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電子書籍
ブラックホール 宇宙最大の謎はどこまで解明されたか
著者 二間瀬敏史 著
ブラックホールとは、重力がきわめて強く光すら脱出できない天体だ。原理は18世紀には考え出されたが、長く存在証明は困難だった。本書は前半で、存在が確認されるまでの歴史をたど...
ブラックホール 宇宙最大の謎はどこまで解明されたか
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ブラックホール 宇宙最大の謎はどこまで解明されたか (中公新書)
商品説明
ブラックホールとは、重力がきわめて強く光すら脱出できない天体だ。原理は18世紀には考え出されたが、長く存在証明は困難だった。本書は前半で、存在が確認されるまでの歴史をたどりながら基礎をわかりやすく解説。後半では、最先端の物理学からブラックホールの内側に迫る。「別の宇宙」と、そこへの抜け道である「ワームホール」、さらには熱力学との関係など、さまざまな謎を解き明かす。面白く不思議な、最新の宇宙論。
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ブラックホールについて
2024/02/02 12:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブラックホールについてどこまでわかっているのか最新の知見とともに記述されていて面白い。中性子星の延長線上で高密度な天体だと思っていたがそう単純な話ではなく事象の地平線を越えると通常の物質は消えてしまうことが興味深かった。
紙の本
ブラックホールの研究が発展した経緯を知ることができました。
2022/04/18 20:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:akihiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学では物理学を専攻していましたが、一般相対性理論はほとんど理解できていませんでした。本書を読んで、一般相対性理論では空間自体が光速を超えることが許容されていることを初めて知りました。
本書の趣旨は、副題の通り「宇宙最大の謎はどこまで解明されたか」を知ることであり、理論に深入りしすぎていない点が素晴らしいです。さすがに一般相対性理論の説明はありますが、あくまでブラックホールの研究の経緯を知るために必要な程度に要約されており、読みやすかったです。
1章は時空の歪みなど非日常的な感覚をある程度掴む必要がありますが、具体的な仮想実験を引き合いに出して解説しています。一般相対性理論を一般向けに解説した本を何冊か読んだことがありますが、それらと比べてわかりやすいと感じました。本書よりも文章量を削ると具体的に想像することは難しくなり、不思議な印象を持つに留まってしまうのではないかと感じました。
どのように解明が進んでいるのかだけでなく、どのような疑問が残されているのかも知ることができ、非常に面白かったです。今後の研究の発展が楽しみです。
紙の本
文系の私も何とかついて行けました
2022/03/14 22:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
第3章までは何とかついていくことができた、第4章は少し文系の私には難しかったかも。スタートレックシリーズの「ディープスペースナイン」を欠かさず観ていたのが理解につながったのかも
紙の本
宇宙物理学の歴史を振り返る1冊
2022/03/14 11:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブラックホールを引き合いに出し、宇宙物理学の歴史はどういうものだったのかを振り返る1冊です。
様々な物理学者の名前と写真が登場します。数式も多々登場しますが、苦手な人も読み物として読み進めることが可能です。できるだけ簡略化して文章が書かれています。教養書として最適な1冊と言えるでしょう。