- 販売開始日: 2021/10/19
- 出版社: 早川書房
- ISBN:978-4-15-184252-8
ブラックサマーの殺人
過去に手掛けた事件に冤罪疑惑が持ち上がり、刑事ポーは窮地に立たされるが……『ストーンサークルの殺人』に続くシリーズ第二作
ブラックサマーの殺人
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映画みたい
2023/10/16 17:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:平井 - この投稿者のレビュー一覧を見る
専門用語があるにも関わらず読みやすい文章で、サクサク読むことができました。まるで警察ものの洋画を観ているような気分になりました。
衝撃的な面白さ
2023/04/20 07:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ずっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容に深みがあり,読み進めていくほどに止まらない面白さがある.登場人物の個性も
この本の魅力.自作も楽しみにしています.
サイコパス・シェフの事件
2023/03/21 08:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリーの基本は謎解きだが、謎の意外性と、その謎を生み出しうる仕組みの現実性が、読む者に多くの読書体験をさせてくれる。三ツ星レストランシェフのサイコパスそのものの理性的というか鋭利な論理的思考を、どのように崩していくかが、物語の一つの軸になっていた。そして警察組織の中の対立が、時には犯罪者の有利な方向に向くことを、読者は危惧してしまう。主人公ワシントン・ポー、凄腕の病理学者エステル・ドイル、ポーとドイルの名前が埋め込まれていることに、ニヤリとする。
今最も楽しみなミステリーシリーズ。
2021/11/12 01:03
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゲイリーゲイリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゴールデン・ダガー賞を受賞した「ストーンサークルの殺人」の続編にあたる本作。
前作同様謎が謎を呼ぶ展開と思わぬ伏線の数々により、ページを繰る手が止まらなくなる。
一見無関係に思える点と点が予想外の役割を果たし真相が明らかになる瞬間や、事件の山場をプロローグとして描きそこに至るまでに何があったかを時系列順に見せていく物語の構成など、どれもこれも王道で目新しさはないものの、これらの手法が実に効果的で非常に質が高い。
物語のリーダビリティや分かりやすいキャラクター造形といった本作の魅力を踏まえると、本作はミステリー初心者にとって最適の作品と言えるだろう。
また本作は続編ということもあり、メインキャラクターたちの成長やそれぞれの関係性の変化なども見どころの一つとなっている。
本作では特に主人公であるワシントン・ポーの相棒であるティリーブラッドショーの成長が著しく、頼もしいと同時にどこか寂しくも感じた。
また、新たに登場するキャラクターも他のメインキャラクターたち同様、特徴や役割が明確に描かれているため、すんなりと頭に入ってくる。
こういった分かりやすすぎるほどの人物描写が本作では非常に活かされており、シリーズを通じての魅力となっていくことに疑いの余地はない。
個人的には今最も楽しみにしているミステリーシリーズである本作。
アンソニー・ホロヴィッツのシリーズも確かに素晴らしいが、展開力や突拍子もない謎によるリーダビリティといった観点では本シリーズに軍配が上がるかもしれない。
それほどまでに魅力溢れ、一度読むと心を掴んで離さないシリーズなのだ。
サイコパス料理人と分析官の熱い攻防
2021/12/10 22:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
サイコパスの料理人と、罪を被せられそうになっている捜査官の攻防が面白すぎる英国警察小説。第1作も情報量が多かったけど、本作も相変わらず情報量が多くて味が濃い。それでいて展開はサクサク進んでいくから胃もたれしない読後感。分厚さに圧倒されますが、2日くらいでサクッと読めました。
イギリスの警察モノ
2023/04/06 15:21
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者の、登場人物への名前の付け方がなんともいえません。主人公ワシントン・ポーは、当然、エドガー・アラン・ポーが。そして、病理学者エステル・ドイルには、シャーロック・ホームズの作者への敬意が込められているようです。