- 販売開始日: 2024/05/10
- 出版社: 吉川弘文館
- ISBN:978-4-642-05970-1
平安貴族の仕事と昇進
著者 井上幸治
びっしりつまった年中行事、出世を阻む厚い壁、ひっきりなしの問い合わせ…。平安貴族の日常は想像以上に過酷だった。彼らの人生サイクル、仕事、昇進にスポットをあて、みやびなイメ...
平安貴族の仕事と昇進
商品説明
びっしりつまった年中行事、出世を阻む厚い壁、ひっきりなしの問い合わせ…。平安貴族の日常は想像以上に過酷だった。彼らの人生サイクル、仕事、昇進にスポットをあて、みやびなイメージとは程遠い、貴族社会のリアルな姿を解明する。古記録などの豊富なエピソードをもとに官位のしくみや昇進ルートを平易に解説。王朝文学を学ぶ人にもおすすめ。
目次
- 平安京で暮らす人びと―プロローグ/平安貴族たちは、どういう人生サイクルを送ったのか?(公卿〈二つの昇進ルート/貴種は若くして公卿となる〉以下細目略/諸大夫/侍ら)/平安貴族たちの仕事とは、どういうものか?(政務(申文)/正月は忙しい)/平安貴族たちの昇進(除目に向けて/本音と建て前/でも昇進しない/芸は身を助けるのか?)/平安貴族たちの退場―エピローグ
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おもしろい
2024/09/06 07:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
平安時代もそうだけど、そもそも貴族の人々は、どのように過ごしていたかも知らなかったので、忙しく過酷というのも想像つかなかった。偉くなると、それはそれで大変なのですね!
庶民と変わらぬ層も
2023/09/04 14:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
平安貴族といってもピンからキリまで。一生下っ端を余儀なくされる層もある。
儀式や宴会ばかりだったんじゃないかと思われる王朝貴族の仕事や官位についての研究書。確かに文書や連絡に駆けずり回る係りはあったろうし、上流が上の官位を独占し続けていれば出世の糸口は難しい。