ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論
著者 松岡圭祐(著者)
ラノベ作家の杉浦李奈は、新進気鋭の小説家・岩崎翔吾との雑誌対談に出席。テーマの「芥川龍之介と太宰治」について互いに意見を交わした。この企画がきっかけとなり、次作の帯に岩崎...
ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論
商品説明
ラノベ作家の杉浦李奈は、新進気鋭の小説家・岩崎翔吾との雑誌対談に出席。テーマの「芥川龍之介と太宰治」について互いに意見を交わした。この企画がきっかけとなり、次作の帯に岩崎からの推薦文をもらえることになった李奈だったが、新作発売直前、岩崎の小説に盗作疑惑が持ち上がり、この件は白紙に。そればかりか、盗作騒動に端を発した不可解な事件に巻き込まれていく・・・・・・。真相は一体? 出版界を巡る文学ミステリ!
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
『ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論』
2021/11/13 19:57
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
23歳の新人ラノベ作家 杉浦李奈
日本文学研究者で新進気鋭の小説家 岩崎翔吾との雑誌対談に招かれたのをきっかけに、次作のハードカバーに推薦文をもらえることになる
しかし、発売直前に岩崎の盗作疑惑が発覚して帯がはずされたうえ、真相を解明するノンフィクションを書くよう依頼されてしまう
失踪した岩崎、盗作されたという嶋貫
不可解な事件を追っていく李奈がたどりついた驚愕の結論とは……
「太宰の心情を理解し、芥川の内面に触れられたあなたが、極悪人のはずがないですよ。『羅生門』の下人にはなれない」
数々のベストセラーシリーズを持つ松岡圭祐の新作は、芥川龍之介や太宰治など日本文学の深い知識にもとづいた“本好きのための文学ミステリ”、2021年10月刊
《正直言って、まさかこんな風に感動的な着地を迎えるとは思わなかった。[中略]最後の最後に見えてくるのは一人の女性の成長なのである。》──池上冬樹「解説」より
講談社やKADOKAWAなど実在の出版社も登場
『小説家になって億を稼ごう』(新潮新書、2021年4月)とあわせて読むとキャラクターの創作方法も想像できて面白さも倍増
シリーズ第2作は2021年12月刊行予定
文学に精通している人ほど楽しめる
2023/12/04 16:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いぬ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人気作家が自著の推薦文を書いてくれる!と喜んだのも束の間、その作家に盗作疑惑が持ち上がり、否が応でも事件に巻き込まれる……という導入に引き込まれました。作品内で文学に関する蘊蓄がかなり語られるので、精通している人ほど楽しめるのではないかと思います。私は精通していませんが楽しく読ませていただきました。
人物設定がすばらしい
2022/08/19 08:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うみんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る
松岡先生の人物設定がいつもながらすばらしい.出版関係に努めているので興味深く読めました.
素晴らしい文芸ミステリ
2022/05/27 21:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
他のシリーズとは一線を画すような文芸ミステリーだ。芥川龍之介、太宰治などの作品を取り上げるだけではなく、私が愛読したそしてあまりメジャーではないかもしれない辻邦夫「夏の砦」を取り上げていることに驚いた。純文学作品に十分に目を配り、ミステリのプロットを作り上げていることに驚くばかりだ。以後のこのシリーズに大きな期待を。
1巻
2022/11/26 19:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
まさか結末がそうだとは思いませんでした。
なくなったってところで何か怪しさは感じてましたが…
面白かったです。
☆杉浦李奈の推論☆
2024/06/05 23:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラノベ作家の杉浦李奈は、新進気鋭の小説家岩崎翔吾との雑誌対談に出席し、テーマの「芥川龍之介と太宰治」について互いに意見を交わした。この企画がきっかけとなり、次作の帯に岩崎からの推薦文をもらえることになった李奈だったが・・・ 新作発売の直前、岩崎の小説に盗作疑惑が持ち上がり、この件は白紙に。そればかりか、盗作騒動に端を発した不可解な事件に巻き込まれていく・・・
読み進めていくうちに、出版業界の闇や紳士に見えていた岩崎の裏の面が徐々に見え始め・・・
何が真作で、何が贋作なのか!?
杉浦の成長とともに、真相が明らかとなる。
☆杉浦李奈の推論☆
2024/06/05 23:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラノベ作家の杉浦李奈は、新進気鋭の小説家岩崎翔吾との雑誌対談に出席し、テーマの「芥川龍之介と太宰治」について互いに意見を交わした。この企画がきっかけとなり、次作の帯に岩崎からの推薦文をもらえることになった李奈だったが・・・ 新作発売の直前、岩崎の小説に盗作疑惑が持ち上がり、この件は白紙に。そればかりか、盗作騒動に端を発した不可解な事件に巻き込まれていく・・・
読み進めていくうちに、出版業界の闇や紳士に見えていた岩崎の裏の面が徐々に見え始め・・・
何が真作で、何が贋作なのか!?
杉浦の成長とともに、真相が明らかとなる。