- 販売開始日: 2023/05/24
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-531597-2
保健室経由、かねやま本館。6
――保健室の地下に、湯治場があった!?第60回講談社児童文学新人賞受賞作『保健室経由、かねやま本館。』のシリーズ第6巻目!●大正ロマンの温泉街 山形県の銀山温泉が推薦!「...
保健室経由、かねやま本館。6
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
――保健室の地下に、湯治場があった!?
第60回講談社児童文学新人賞受賞作『保健室経由、かねやま本館。』のシリーズ第6巻目!
●大正ロマンの温泉街 山形県の銀山温泉が推薦!
「まるで銀山温泉にリープしたような情景が目に浮かぶ癒やしのシリーズです。温泉のようにじんわり温かい気持ちになれるはず。」
●主な内容
ヨシノの母親は、病弱な妹のマコを心配してばかり。ヨシノは、自分は母親に愛されていないと感じている。
母は妹を理由に父と離婚することになり、ヨシノはマコに対して嫌な感情を抱く。
塾でも学校でもピりついた雰囲気なので、自他共に認める「嫌われ者の高田芳乃」だ。
ヨシノはかねやま本館に呼ばれ、かねやま本館が初めて自分に「向き合ってくれた存在」だと思う。
かねやま本館で出会ったリマに出会い、ここが自分だけの場所ではないことを知り、嫉妬を抱くヨシノ。
そんなヨシノを見て、リマは「私の姉にそっくり」とつぶやく…。
ヨシノはリマと話すことで、自分自身の態度を考え直すようになる。
そんな中、ヨシノは華世子と名乗る美しい女性から、「かねやま新館」に来るよう誘われる。
それはリマも同じようで…?
第6巻は、「かねやま新館」の存在がさらに色濃く!?
もし、かねやま新館を選ぶならば、かねやま本館には二度と行くことができなくなる……。
はたしてふたりは、どっちを選ぶ……!?
「疲れたら、休んでもいいんだ」
かねやま本館で出会う子どもたちとの交流や、温泉での休憩を通し、自分自身の悩みに向き合っていく、心温まる物語。
〇こんな子にオススメ!
□ 下の子ばっかり愛されていると思う
□ 自分は嫌われ者だからしょうがない
□ 自分のまわりには、味方がいないような気がする
□ 「かねやま新館」が気になる
□ 湯治場(トージバ)って、なに?
□ 親友を見つけたい
〇編集部に届く、みんなからのアツイ感想!
・僕はこの本をよんで元気づけられています!(12歳)
・この本はとてもおもしろくて大好きですべて見ました。これからも、もっとシリーズをかいてほしいです。(11歳)
・中学になったらかねやま本館があらわれてほしいです。(10歳)
・主人公のつらさに共感して泣いてしまいました。(11歳)
・この作品に出会えてよかった。(14歳)
関連キーワード
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
『保健室経由、かねやま本館。6』
2023/06/16 20:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
体の弱い妹と妹にかかりきりの母
3人で暮らす中学3年生の芳乃(よしの)は卑屈で攻撃的、みんなに嫌われていることを自覚している
そんなよしのがかねやま本館にまねかれる
湯につかり、小夜子さんのおにぎりを食べ、キヨやクジョーとかかわるうちに心がほぐれてくるが、よしのの前にあらわれたのは……
よしのが出会ったもう一人の中学生
かねやま本館をおびやかす存在
期限はあと一日
──きっと会える、救える。運命は、あたしの味方だ!
「保健室経由、かねやま本館。」は第60回(2019年)講談社児童文学新人賞受賞作(応募作の名義は「松本めぐ」)
2020年6月の単行本第1巻発刊と同時に大きな反響を呼び、第1〜3巻で第50回(2021年)児童文芸新人賞も受賞
本書はシリーズ既刊5冊に続く最新作、2023年5月刊
「焦らなくていい、ゆっくりでいいんだよ」というメッセージをこめて、中学生に、すべての人に
いま入りたいのは「紅掛空色の湯」
その効能は……独占欲
応募券1枚で手ぬぐいと直筆サイン入り入館証を100人に抽選でプレゼント(2023/8/31消印有効)
“いま、イチバン中学生を癒している”というシリーズ第7巻は2023年冬に刊行予定とのこと
家族再生の物語
2024/05/04 22:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:future4227 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ6作目。妹が持病を抱えているために、お母さんは妹につきっきり。すべてが妹最優先の生活。転校も頻繁に繰り返し、2年と同じところにはいないから友達もできない。更には両親の離婚。自分が愛されているという感覚がない芳乃。嫉妬のせいか妹や友達にもきつく当ってしまう。それでも妹は明るく接してくることに余計腹が立つ。そんな芳乃の所に現れた、かねやま新館の華世子さん。自分への愛情を独り占めできるという魅力的な誘いをかけてくる。最後にリマという友達の前で見せた芳乃の行動が胸を打つ。いつも最後に泣かされてしまう。