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逆説の日本史25 明治風雲編 日英同盟と黄禍論の謎
著者 井沢元彦
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。日本国民は大英帝国との同盟に狂喜乱...
逆説の日本史25 明治風雲編 日英同盟と黄禍論の謎
逆説の日本史 25 明治風雲編 (小学館文庫)
商品説明
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
日本国民は大英帝国との同盟に狂喜乱舞した。
歴史ノンフィクションの金字塔『逆説の日本史』。第25巻では、まず西洋近代化の流れのなかで進んだ文学、国語、唱歌に関する「文化大改革」について幅広く考察する。初代文部大臣・森有礼が推し進めた「日本語を廃止し、英語を国語化する」という驚くべきアイデアはなぜ生まれ、そして闇に葬られたのか? また、明治政府が「唱歌」に込めた、隠された意図とは何だったのか?
続いて、明治になって急速に進んだ演劇と芸術の変革についての分析。とくに、川上音二郎が実践者となった「演劇改良運動」、そして彼の妻「マダム貞奴」に代表される女優の復活について焦点を当てながら論考を進めてゆく。
さらに、誇り高き大英帝国が「栄光ある孤立」を捨てて極東の小国・日本と同盟を結んだ「真意」とその影響について検討。この時期ヨーロッパを席巻した「黄禍論」についての解説を加えながら、明治政府が「日露開戦やむなし」に傾いていったプロセスを解き明かす。
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合議と専制
2022/12/20 19:55
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投稿者:K2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
明治期の文化史と日露戦争までの経過について考察。前者では、現代では当たり前の言文一致が取り入れられたこと、芸能のあり方に大きな変化があったことなどを解説。後者では大津事件の影響に注目する。第4章の特別編には、井沢史学のエッセンスが凝縮している。合議と専制の問題は、やはり政治史最大の課題の1つだと思う。