- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2021/12/16
- 出版社: 新書館
- レーベル: 新書館ディアプラス文庫
- ISBN:978-4-403-52542-1
電子書籍
異界で魔物に愛玩されています
秀翔が目を覚ますと、そこは異界だった。人間を食料として扱う店で間一髪のところを、山羊頭の魔物サタナキアに買い取られる。命の危険はなくなったものの、檻に入れられ、首輪と鎖で...
異界で魔物に愛玩されています
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異界で魔物に愛玩されています (新書館ディアプラス文庫)
商品説明
秀翔が目を覚ますと、そこは異界だった。人間を食料として扱う店で間一髪のところを、山羊頭の魔物サタナキアに買い取られる。命の危険はなくなったものの、檻に入れられ、首輪と鎖で繋がれ、ペットとして飼われる秀翔。だが知的なサタナキアと互いの言語を教え合い、やさしくかわいがられるうちに、秀翔は彼に惹かれていく。一方、サタナキアのほうにも変化が表れ……? 高位悪魔×普通の大学生、種族を超えた恋。
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紙の本
理性的で知的好奇心が旺盛な山羊攻めが好き
2021/12/09 10:47
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間の輸入業者(魔物)に誘拐されて魔界で食肉として売られていた受けを攻めが愛玩動物として買い取る話。
とても至れり尽くせりで大切にしてくれるし攻めは人間と倫理観が近いタイプなんだけど、人間はあくまでペットな感覚が新鮮で面白かった。
トイレが檻の中で丸出しで受けがハンストを起こして無事に囲いを付けて貰うんだけど、攻めには根本的な部分が理解して貰えない。
猫が猫砂を気に入ってくれなかったくらいの感覚。
食器だって完全に別に分けられてる。
人権!といろいろ文句をつける受けに対しても気難しく、気位が高く、飼いにくいらしいけど結構かわいいな〜て完全な飼い主目線。
それがどんどん変化していくのが面白かった。
受けは安全で衣食住が満たされた生活を送りながらも「人間らしい」ってどんな暮らしなのか考える展開も印象的。
紳士で博識な攻めとの哲学的な問いがある物語で面白かった。
最初は苦手だった横長の瞳孔や山羊頭が好きになっていくのも良かった。
この世界は好きになれないけど攻めのことは好きだよと物語が〆られるのも好きだった。
そして書き下ろしで、こんな世界で受けに自分と同じだけ千年生きてくれとは言い出せなかった攻めも優しくて愛おしい。
紙の本
ペット扱いされるって大変
2021/11/16 00:54
6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のりのり - この投稿者のレビュー一覧を見る
異世界トリップって、たいてい主人公は何か能力があって優遇されることが多いし、逆に不本意なトリップでも逆境に負けず仲間を作って人生を切り開くパターンが多い気がします。
でも、この話では秀翔たち人間は本当に食肉かペットです。そして、ペットなら確かにこの扱いも普通だけど…と自分の過去に飼ったペットを思い出し、なんとも複雑な気分になりました。
それはさておき、食肉扱いから助けられてペットになった秀翔と山羊頭のサタナキア(最後まで人型にはならない)が、どうやって互いの意識の違いをすり合わせていくのかが面白かったです。あまり悩まず、意外と?順応性のある秀翔と、魔界では変わり者扱いのサタナキアは、なかなか良いペアだと思います。きっと末長く寿命の尽きるまで、仲良くやっていくんでしょうね。
電子書籍
最高
2021/12/30 22:38
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
異形との恋だったのでどうかなーとは思いましたが、最高面白かったです。
寿命を一緒にするのもよかった…
その後みたいな話も続編ちょっとだけ読みたいなーってくらいハマりました。
紙の本
推しです
2021/11/18 19:57
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かたつむり - この投稿者のレビュー一覧を見る
夕映先生の作品は以前も拝見しましたが、溺愛濃度が濃くて幸せ気分MAXになりました。
はじめての世界観でしたが、一気読みです。
電子書籍
溺愛もの
2023/09/05 03:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名無し - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
山羊頭山羊頭と描写される攻め……
受けは平凡であっても攻めはイケメンであることが正義なBL界においてこれはかなり新鮮でした。これまで読んだ数少ない獣人ものはどれもその獣なりのイケメンでしたが、この作品は、異形を見慣れはしても『カッコいい』とはならない。でもイケメン描写じゃなくてお互い『山羊頭』だの『人間』だのという描写な分、『種族が違うことを意識せずにいられないがそれでも相手を好き』というのがよく伝わってきました。初めてキスするシーンとかすごく好きです。
拉致される形で魔界に連れてこられ売りに出された受けが、偶々高位の悪魔である攻めに拾われて(買われて)命拾いする。
攻めが学者肌なので『言葉が通じるのが珍しかった』くらいの学術的興味/知的好奇心で飼われることになるのですが、文字通りの完全ペット扱い(いやらしい意味ではない)が、次第に対等な関係に変わっていくのが丁寧に書かれていました。攻めが受けをペット扱いするのが、人間が犬猫にするのと同じような扱い方(悪気はない。よかれと思っている)なのですが、人間である受けはその扱いが我慢ならない(人権無視だと感じる)というギャップが興味深かったです。
知的で穏やかな学者タイプの魔物(受けに激甘)と、深く悩んだりせずさばさばした人間の若者。種族も性格も全く違うけれどとてもお似合いでした。好きな作品です。
紙の本
「あなたにだったら、食べられてもいい」本文より。
2024/04/30 20:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
「知的な高位悪魔×普通の大学生、異種族間恋愛v」帯より。
ネタバレがあります。
●三本角の山羊頭をした上級魔物攻め・サタナキア
●英語を専攻していた大学生の受け・西野秀翔/シュート
○受け視点
アルバイトの帰り道、道案内を頼まれた大学生の秀翔。ところが気付けば市場にある食肉店の鉄の檻に入れられ、食用として大猿に買われそうになります。絶望する秀翔でしたが、寸前のところで英語を話せて三本角を持つ山羊頭の魔物サタナキアに引き取られ、観賞用のペットとして飼われることに。命は助かったものの、自由のない生活に秀翔は反発しますが・・・
雑誌のファンタジー特集号に掲載された本編と、書き下ろされたその後のエピソードを収録。
魔界『パンデモニウム』を舞台に、魔物のあいだでは変わり者とされ人間界のサバトで好き放題しながら英語を覚えたイケてる山羊と、普通の大学生が出会い、飼い主とペットから恋人同士になるお話です。
異種族間恋愛が成就するさまは人間同士よりハードですが、そのぶん結ばれたら喜びもひとしお。エッチは背徳感が増しましでした。
攻めの姿がオール山羊頭なので人外攻めガチ勢の方におすすめ!
イラストは陵クミコ先生です。イケてる山羊頭を見事に描いています。
電子書籍
ハードな異世界トリップ
2022/01/22 12:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
気がつけば魔界へ攫われ食肉店で売られていた、なんて凄まじくハードな異世界トリップ。食肉は免れたけれども山羊頭の魔物にペットとして飼われるることになった主人公の行方は…。
魔物と人間、ペットと飼い主、禁忌を超えた愛。