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投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
莉子さん出てきたびっくりしました!
1-3巻くらいまではまだちょっとうーんって思ってあんまりハマれなかったんですがだんだん巻を重ねるごとに好きになってます。
紙の本
『ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論V 信頼できない語り手』
2022/07/09 19:33
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホテルの宴会ホールで起きた大規模火災
日本小説家協会の懇親会に参加していた日本の著名な小説家、評論家、出版社の社員など218人が死亡、生き残ったのはベテラン作家と女性従業員のふたりだけだった
殺人放火の痕跡が残る宴会場
懇親会に出席していなかった新人ラノベ作家の杉浦李奈(すぎうら りな)は、同じく欠席したベストセラー作家の櫻木沙友理とともに真相を探るべく動き出す
懇親会にいた招かれざるゲスト
切り取られたサイン本
狙われたのは誰か
深まる謎を“本邦初の謎解き小説家”が追っていき
「小説でいえばいまは佳境です。謎解きの章まで来ました。この場で真相があきらかになります」
大手出版社が実名で登場
出版業界の裏側、作家の苦悩を織り交ぜた本格ミステリ第5弾、2022年6月刊
李奈の成長とともに、凜田莉子の登場が松岡ファンにはたまらない一冊
紙の本
気づけなかった仕掛けは信頼できない語り手
2022/06/20 18:07
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
業界内幕小説ともいえる推理小説シリーズの第5作目。ラノベ新人作家杉浦里奈が、事件に巻き込まれながら、事件のなっぞの解明と犯人の探求をする姿は、すっかり板についた感じがする。副題にある「信頼できない語り手」の仕掛けがどこにあるかと注意しながら読んでいったが、明かされるんで気づかなかった。
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日本小説家協会の懇親会会場で大規模火災が発生した。生存者はわずか2名。現場に放火の痕跡が残っており、大御所作家を狙った犯行説が持ち上がる。ネット上では「疑惑の業界人」の一覧なるサイトが立ち上がり、その中に李奈の名前もあり…
「万能鑑定士Q」の莉子が登場でかなりテンション上がりました。小笠原が出ないのは残念でしたが、かなり出世したみたいで驚きました。白金に住んでるとは!Qのラストの桜は莉子顔負けな感じの鑑定眼でしたが、今は何だか大人しくなってしまいましたね。
ベストセラー作家の櫻木沙友理が莉子と知り合いだったのも意外でした。そして、緩々のセキュリティ会社とクリーニング会社にはゾッとしました。ありえない話ではないのが怖い。
李奈が少しずつ探偵の素質が備わってきて、莉子との出会いが李奈の成長を促した様で今後も期待しています。
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星3.5
死んだ人の数に比べて、
あまりにも動機が弱い気がする
218人死んでいるんだよ…
まあ、万能鑑定士Qの莉子ちゃんが出たので、
評価は少しオマケ
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いつもながら面白かった。有名作家がこぞって事故で亡くなるという大事件からの物語でしたが、本当にありそうな事件かも…ライバルっぽかった櫻木との友情が描かれるのも心温まる。
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シリーズ第5作。ホテル宴会ホールの火災は小説家協会懇親会の最中であり小説家を始め218名の関係者が犠牲になる大惨事となり生存者は2名だけ、警察は放火殺人とし捜査、売れない新人作家 23歳の杉浦李奈にも刑事が来る。第3作のベストセラー作家の櫻木沙友理が再登場し李奈とタッグを組む。
毎作品で趣向を変えて読者を楽しませてくれるが今作は出版業界の内幕が多く描かれる。なんと言っても万能鑑定士Qの凜田莉子が結婚し2児の母の小笠原莉子として登場し李奈にアドバイスを送る場面は世代交代を思わせ感無量だ。
★★★★✩ 4.0
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今回は大規模火災事件を解決する話で、手がかりや証言から李奈が解決に導く様子は見事。動機は現代社会に対する警鐘のように思えた。
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巻を追うごとに事件が大きくなってきた。
凛田莉子の登場など読みどころが満載。
ただ、犯人を見つけるのはかなり難しい。。
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火事というシリアスな場面があったものの、莉子も出てきて名前だけなら他のキャラも出てきて、主人公の成長も見れてよかった。
そして内容も、面白かった。
ちゃんとミステリーだし、キャラクターの個性も際立ってるし、トリックも良かった。
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主人公の本の知識が相変わらず凄い!
小説の一部を引用して話しをしたり、里見八犬伝の版元まで知っているのはすごいと思った。引いていえば、作者も知識が豊富にあるということだと思います。
細かな伏線が張り巡らせてあり、私のように鈍感なタイプには伏線だと気づかない部分があり、少し戻って読み返してみて「あぁ~~そうだったのか」と思いました。ノートにメモをとりながら読み進めました。とても面白かったです。
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本作も五作目。本当にスピードが早くて驚きます。なのに、内容も凄い濃くて面白い。
今回が一番好みの話だった。
都合の悪い人物全員消し去る。恐ろしい。
難解な犯人探しでは無くてなんとなく
こいつしか、いないよなって思って
その通りだった。
なのに面白い。次回作が楽しみ。
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表紙を見て、この人が誰か分かった人は、著者の作品をよく読んでいる人に違いない。
そう、万能鑑定士Qこと、凛田莉子だ!
登場する際、「ちょっとふっくらしていて、もう少し痩せていたらモデルのような美女だったろう」、というのは正直余計なお世話で、(著者に対して)ムッとしたが…。
この、それぞれのシリーズ世界がクロスする手法は嬉しい。
内輪受け、あるいは自己宣伝(NHKみたいな…)と受け取ることもできるだろうが、ずっと読み続けている身としては、単純に喜ばしい。
さて、本題に戻ろう。
本作は文学界の大惨事から始まる。
こんなことがあったら、と思うと恐ろしい。
そして謎解きについて。
本作では副題にあるように「信頼できない語り手」が登場する。
初めから信頼出来ない語り手の目処は立った。
だが、私は目星をつけても、その理由や、どこが怪しいとまでは答えられなかった。
どこに見落としが…破れたサイン本のトリックも分からずじまいで答え合わせ。
こんなこと、できるの?
あとがきから読む人には朗報、答えは後書きにはありません。
ピースは散らしてある、とのことだがパズルの縁は作れても、内側が埋められるか、いや、そもそもその縁はあっているのか?
謎解きも十分楽しめる一作。
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シリーズ全作品おもしろいが、前作のⅣで少し勢いが弱く感じていたところにQと櫻木沙友理の登場。とてもわくわくする展開だった。ヒロイン探偵モノで、こんなに成長する姿がはっきり分かる小説は初めて読んだ。次の作品も楽しみ。
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ここまでの大量殺人には流石に辟易してしまいました。莉子さんのママさん振りには、思わずヤバいムラムラを感じてしまいました。すいません。個人には、名作物語に関わった謎解きの方が好きです。