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鵜頭川村事件 上
2022年夏、連続ドラマ化。原作・櫛木理宇(『死刑にいたる病』)、作画・河野那歩也(『監禁嬢』)のパニックサスペンス。一九七九年・六月。亡き妻・節子の田舎である鵜頭川村へ...
鵜頭川村事件 上
【分冊版】鵜頭川村事件(3)
【分冊版】鵜頭川村事件(2)
鵜頭川村事件 上
商品説明
2022年夏、連続ドラマ化。原作・櫛木理宇(『死刑にいたる病』)、作画・河野那歩也(『監禁嬢』)のパニックサスペンス。
一九七九年・六月。亡き妻・節子の田舎である鵜頭川村へ、三年ぶりに墓参りにやってきた岩森明と娘の愛子。
突如、山間の村は豪雨に見舞われ、一人の若者の死体が発見される。村の有力者・矢萩吉朗の息子で問題児の大助が犯人だと若者たちは息巻くが、矢萩家に誰も反抗できず、事件はうやむやとなる。
抱えていた家同士の対立が顕在化し出し、若者たちは自警団を結成する――。
孤絶した村で巻き起こる狂気の惨劇。
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紙の本
狭く封建的な村で起こる...
2022/08/19 13:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
とある村で起こる狂気をはらんだ内乱事件。
その村は少数の矢萩が多数の降谷を支配する封建的な体制が敷かれ、降谷の中でも矢萩に不満を抱きつつも反抗できない大人が若者を虐げる閉鎖的な村。
そこに矢萩だった妻の墓参りに娘の愛子と共に訪れた岩森だが、おりからの大雨による土砂崩れにより、村に閉じ込められる。
そこに降谷側の若者の他殺体の発見、女子への暴行未遂が発生し、若者たちの狂気は時代遅れの学生運動になぞらえ、暴発を始める...
閉鎖的で限られた情報しか入らない世界での、視野狭窄状態での事件。
下地は整い、とうとう...
引き金を引くための下地をつくったのは、はたして誰なのか。
狂気に彩られ、道化に操られた若者たち、村の末路は?
なかなかに興味深い。
紙の本
「エイキチ」の描画はなかなかグロい。
2022/08/19 16:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る
1979年6月の鵜頭川(うずかわ)村事件を描いた一作。お決まりの孤立村での惨劇物だが、「矢萩」と「降谷」(=資本家と労働者)の対立に学生運動の過激化構図をからめただけというかなり時代錯誤的な作品で、ホラー味も少辛程度(従い、どうも余りストーリーに入り込めない・・・)。書店で手に取った時は、これは面白そうだと思ったのですが、とりあえず下巻に期待。
電子書籍
上巻
2022/08/10 21:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カボチャ王子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和の終わりが近づいていた頃の、身の毛もよだつ惨劇のお話。
実在した事件をモデルにしている説もあるが、これぞ原作者の発想力といったところか。