当て馬執事は悪役令息に忠愛を捧ぐ 【電子限定おまけ付き＆イラスト収録】

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投稿者：おはな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この作家さんのゲームや小説の世界へ転生するお話はいつも面白い。
途中まではBLなことを忘れるくらい世界に入り込んだ。
主人公フィンの幼い頃のおかっぱ姿が可愛い。こんな子が財務バランスだとか預貸率とか言い出したらビビる。
小説の中に転生したというフィンの話をちゃんと信じた父親とユエンはグッジョブ！

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

受けは前世で読んだBL小説の世界の悪役令息として異世界転生したことに気が付き、破滅から逃れるために父親に告白し親子で奮闘する(この辺が新鮮)。
虐げられている当て馬になるはずの少年の攻めを保護したら…。
裏表はあるし腹黒なチート過ぎる側近でスパダリな攻めになっちゃった。後継者問題も解決しそうだしすべて無問題でめでたしめでたし。

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投稿者：coco　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

淡々と進む中、主人公が大切なモノを守るため成長していくのが良かったです。
前世の記憶を頼りに、自分たちに害になるものを徹底して排除するけど、それ以外に人としての真っ直ぐな性分も相まって、ちっちゃいのにユエンを守るために切った啖呵は良かった。
記憶の中の物語に添って破滅フラグを着実に折りながら、少しずつ物語とズレていくユエン。淡々と話が進むから、地雷はどれ？まさかジャガイモ？と思ったら…
終盤でやっと大きく動いた。それも全ての問題を一気に解決！怒涛のラストでした。
だってそれまでが…あまりに日常生活だったから…恐るべしユエン（笑）
甘々はラストに少しだけ。でも読み応えがあり、満を持して？と余裕の無さが可愛くて充分満足でした。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

転生悪役令息もの
最近よくよく見るネタですが、
そこはきっちり作者さんらしい作品に仕上げてきてます。
シリアスの中にコメディ要素も取り入れて時々くすって笑いながら
読み進むことができました。
フィンの自分のことを気づくタイミングや
悲壮感に浸るより先に自分のルートを回避しようと色々と行動するところに
応援したい気持ちが乗っていきます。
（色々な人に「じじくさい」と言われながらも！←笑える）
そして途中でユエンに「浮世にいながら、浮世を生きていない」と言われるところなど
ツキンと来ました。
自分と父親の未来のために一生懸命なのが切なくなります。
そして、ユエンへの恋心も当て馬というユエンの立ち位置から抑えて
幸せを望んだりと…

ラストへかけてのユエンがとてつもなくて優秀すぎて
さらに最後は暴走気味な行為（いや作者さんの定番的ではあるのですが）に
フィンが自分の気づきから回避の努力が報われて何よりです。

そしてこの物語の最大の功労者はジャガイモでした。
ジャガイモすごい…えらい！りっぱ！
さすがです。
美味しいしね。

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投稿者：rosehiptea　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

前世で読んだ小説の世界。
悪役令息のフィンを破滅させた当て馬の騎士ユエンが、自身の執事兼秘書になり。
そのユエンは、びっくりするくらいチートな人物になります。
ちょっとね、あまりにもスパダリ過ぎて途中シラケてしまいました。

ところが、ラスト前にスパダリのぶっ飛んだ姿が見られて大笑い。
もう読むのやめようかと思いましたが、ラストまで読んで良かったです。
小中先生、さすが！