電子書籍
【期間限定価格】男の作法
著者 池波正太郎
てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ……。勘定、人事、組織、ネクタイ、日記、贈り物、小遣い、家具...
商品説明
てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ……。勘定、人事、組織、ネクタイ、日記、贈り物、小遣い、家具、酒、月給袋など百般にわたって、豊富な人生経験をもつ著者が、時代を超えた“男の常識”を語り、さりげなく“男の生き方”を説く。本書を一読すれば、あなたはもう、どこに出ても恥ずかしくない!
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紙の本
男だけでなく、女も、人間として
2006/04/27 18:16
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オクヤマメグミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
初版は昭和56年だという。
冒頭で著者は『この本の中で語っているのは、かつての男の常識とされていたものである』と記しているが、この本を手に取った私が今いるのは、その当時から二十数年後。
経済状態や意識の変化など大きく変わったものはあるけれど、著者の作法はちっとも色あせない。
そもそも女である私が『男の作法』なんて読んでどうするのだ…という感じだが、以前『人間というもの』という著者の作を読んで目からウロコが落ちた。
なのでタイトルに関係なく、本書も読んでみることにした。
仕事や食事、家族など項目に分かれて著者の言葉で語られている。
項目ごとに添えられている蕎麦や鮨の食べ方も楽しい。
中でもすきやきの食べ方は興味深かった。
人生は無限ではない。
生まれた瞬間から、死はその先に存在する。
その事を心に置いて、人生を生きるのが望ましいという。
意識するかしないかで、人生は変わる。
『現代では寿命が延びて、死ぬということについてあまり考えなくなった。
侍の時代では絶えず死が側にあったから、それを踏まえて日々を生きていた。』
歴史を遡って例えを出すのも分かりやすかった。
特に、『今の若い人はプロセスを大切にしない』という箇所では情けないけど思い当たるフシが多々あった。
すぐに結果を求めようとする私たち。
何も全てが結果に直結しているわけではない。
その間にある、一見無駄に見えるひとつひとつがプロセスなのだ。
男に限らず、「人間の作法」ともいえる1冊。
紙の本
タイトルが良いですね
2024/04/30 14:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ、と言っておりますよ。
紙の本
古びない「格好いい」の教科書
2018/07/30 16:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る
40年近く前に書かれたエッセイ集ですが、流石は粋の権化・池波正太郎先生の著作だけあって、古びることがありません。
逆に小遣いの有用性とか、飲食店の客としての所作など、今こそ学び直すことが多い気がします。
紙の本
新たな発見がある本
2016/10/10 14:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る
読むときや年代によって、新たな発見をもたらす本であると思う。著者の小説と一緒に読むと、主人公の生き方が違って見えてくる。
紙の本
おとこ
2016/04/21 12:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:redman - この投稿者のレビュー一覧を見る
男なら一度は読んでいたい、時代は違うが、おとこという生き物の仕組みというか概要がなんとなく見えてきた気がします。
紙の本
粋というもの
2016/04/12 12:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
池波正太郎というと、生きるという言葉を連想する。
今の日本では薄れつつあるもの。
粋な生き方には作法が必要であり、本書は、その男向け教科書。
蕎麦の食べ方、蕎麦屋での振る舞い方をスマートに教えてくれる。
俗に言うまマニュアル本とは異なる、一味違った大人の教科書。
紙の本
いまの時代でも十分に通用する
2016/02/20 20:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ms - この投稿者のレビュー一覧を見る
仕事の道具にお金をかけろ、という言葉にしびれ早速革靴を新調してきた。見栄を張るのでなく、良いものを身に付け、自分で磨いていくことを学んだ気がした。これからは靴磨きにも時間をかけていきたい。
本書はその他にも学べることがたくさん書いてある良書です。