- 販売開始日: 2021/10/21
- 出版社: 笠倉出版社
- レーベル: Cross novels
- ISBN:978-4-7730-6312-7
蒼の王と真珠姫【特別版】(イラスト付き)
【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編を追加収録!】遥か昔よりその国は海の神「蒼の王」に生贄「真珠姫」を捧げることで栄えていた。伯爵家の長男リアンは、異国...
蒼の王と真珠姫【特別版】(イラスト付き)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編を追加収録!】
遥か昔よりその国は海の神「蒼の王」に生贄「真珠姫」を捧げることで栄えていた。伯爵家の長男リアンは、異国の血をひくゆえ、継母や異母弟に召使扱いされていた。誰にも愛されず何も望まずひっそりと暮らすリアンに突然の縁談が。それは、海を支配する蒼の王との婚姻だった。死を覚悟して真珠姫となるリアンだが、そこは想像を遥にこえる楽園だった。優しい蒼の王やかわいい猫族の従者たちとの楽しい生活。だが、子どもの誕生とともにリアンは泡と消える運命で──。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
メルヘンチックな
2021/12/23 14:56
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
童話の世界に紛れ込んだようで切なく悲しかったりもしたけれど最後はハッピーエンド。
二足歩行の猫や海の中に住むウサギや犬たち、イルカに乗ってのお出掛けと夢のあるお話で、何と言っても人を疑うことのない純粋で無垢な神様である蒼の王とそれに似合いの真珠姫になったリアンの魂の美しさが読後の清涼感をもたらした。
異種婚姻譚のおとぎ話
2024/05/07 05:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
異種婚姻譚のおとぎ話
作者さんらしい話というか、作者さんのテンプレートとおりというか。
主人公のリアンは日系ではなかったですが、異国の血をひく子供
母はなく父と正妻・異母弟妹に虐げられている安定(?)の不憫な環境
唯一よすがとしていたオルフェオにすら裏切られ
(彼の最初の言動にはちょっと「今更なぜ?」的に思ってしまい
ちょっともやもやしてしまいました)
孤独と絶望の中真珠姫として蒼の王に嫁ぐことになる。
あまりにも絶望と孤独の中にいたので、泡となるとわかっていても
10ヶ月王に愛されたいと願う。
蒼の王のシグも切なく寂しい魂を持っている。
そして「リアン」自身を求めている。
人の心を学ぶために本を読んだりするところは同作者さんの竜伯爵に通じる
(同種族が一人っきりというところとか、子孫の残し方とかも
まあテンプレートな感じではありますけど)
なんか一応リアンを虐げていた人間は因果応報的な目にあいます。
(異母弟妹については、なんだか甘いなぁ的には思うのですが)
オルフェオに関してはなんかちょっと中途半端でもやもやなところもありました。
シグが思いのほかスパダリ感がなくて、
ちょっと待て待て的なところもあるのですが
世間(地上)知らずな感じがおとぎ話的なのと
逆に人間の悪辣さや残虐さ愚行が際立って良かったと思います。
結局は人間側が契約を反古にしたのですからね。
そのおかげで人と接していた部分が切れて
おとぎ話の国がおとぎ話の国として幸せに暮らしましたになるので良しなのかもしれませんね。
海の王の従者が猫ってちょっとシュールに思ってしまいました。
☆3.5
かなり早い段階でラブラブに
2023/03/02 14:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:某読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
元々、狙いを定めての真珠姫を指名していたので、あっという間にラブラブになって、華藤先生の話にしては、ゆるい感じのハッピーエンドでした。
魚は鳥、珊瑚は木々、貝殻は花
2022/04/08 18:08
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
電子で読みましたが、カーニバルのシーンで進みが8割です。そこからが駆け足すぎて置いてけぼりでした。
お話の雰囲気とイラストがぴったりで良かったです。