- 販売開始日: 2021/09/24
- 出版社: 講談社
- レーベル: ヨーコさんの“言葉”
- ISBN:978-4-06-512783-4
ヨーコさんの“言葉” じゃ、どうする
大好評! NHKの人気番組「ヨーコさんの“言葉”」ついにシリーズ完結です。「ヨーコさんのような、心が自由な人がいい」「流されずに生きたい人におすすめの本」「ヨーコさんの言...
ヨーコさんの“言葉” じゃ、どうする
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商品説明
大好評! NHKの人気番組「ヨーコさんの“言葉”」ついにシリーズ完結です。
「ヨーコさんのような、心が自由な人がいい」「流されずに生きたい人におすすめの本」「ヨーコさんの言葉はきびしいけど心地いい」「『どう生きるか』は『どうものごとを捉えるか』だった!!」ほか、シリーズに寄せられるお便りも続々。
世界で大ベストセラーの絵本『100万回生きたねこ』の著者、佐野洋子さんによるエッセイは、鋭くておもしろい、そして本当の優しさをもっています。ヨーコさんの世界観にぴったりだと大好評の北村裕花さんの250点近いイラストも、オールカラーで収録。
第1話「とどのつまり人は食う」は恋人を略奪婚された女友達や海外で出会った初老の男性との食にまつわる切ない逸話。第2話の「先入観」で、ヨーコさんはイケメンへの考え方を180度転換します! 母親とのほろ苦い思い出を描いた「口紅」、認知症への心配が高じたヨーコさんの日々「じゃ、どうする」、そして友情の深層心理に思わず「やられた!」と言いたくなる最後の1篇。
第5弾、シリーズ完結も人生の真実に笑えて泣ける1冊です。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
目次
- その1 とどのつまり人は食う
- その2 先入観
- その3 大地(はは)
- その4 口紅
- その5 私は母も子供だったのかと大変驚いた
- その6 もう東京には行きません
- その7 親切だなあ
- その8 じゃ、どうする
- その9 あとがき
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いちばん大切なもの
2018/10/16 15:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵本作家でエッセイストの佐野洋子さんのエッセイを紙芝居風に作品化したNHKEテレの「ヨーコさんの”言葉“」。
わずか5分の番組ながら、見終わったあとには背筋が伸びている。
それを書籍化したシリーズ本も5冊めとなるこの『じゃ、どうする』で完結。
本であれば、完結になっても何度も読み返せるのがうれしい。
この番組は佐野さんのエッセイに北村裕花さんが絵をつけて、上村典子さんが語ってくれるように出来ているのだが、本となると上村さんの語りは聞くことはできない。
そこは読者が文字を追いながら、頭の中で上村さんの語り口調を再現するしかない。番組を見たことのある人なら、きっと大丈夫だろう。
うれしいことにこのシリーズ本では北村裕花さんの番組で使用された約250点のイラストを見ることは出来る。
ありがたい、ありがたい。
この本では最後に収録されている「あとがき」という作品がいい。
これは『友だちは無駄である』というエッセイ集から出典されている。
その中の一節。
「私は無駄なものが好きだった。(中略)能率や、成績や進歩に直接かかわらないものが好きだった。それがいちばん大切なものだった」
これで終わるのだが、北村裕花さんの最後のイラストがソファで寝そべる佐野さんの姿というのも、いい。
きっとこの番組、あるいはこの本がいいのは、別にこれらを知ることが重要ではないけれど、でもきっとそこに「いちばん大切なもの」が隠れているからだろう。
無二の親友とは
2018/09/08 21:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐野洋子氏の随筆の絵本化第5弾で、Eテレで放映された50話の内9話分を収録。今回で完結です。奥深い話ばかりでした。
中でも、第2話では、「外側や条件で人はわからない。一個一個調べないとわからない」と皇族の方に読んでもらいたいと思いました。第4話は、母が自分自身であるために化粧をするという話。第5話は、母にも子供時代があったのかと驚く話。私も、父も母も生まれつき父と母であると思っていました。第9話は、かけがえのない親友の話。最近、無二の親友が既に亡くなっていたことを知った私としては、とにかく共感しました。
兎に角楽しい
2021/01/22 22:18
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投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
色んな角度から人間観察、時に自分観察をされていて面白い。
「暇な人って人相がいい」は言い得ているかも・・・とほくそ笑んでしまった。
物忘れの話、他人が物忘れするとどうしてこんなに嬉しいのだろう・・・まさに本音。
そしてその後に自分の物忘れ体験談が。
短い言葉と飾らない挿絵が実に良い味をだしている。