出した企画書は、シェフ・パティシエに却下され、企画を練り直しながら接客や真心について見つめ直していきます。
ホテルのお庭が美しく、私もページをめくりながらお庭を散歩しました。美味しそうな食べ物が沢山出てきて、マカンマランシリーズのあの人もちょろっと登場します

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投稿者：302　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

装丁やお話の舞台は華やかで穏やかな印象だが、内容は、普通とは何なのかや、様々な差別・偏見について考えさせられるものだった。

誰でも何かしらそういう経験があるし、差別や偏見を主張する本人が１番自分をそう思ってしまっているかもしれない。

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投稿者：咲耶子　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

憧れの部署に異動になって力が入る女性、頑張りが空回りするけど、彼女の姿勢はシェフの頑なな気持ちを変えたり、自信のないお客の背中を押したりします。
さらには差別や偏見、正規非正規雇用のあり方、出産育児における女性の悩みなどを浮き彫りにしていきます。
季節のお菓子の描写もとても美味しそう。
贅沢な時間は人生のご褒美だと思えるお話です。

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投稿者：エムチャン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

老舗の桜山ホテルのアフターヌーンティーをめぐっての物語。遠山涼音を中心に周りの
スタッフや来客が、仕事や私生活の問題などを……というと、この作家さんの他作品とも似てます。パティシエの飛鳥井達也がいいですね。

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投稿者：hid　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

舞台がアフタヌーンティーを扱うホテルっていうだけで、
展開はありきたりですね。
すっきりまとまってました。
アフタヌーンティーを体験したくなります。