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朱華姫の御召人 上 かくて愛しき、ニセモノ巫女
著者 白川紺子
「あなたがあの御方の娘だということは、絶対に誰にも知られてはいけないの。けして見つからないように生きなさい。帝の宮に近づいてはだめ。あそこはとてもおろそしいところだから」...
朱華姫の御召人 上 かくて愛しき、ニセモノ巫女
朱華姫の御召人 上 かくて愛しき、ニセモノ巫女 (集英社文庫)
商品説明
「あなたがあの御方の娘だということは、絶対に誰にも知られてはいけないの。けして見つからないように生きなさい。帝の宮に近づいてはだめ。あそこはとてもおろそしいところだから」――母との約束で、先帝の血を引いていることを隠して暮らしている蛍。伯父の家で下働き同然に扱われていたが、ある日、奥の神に仕える巫女・朱華姫に選ばれる。朱華姫は帝の宮に住み、第二皇子が御召人となって世話をし、護衛するものらしい。冷ややかな美貌の皇子・柊にかしずかれる慣れない生活に戸惑う蛍だが、予想もしない秘密と向き合うことになり……。「後宮の烏」の原点!
目次
- 第一章 にせもの巫女の事始め/第二章 はがねの皇子/第三章 蛇の窟/第四章 見えない傷あと/第五章 寿ぎの巫女
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紙の本
気になる
2023/02/24 10:58
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
後宮の烏が読み終わったので、新シリーズかと思ったら、すでに、コバルトででていたのですね。表紙を見比べると、大人っぽくなりきれいです。世界観もおもしろく、お話の展開も気になるのですが、蛍と柊のやりとりが微笑ましくて、そちらも気になります。
紙の本
続きも読まないと評価しづらいかな
2023/06/05 00:51
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
反乱によって一族皆殺しにされたはずの先帝の子だというのを隠されて、父なき子として伯父に虐げられて育った蛍。
国の守り神に仕える巫女朱華姫に選ばれたという。
帝から病床の母の面倒を見てやる代わりに、ニセモノの巫女として務めよと命じられる。
護衛であり世話役でもある御召人として引き合わされた柊は、穢れ神に呪われた第二皇子だった。
同名の和風ファンタジーの復刻作品。
初めて読んだけど、神の世界の楽の宮とか幽の宮とか、罪を犯した神が追放されて生まれた地とか、もしかして後宮の烏と同じ世界観?あっちは中華風だったけど。
読みやすく王道ストーリーで安心感があるけど、次巻持ち越しの謎も多くて気になる。続きも読もう。
この時点では主役二人とも恋心には無自覚なようだけど、次巻では進展があるのかな?帝も異母兄らしい皇太子も、かなり食えない人物っぽいけど、さすがに敵ってことはなさそうかな。
母の病も治るのだろうか。
紙の本
キュンキュンする
2023/02/23 09:23
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
先帝の娘であることを隠して伯父の家で下女同然に扱われていた少女が巫女に選ばれて,御召人として第2皇子に付き添われ,互いに淡い恋心を抱くようになっていく話。『後宮の烏』と同じテイストで,登場人物それぞれに暗いバックグラウンドがあり,補い合いながら前向きに生きていく感じです。主人公二人が初々しくてキュンキュンしました。
紙の本
朱華姫
2022/11/27 22:57
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
貧しい母子生活で下男のように働かされていた蛍が帝から国守りの巫女として選ばれる。帝の思惑は派閥に関わる事の無い巫女を雇用して、反勢力派を抑える為の秘策。偽物の巫女の蛍が、神からも認められていく。この後の展開はどうなるのか楽しみです。白川作品としては、簡単な構成と文章なので、片手間に楽しめます
紙の本
甘い
2023/04/30 12:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん岩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前コバルト文庫で刊行済みの作品。コバルトから離れて久しいので悩みましたが、表紙の柊のポニテに引っ張られました。「涼やかな藍色の瞳」が分かりにくくて残念ですけど。
蛍の可愛いさと柊の甘さに難しいことは考えず読了。