訂正する力
著者 東 浩紀
日本にいま必要なのは「訂正する力」です。保守とリベラルの対話にも、成熟した国のあり方や老いを肯定するためにも、さらにはビジネスにおける組織論、日本の思想や歴史理解にも、あ...
訂正する力
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商品説明
日本にいま必要なのは「訂正する力」です。保守とリベラルの対話にも、成熟した国のあり方や老いを肯定するためにも、さらにはビジネスにおける組織論、日本の思想や歴史理解にも、あらゆる局面で「訂正」は大きな「力」になります。人が生きることにとって必要な哲学を実践的に示した決定版です。
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今、売れている新書・訂正する力の大切さに気付けました。
2023/11/28 22:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
当書は今、新書の中でも注目されて売り上げも高い書籍です。
当書を購読して、タイトルにもある『訂正する力』の大切さ、重要さに気付かされました。著者の主張はもっともです。
SNS、ネット社会全盛期の現代に生きる多くの人々に当書を読んでもらい、より良く人生を生きるヒントを得てほしいです。
訂正を恐れずに
2023/11/23 11:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひろとこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
お互いがそれぞれの正義の主張をぶつけ合って、議論が成り立たなくなった時代に読むべき一冊。訂正を受け入れるようになれば、少しは生きづらい人が減るのではないか。しっかりとした哲学的な下地がありながら、誰もが読みやすくお勧めできる。
自らを訂正する
2023/11/01 21:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
ぶれない考えというのは、硬直化した考え方を意味するようで、どうも世の中にとっては良くない。「聞く力」は、相手の話を聞き自分の意見を変える力、つまり「訂正する力」でもある。訂正する力は、現実を再構築するために使うべきである。また訂正する力は、過去を記憶し、訂正するために謝罪する力だという。正しいことをしようとして、いつも正しく選択し行動できるわけではないことを自覚すれば、訂正するという行為は、必要なこととなる。老いるとは、若いころの過ちを「訂正」し続けるということだ。心に刻もう。
頑なな分断ではなくて、訂正で柔軟に
2024/05/20 09:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゼロか1、一度言ったことを変えない、ということではなくて、適宜、したたかに訂正をしていく態度や指向、それを受け入れる柔軟さが必要で、いまそれができてないのでは、と。頑ななままの分断ではなくて、おとしどころを見つけることが必要ではと。リベラルが、歴史や伝統をもっと踏まえるべきとも。
よみやすくてわかりやすく書かれていて、哲学の本というより、エッセイのように読めました。
訂正をめぐる昨今の社会について
2025/03/28 05:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キェルケゴ - この投稿者のレビュー一覧を見る
訂正という行為を認める周りの寛容さも大切だと分かる。随分と窮屈になってしまった社会への重要な警鐘だと感じた。なお本書は同時期に刊行された『訂正可能性の哲学』の語り下ろし版の分かりやすい説明バージョンの一面がある。また個人的にはルソーの『新エロイーズ』の新解釈にも興味ひかれるものがあった。
今こそ必要
2025/02/05 12:41
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
訂正する力の必要性が、わかりやすく解説されていて、よかったです。現代の状況に、ますます必要になってきそうです。
大事なことです
2024/05/29 17:20
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投稿者:まりもパパ - この投稿者のレビュー一覧を見る
書かれているテーマに共感して本書を手にしました。その後,世間で評判になっていることを知りました。ただ,一部読みにくい内容や論調があり,それが残念でした。
ただ,全国民が一度は読んでみていただきたいです。
生きていく中での「訂正する力」の活用。
2024/01/06 09:45
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投稿者:おじゃもんくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
哲学の方面からの、切り口ですかね。
なかなか、視点の変わった面白い一冊でした。
本書は、「語り下ろし」方式をまとめたもので。
利き手と構成は別の方が。
まさに本書の題名の、「訂正する力」そのものですね。
哲学の魅力を支える、「時事」「理論」「実存」の視点から。
修正ではなくて、「訂正」する事の大切さを書かれています。
四つの章に分けて構成され。
「訂正する力」の意味と、何故今必要なのか。
「じつは・・・・だった」は、とても多いし日常にある事。
他者や他の国の文化と、親密な公共圏を作り出していく事。
日本を、「喧騒のある国」に戻す事の意義。
各章の最後に、「本章のまとめ」と言うか「振り返り」を載せて。
とても解り易い一冊になっています。
他人は、分からないものだから「訂正」して付き合って行く。
家族も、本当の奥底まで解らないもの。
恋人やパートナー・子供ですら、最終的に解らない事もある。
その都度都度、関係を「訂正」して生きて行くしかない。
世の中もそうで、今まで「そう」だったモノが「べつ」のモノに変わってる。
電話が携帯になり、スマートフォンに変わり。
少しずつ変化に対応するために「訂正」して行く。
その「訂正する力」を、改めて認識させられた一冊でした。
生きにくい世の中で、必要な一冊ですね。