- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2024/04/18
- 販売終了日:2024/05/06
- 出版社: ジュリアンパブリッシング
- レーベル: カクテルキス文庫
- ISBN:978-4-86669-326-2
読割 50
電子書籍
【期間限定 試し読み増量版 閲覧期限2024年5月6日】青の王と花ひらくオメガ【SS付】【イラスト付】 新着
【無料試し読み閲覧期間 2024/5/6まで】オメガ性を持つ“神子”が住まう神殿で、第二性別を持たないセレンは下働きとしてひっそりと働いていた。王家のアルファたちが神子を...
【期間限定 試し読み増量版 閲覧期限2024年5月6日】青の王と花ひらくオメガ【SS付】【イラスト付】
閲覧期限:2024/05/06 23:59
青の王と花ひらくオメガ【SS付】【イラスト付】
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青の王と花ひらくオメガ【SS付】【イラスト付】【電子限定著者直筆サイン&コメント入り】
青の王と花ひらくオメガ (カクテルキス文庫)
商品説明
【無料試し読み閲覧期間 2024/5/6まで】
オメガ性を持つ“神子”が住まう神殿で、第二性別を持たないセレンは下働きとしてひっそりと働いていた。王家のアルファたちが神子を迎えに来る日――。生まれながらの罪のせいで俯いてばかりのセレンに、「顔を上げろ」と言い放ったのは孤高の第一王子・レイだった。「この俺が気に入ってやったんだ。喜んで抱かれておけ」。王になりたくないと異端の振る舞いをするレイのため、献身的に身体を差しだすセレンだったが…。健気な蕾が清廉に花ひらく、砂漠の寵愛オメガバース
※サイン版との重複購入にご注意ください
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紙の本
オメガバースというより砂漠と神子の話だから、オメガ苦手な人にもどうかなぁ
2020/09/04 08:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のりのり - この投稿者のレビュー一覧を見る
オメガバースではあるけれど、砂漠の国のハーレム的なところと神子という設定にオメガバースが上手くはまっていて、そんなにオメガオメガしていないので、オメガバース苦手な人でもチャレンジしてみるのにどうかなぁ、と思います。
セレンもレイも孤独をかかえて生きてきたので、セレンは最初から健気に、レイは気持ちを自覚してからは特に、互いを思いやります。孤独の原因になった事柄のせいでハピエンまではしんみりしたりハラハラしたりでしたが、心配して助けてくれる人も実はいたので、真の孤独じゃなかったと気付けて良かったです。
レイが、自分にされたことのすべてを明らかにせず、そのことで相手を処罰しなかったのは、明らかにすることで本人以外が余計な罪の意識を持たないように配慮したからでしょうか。そういう勧善懲悪でないところに、哀しみとレイの懐の大きさを感じました。
国の改革もしているので、今後のこの国の様子や二人の幸せなところをもっと読んでみたいです。
紙の本
砂の文様のようなおとぎ話
2022/10/30 06:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
砂漠の国の物語&オメガバースもの
そこに出生の秘密と王位継承が絡んで物語りを作り上げている。
「罪の子」として第二性をもたない
セレンは神殿で下働きをしている。
そこへ皇太子であるレイがやってきて出会い王宮につれて行かれる。
最初はうつけものの放蕩王子の所業としてだし、
セレンは自分の生まれを罪悪と思っているので
色々な非道にも唯諾々と従っている。
そんな複雑なセレンの心持ちがとても繊細に描かれている。
卑屈にも見えるが、
それが彼の生まれた時からの通常なのだから仕方ない。
そんな中でレイに惹かれていく心もちが複雑に繊細に描かれている。
そして、レイがある瞬間から…「あ、恋に落ちている」というのも鮮やかだ。
彼の孤独や立場も複雑なのだが、
恋に落ちたところからのセレンに対する態度が不器用で微笑ましくすらある。
ラストまでの流れはお約束とおりでもあるのですが、
綺麗な文様のように描かれていてするりと染みこんできます。
そう、まるでおとぎ話のようにです。
電子書籍
痛くないオメガバ
2021/01/04 17:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まぐろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
砂漠を舞台にしたオメガバになります。
イメージとしては、中東あたりになるのでしょうか。
セレンがとにかく不憫でした。
罪の子として育てられたため、周りに仲の良い人が少なく、殺されないだけマシだと自分に言い聞かせて下働きしているんです。
だから自分を犠牲にしてでも誰かの役に立ちたいとがんばるところが健気でした。
そして、レンと出会うことでセレンの考えが大きく変わっていくんですよね。
上を見ることを覚え、天井を初めてじっくり見たというのがせつない。
レンは自堕落なアルファとして周囲に認識されていますが、実は過去に悲しい出来事があったために、あえて誰も寄せ付けず自堕落な人間として振る舞っているんですよね。
レンもセレンと出会うことで孤独ではなくなり、王になる決意をするという変化が素敵でした。
最後はセレンの出生についても明らかになり、全てがきれいにまとまるハッピーエンドでした。
オメガバとしては、そんなに痛い作品ではないので、どなたでも読みやすい作品だと思います。
電子書籍
(どうか、僕をただの人間に戻して。・・・神様)本文より。
2021/12/30 20:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
「砂漠の中の国」を舞台にしたオメガバースものです。
ネタバレがあります。
●王位継承権第一位αの王子でありながら悪評が絶えない22歳の攻め・レイ
●罪人の子として生まれ情けをかけられ神殿で働く18歳の受け・セレン
◯受け視点、SSは攻め視点。
砂漠の辺境に位置する王国の王位継承権を持つαとつがうのは「神子」と呼ばれるΩだけ。そんな「神子」たちを守り育てる神殿で、受けは下働きをしています。罪人の子として生まれた受けは誰も恨むことなく、見咎められないよう俯いて過ごす毎日。そんなある日、つがい候補の「神子」たち迎えるため王都から来た攻めから「顔は上げて、前を見て歩け」と言われ、さらには「神子」たちの世話係として王都へ同行させられますが・・・
一夜でいいから誰かに抱きしめてもらいたいーーー。そんな慎ましい夢を持つ受けが孤独だった攻めと出会い、愛し愛されるお話です。
受けの貞操を奪い衆人環視の中で奉仕を強要するなど、攻めの傍若無人な振る舞いに前半はドン引きしてしまいました(汗)。けれども攻めの抱える事情と過去・現在にわたる陰謀によって、受けが貶められていることが後半で明らかに。健気で献身的な受けと、そんな受けにほだされた攻めが手を取り合い仲睦まじく国を治めるラストはとてもロマンティックでした。
あとがきに「神話のような枠組みに入れてみたら・・・」とありますように、オメガバースの基本設定を国の「言い伝え」として取り入れています。そのため発情中、うなじを噛む行為がなかったのでその点が残念でした。
電子書籍
嫌いな卑屈タイプ
2020/09/24 23:01
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まるる - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうしてBLのオメガ主人公って愚鈍な卑屈タイプが多いんでしょう。
このあたり、悪役令嬢系のTL系とは対局なんですよねぇ。
健気と卑屈は違うんですよ・・・。
自分から地雷原に突っ込んでく卑屈タイプって、
心底嫌いなので、残念でしょうがないです。