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三河雑兵心得 : 8 小牧長久手仁義
著者 著者:井原忠政
新たに版図となった甲斐と信濃を踏みならすため、茂兵衛は信州惣奉行の寄騎として東信濃に派遣される。彼の地でまみえたのは有力国衆である真田昌幸。実力は申し分ないながら狡猾さと...
三河雑兵心得 : 8 小牧長久手仁義
小牧長久手仁義 (双葉文庫 三河雑兵心得)
商品説明
新たに版図となった甲斐と信濃を踏みならすため、茂兵衛は信州惣奉行の寄騎として東信濃に派遣される。彼の地でまみえたのは有力国衆である真田昌幸。実力は申し分ないながら狡猾さと変わり身の早さから信用が置けないと評される御仁である。一方その頃、主君家康は苦悩していた。織田家を簒奪した秀吉との間で開戦の気運が高まるものの兵力の差は歴然、しかも血気に逸る徳川家臣団は制御不能に陥っていた。かような訳で、隠れ非戦派の茂兵衛にもついに出陣が命じられるが……。戦国足軽出世物語、右顧左眄の第8弾!
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紙の本
中間管理職の憂鬱
2022/07/02 09:58
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公植田茂兵衛もそこそこ出世して守るもの大事なものも増え、現代サラリーマン世界と共通するような中間管理職の憂鬱を抱えることになる。我がことのように感じて、しみじみと思案にふけってしまう。ただ現代社会と違うのは、進むも引くも命がけでありバカ一人のために組全体が危機に陥る危険性があるというところである。この点に感銘を受けた。