新九郎、奔る! 11
著者 ゆうきまさみ
母の野望と覚悟。歴史には残らない女の戦!姉・伊都と甥・龍王丸らを連れて帰京した新九郎。京で龍王の家督承認を目指し奔走するが、進展は無し。そんな中、凶作が続く領地・荏原へと...
新九郎、奔る! 11
商品説明
母の野望と覚悟。歴史には残らない女の戦!
姉・伊都と甥・龍王丸らを連れて帰京した新九郎。
京で龍王の家督承認を目指し奔走するが、進展は無し。
そんな中、凶作が続く領地・荏原へと家族の反対を押し切り戻った新九郎は、困り果てた家臣達から、領地を東西で分ける、因縁の仲である伯父・盛景と話し合って欲しいと頼まれて!?
母となった初恋の人・つるとの再会。
そして彼女の息子との対面は新九郎の胸をざわめかせる。
つるの野望に伊都の覚悟。
歴史には残らない、乱世を生き抜く女の、妻の、そして母の戦がそこにはあった---
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偽の譲状
2023/04/23 19:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
荏原の領地で源頼朝の偽書状を見た新九郎は今川家の家督争いに利用するための譲状を偽造する。この譲状がどのように扱われるのか次巻が気になる。
少しずつ大人に。
2022/10/04 19:41
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投稿者:CB1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
若き日の北条早雲こと伊勢新九郎、中々自由にならない政治上の駆け引きを徐々に覚えている。それが北条早雲としてどう結実するのか、今後もゆっくり楽しみに読んでいきたい。
家督をめぐる母の思い
2022/09/24 17:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
凶作に見舞われた領地荏原に赴いた新九郎。隣の伯父・盛景を訪ねたところでつると再会する。息子を産んだつるの思いを知り、姉・伊都のことを思い、家督について思いをめぐらすところが良い。
新九郎の懸念事項である今川家の家督相続について、ある秘策?を持ち出すが、どんな結末を迎えるのか、次の展開に期待したいし、新九郎にも嫁取りの話も持ち上がり、新九郎がまた一皮剥けられるのか、楽しみである。
女の戦か...
2022/09/13 14:13
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
二人の母の戦い。
一人は新九郎の姉の伊都、もう一人はあの...
新九郎は所領と京の都の間を行ったり来たり、右往左往。
所領はまたもやの不作、しかも頼りの家臣が...
苦手な相手に教えを請い、なにがしかを得る新九郎。 処世術と言えば、処世術。
救うべきは己の挟持か、所領の民か。
守るべきは己の挟持か、姉の想いか。
苦悩しつつも、新九郎が出す答えは。
関東では道灌が動き、その手が今川まで伸びないかを案じ、情報収集をする新九郎。
一番の心配は伊都サイドの家臣団の暴発だが。
伊都は伊都で真っ直ぐすぎる性格が裏目に?
その点は新九郎の方が上手だったか...
御所は御所で父子の溝が深まる。
そんな中、義政の夢枕に立ったのは。
そろそろ事態が動きそうな感じ。
それは新九郎にとって吉兆か、凶報か。
しかし、荏原での彼女との邂逅は...
もう出てこないかと思った彼女の再登場は嬉しい限りだが、母は強しか?
元々、腹が座ってはいましたが、強かさに磨きがかかったのか、これも元々からのものなのか。
当主の座、それを得るために、謀が巡らされ、根回しが行われる。
今以上に恐ろしい時代だったのかなと。