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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2024/04/12
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • ISBN:978-4-10-101816-4

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電子書籍

異人たちとの夏(新潮文庫) 新着

著者 山田太一

妻子と別れ、孤独な日々を送るシナリオ・ライターは、幼い頃死別した父母とそっくりな夫婦に出逢った。こみあげてくる懐かしさ。心安らぐ不思議な団欒。しかし、年若い恋人は「もう決...

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異人たちとの夏(新潮文庫)

税込 605 5pt

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異人たちとの夏 (新潮文庫)

税込 539 4pt

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商品説明

妻子と別れ、孤独な日々を送るシナリオ・ライターは、幼い頃死別した父母とそっくりな夫婦に出逢った。こみあげてくる懐かしさ。心安らぐ不思議な団欒。しかし、年若い恋人は「もう決して彼らと逢わないで」と懇願した……。静かすぎる都会のひと夏、異界の人々との交渉を、ファンタスティックに、鬼気迫る筆で描き出す、名脚本家山田太一の独自の小説世界。第一回山本周五郎賞受賞作品!(解説・田辺聖子)

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みんなのレビュー77件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

心にしみる不思議な物語

2021/12/07 12:00

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る

登場人物の多くが今は亡き人である という不思議な物語である。しかしホラーではなく心にしみる。とりわけ自分より若い両親とのエピソード 心の交流場面が良い。著名な脚本家だけあって、場面場面が目に浮かぶような良作である。

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紙の本

脚本家山田太一氏のとても不思議な小説です。

2017/09/10 09:13

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、様々なテレビでの大ヒットをとばした脚本家山田太一氏の小説です。ここで表題となっている「異人」とは一体何を指すのか、最初はわかりませんでしたが、本書を読んでいくうちに、これはこの世ではない世界、すなわち「異界に住む人」を指すのだということが分かりました。ただ、だからといって本書を「SF小説」というようにはカテゴリー化できない、何か人間の心に訴えるものがあります。私も、本書を読み終えて、とても不思議な気持ちというか、何とも言えぬ人間味を感じさせる後味に酔いしれてしまいました。

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紙の本

死者との交感

2002/06/01 16:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:御津 - この投稿者のレビュー一覧を見る

久しぶりに本に夢中になったかも、と思った。
これは、死者と生きている者との交感の話といったらいいのか。
離婚したばかりのTVドラマの脚本家が主人公で、夜になるとほぼ無人になってしまう事務所ビルに住んでいる。
そこにある夜、胸に火傷の跡をもつケイという女がたずねてきて、関係を持ってしまう。
それと同時的に主人公は浅草の町なかで死んだ両親に出会うが、幻覚であると知りつつ、関係を断つことができない。
自分はおかしくなったのだろうか、と思い、ケイに止められながらも、甘く優しい両親との会話にとらわれてゆく。
そして、誰の目にもわかるほど憔悴していく……。
これからどうなるんだ、と引き込まれるようにして読み終わりました。
読後、ぼーっとしてしまった。何か、よかったです。

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紙の本

サラッと読めて、心に残る1冊

2000/08/28 22:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読ん太 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 主人公、「私」以外の登場人物はほとんどが幽霊で占められていて、真夏の読み物にぴったり。だからといって、ホラー小説ではないのだが。テレビドラマの脚本家でもある著者の小説は、けなす意味ではなくて「いいドラマを1本観た」心持にさせてもらえる。
 二転三転するどんでん返しが用意されており、何の苦労もなく楽しませてもらえるものだが、それでいて、自分なりにあれこれと考える余地も残されていて、満足度大。 両親の我が子に対する「無償の愛」も語られていて、それが嫌味でなく素直に感動できた。
 すでに「あの世」に逝ってしまった、大切な人達に無理に背を向けることなく、時には手元に引き寄せて、後ろめたさを持たずに想像の上で対座できるような心持になった。

 不思議な小説に出会ったものだ!

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紙の本

不思議な世界

2017/09/14 00:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポッター - この投稿者のレビュー一覧を見る

山田太一さんの作品は、始めて読みました。著名な脚本家だけあって、展開は読み応えはあった。感覚としては、小説として読むよりも、ドラマで表現した方が、面白く見れると感じた。

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2005/02/15 13:46

投稿元:ブクログ

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2006/02/13 19:45

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2006/04/18 22:24

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2006/08/21 23:08

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2007/03/29 21:57

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2007/11/13 11:46

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2008/05/05 00:42

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2008/10/25 22:50

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2009/03/21 10:37

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2009/06/04 02:03

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