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電子書籍
【期間限定価格】白いしるし(新潮文庫)
著者 西加奈子
女32歳、独身。誰かにのめりこんで傷つくことを恐れ、恋を遠ざけていた夏目。間島の絵を一目見た瞬間、心は波立ち、持っていかれてしまう。走り出した恋に夢中の夏目と裏腹に、けし...
【期間限定価格】白いしるし(新潮文庫)
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白いしるし (新潮文庫)
商品説明
女32歳、独身。誰かにのめりこんで傷つくことを恐れ、恋を遠ざけていた夏目。間島の絵を一目見た瞬間、心は波立ち、持っていかれてしまう。走り出した恋に夢中の夏目と裏腹に、けして彼女だけのものにならない間島。触れるたび、募る想いに痛みは増して、夏目は笑えなくなった──。恋の終わりを知ることは、人を強くしてくれるのだろうか? ひりつく記憶が身体を貫く、超全身恋愛小説。(解説・栗田有起)
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紙の本
激しく、しかし真っ直ぐな恋に惹かれる
2023/08/18 18:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Takashi - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかく主人公の自分の感情に対する真っ直ぐさに共感を覚えました。失恋で塞ぎ込んでしまうくらいなのに、それでも「好き」という感情に突き動かされていく様は人間そのものであり、最後は切ない満足感で胸がいっぱいになりました。
紙の本
西さんの本を初めて読みました。
2017/04/30 12:21
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
西さんの本を初めて読んだので、あまり偉そうなことは書けません。
ただ一つ思うのは、ここまで全身で恋愛できる女性に、ある種の尊敬の念を覚えます。
こんな人、なかなかいないのではないでしょうか?
紙の本
自分と同化して…
2015/09/06 00:12
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:びん - この投稿者のレビュー一覧を見る
『サラバ』を読んですっかり西加奈子さんの作品をもっと読みたくなり、次に手に取ったのが『白いしるし』でした。「女32歳、独身、恋を遠ざけていた夏目…」という紹介文に勝手に自分を同化したのがきっかけです。純粋な夏目、葛藤する夏目、それでもやっぱり強い夏目、恋する資格は誰にでもあるんだと、勇気づけられました。タイミング的にも読むべくして読んだ一冊のような気がします。
紙の本
実行はしないけど心の中にうずまく気持ち
2023/03/26 10:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋愛小説って、共感できる部分もあれば、共感できない極端な部分もある。
共感できない部分のあとに来る余韻のようなところに、ぐっと共感する部分、感情移入できるところが醍醐味かもしれない。
登場人物のキャラクターや行動は非日常的に思えるけど、現実にちょっとだけ妄想を加えた世界はこんな感じかもしれない。
現実でこのストーリーをやっている人には不要な物語かもしれない。
紙の本
こういう女性もいるのかしら
2020/05/16 18:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋をしたら仕事にも行かず、お風呂にも入らず、自らの身体に白い絵の具を塗りたくって壁にぶつかる等、本当にこんな女性がいるのだろうかと薄気味悪いぐらいでした。社会的地位なんて物ともせず恋に身を浸せる主人公が恐ろしく、どこか羨ましい気もしました。
紙の本
全力の恋愛!
2018/09/20 12:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
30代の女性が全身全霊をかけた恋愛小説でした。とにかく全身全霊、一にも二にも全身全霊、そして全力です。恋の相手はクセが強いというか、個性が強いというか、変態というか、変人というか、要するに訳わからないのですが、そこにユーモアを感じて、さらさらと読めますね。だけど、男はいかなる理由があるにせよ、女性に暴力はダメですね。西加奈子さんの作品は、なんとなく、よしもとばななさんに感じが似てる気がするなあ。恋する女性を、全身全霊をかけて応援したくなる作品です。
紙の本
西さん5作目。
2015/08/14 14:58
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うさこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
西加奈子さんの作品5作目ですが、まったく自分には合いませんでした。描写がくどく、早く読み終えたい一心で最後まで読んだような気がします。なぜか脳内で夏目が西さんご本人に変換されてしまいました。