パンとスープとネコ日和
著者 群ようこ
唯一の身内である母を突然亡くしたアキコは、長年勤めていた出版社を辞め、母親がやっていた食堂を改装し再オープンさせた。しまちゃんという、体育会系で気配りのできる女性が手伝っ...
パンとスープとネコ日和
商品説明
唯一の身内である母を突然亡くしたアキコは、長年勤めていた出版社を辞め、母親がやっていた食堂を改装し再オープンさせた。しまちゃんという、体育会系で気配りのできる女性が手伝っている。メニューは日替わりの〈サンドイッチとスープ、サラダ、フルーツ〉のみ。安心できる食材で手間ひまをかける。それがアキコのこだわりだ。そんな彼女の元に、ネコのたろがやって来た――。泣いたり笑ったり……アキコの愛おしい日々を描く傑作長編。
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暖かい気持ちにほっこりなれる
2021/09/08 19:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おいな - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりに読みながら泣いてしまいました。読後は心が暖かくなります。作中の素敵な方々に巡り会いたいと思いました。まったりと読みたい一冊です。
ほのぼの
2015/08/31 23:53
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ほっぺこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマを観て、本も読んでみたくなり購入しました。
本も、ドラマ同様ほのぼのとした空気感があり読みやすかったです。
寝る前の読書に最適です。
少しうらやましい気持ち。
2016/12/22 12:36
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投稿者:honpochi - この投稿者のレビュー一覧を見る
少し前に自分でカフェをやりたいと思っていたので、勝手に親近感を持って、読んでました^^
お話はたんたんと進んで行くようで、主人公の身の上が結構ハードだったりと読み応えあります。途中のタロちゃんとのシーンは泣けてきました。
少し泣けるほんわかした、いいお話ですよ。
毎日過ごす時間の大切さ
2016/11/03 10:44
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投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公が大切にしていることを信じてお店を開業するも、
周りの人にあれこれ言われながらも守り続けている。
母親がやっていた食堂を否定するようなお店。
当然常連客にはそっぽをむかれる。
当然主人公も落ち込みながら悩む。
そんな主人公をネコのたろやしまちゃんが癒して助けてくれる日々。
自分が好きな事だけをやって日々過ごしたいなあ。
でも現実には難しい事がいっぱいある。
そんな読者に、あきらめなくてもいいよ。
自分を信じてぶれないでやっていれば開ける事もあるよと応援してくれる。
映画はもう少しほのぼの感が溢れていますが、
小説にはところどころ毒が感じられる。
しかし、それが読者に親近感を与え気持よい読後感を感じさせてくれる。
続編があるんですね。
楽しみ。
たろがかわいい
2022/01/20 13:01
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投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
たろが優しくて、読んでる私もほっこり優しい気持ちになれます。
中盤、アラフィフでもささやかなら何か出来るかも、と前向きに元気になったり、終盤は涙が止まらず。
読み終えたら続編が読みたくなりました。
先ず読み終えてやった事は、棚の整理でした(笑)
こんな優しいお店が近所にあったら行きたいです。
癒される、和む
2021/07/02 17:36
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投稿者:山口ポン子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒロインに転機が訪れた年頃が今の私と一緒だったり等登場人物に共通項が少なからずあり、いろいろと共感します。食べ物も美味しそう、猫ちゃんもかわいい。目の前に存在するわけでも挿し絵があるわけでもないのに、五感を刺激されつつ、穏やかに話が進みます。「福も来た」以降の続篇も必読。
物語のメイン舞台となるカフェに行ってみたい。
2021/04/18 14:30
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
母一人娘一人だったのが、突然母が亡くなって、さらに、会社でも意に添わぬ異動辞令が。そんなことがきっかけで、生前母親が営んでいた食堂を継ぎ、そこをリニューアルしてカフェを開くことになった。そのカフェがなんとなくいい感じのお店なのである。メニューはパンとスープ、小さなサラダとフルーツ。なんか一度行ってみたいなぁ。
全体の雰囲気は、飼っていた猫のことや、さらに主人公の出自など、ほのぼの癒しだけの物語ではないけれど、そこもまた物語のいいアクセントになっていて、いいなと思う。
ほっとする小説
2018/05/29 17:34
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投稿者:アンパン - この投稿者のレビュー一覧を見る
忙しかったり、嫌なことがあったりして心がささくれている時、保湿剤のようにささくれを鎮めてくれる小説。
ドラマ(WOWOW)も良かったが、やはり、文字でのんびり読みたい話。