- 販売開始日: 2024/06/07
- 出版社: 徳間書店(Chara)
- レーベル: キャラ文庫
- ISBN:978-4-19-901133-7
偏屈なクチュリエのねこ活
歌もダンスも才能なかったけど、俺はストーカーなんてやってない――!! スキャンダルで芸能界を干され、地方都市に流れ着いたリオン。そこでも野次馬に絡まれ負傷するけれど、「人...
偏屈なクチュリエのねこ活
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商品説明
歌もダンスも才能なかったけど、俺はストーカーなんてやってない――!! スキャンダルで芸能界を干され、地方都市に流れ着いたリオン。そこでも野次馬に絡まれ負傷するけれど、「人の店先で騒ぐな」と洋裁店から現れた大我(たいが)に保護されて…!? 傷が治るまでは置いてやる――不遜に言い放つ拾い主は、時代の寵児と呼ばれた天才デザイナーだった!? 華やかな舞台を去った二人が紡ぐ、恋と再生v ※口絵・イラスト収録あり
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美味しそうなごはんもいっぱい出ます
2024/06/16 00:23
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あー染み渡る 実家のような安心感 最上のときめきと安らぎをくれる月村先生いつもありがとうございます 今回のお話はツンデレ攻め大我(自制心の鬼)の好意がほぼ伝わっておらず、しかもこれまでの境遇などから恋愛的な発展は諦めてしまっているリオンとの組み合わせのため、最後の最後までどうなる?!?!?と思いながらも、ハピエンを確信している月村先生作品なので安心して読みました。無骨な洋裁師めちゃくちゃ刺さります。仕事着…天才…。かわいいリオンくんと姫とずっと幸せでいてください
すごく好きな受けだった!
2024/06/24 21:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さくらだ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルがまず好きだった。
読み終えてからタイトルを見ると、ねこ活とは言い得て妙で可愛らしく思える不思議。
月村奎先生らしい素敵なタイトルの遊び方。
バツイチの仕立て屋である大我と、家族愛に恵まれず愛されたがりやな訳あり元駆け出しアイドル・リオン。
春〜正月の雰囲気の良さが最高…
周りのキャラとの関係性も良くて、元交際相手、元妻の幸せ、途中ソワソワしながらも安心して読み終えた。
自分のことを保護猫みたく一時的な情で優しくもらっていると考えるリオンの思考が月村奎先生らしい受けだなぁと。攻めがまた無愛想で動きが分かりにくいんだけど、その分甘やかな愛情がじんわり染みた。
デートかもなんて浮かれていたリオン気持ちが凪いでしまった墓参りのシーン好きだったし、夏のころの空気感好きだった。季節感の美しさよ…。
大我の考えてることこっちには伝わってるけどリオンには伝わってなくていつ噛み合うのかウキウキしてた…
天国に連れて行ってやる
でヒュー!!!!
ってなったり…笑
くっつくあたりのリオンが泣いたり笑ったりいやがったり騒がしくて可愛いかった。
大我がバツイチなんだけど余裕があるようでない感じとか、リオンの受け取り方とか小さなスパイスが効いていて素敵なお話。
大我がふと笑ったときに嬉しくて心の中で尻尾ブンブンするリオンが良かったです。
でもそれを表に出すんじゃなくてすまし顔するのが可愛いのよね。月村奎先生の受け好きだけど、リオンはいっそう好きでした。
無表情寡黙vsプチ反抗期
2024/09/18 13:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:rosehiptea - この投稿者のレビュー一覧を見る
安定の月村奎先生ワールドでした。
激萌えはしないけれど、登場人物達の優しさに癒されます。
ねこ活の猫はリオンの事。
元アイドルで、あるスキャンダルで芸能界から干され。
偶然知り合った大我の家を隠れ家として居候。
拾った野良猫のようなリオンを、遠巻きに放置するように扱う寡黙で無表情な大我。
そんな二人の生活です。
本物の猫は出てきません。
リオンの大我にだけ反抗的な態度と、大我のわかりにくさが魅力です。
「キスしてくれたら、幸せそうにしてる俺が見られるよ?」本文より。
2024/08/25 10:02
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投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
「絶頂期に消えたデザイナー×ゴシップで干されたアイドル」のお話です。
ネタバレがあります。
●商店街で祖母が遺した店「向井洋裁店」を継いで営む攻め・仲村大我
●クビになった元アイドルの21歳受け・黒谷リオン
●雑貨店と料理教室を開いている大我の元妻・木之下有菜
●パタンナーで大我の親友だった有菜の兄・木之下 隼
●二世俳優・木島貴仁
○受け視点
寂しい家庭環境から、誰かに愛され必要とされたい願望をもつリオン。高校二年生のときに芸能事務所にスカウトされると中退し、デビューを目指してレッスンに励みました。そして19歳になった頃、四人組ボーイズグループ『パラソル』のメンバーに。頑張って芸能界に自分の居場所を求めますが、リオンは事実と異なるスキャンダルーーードラマで共演した俳優・木島をストーキングーーーで事務所をクビになり、世間からバッシングされてしまいます。
そんな帰る家もなく何もかも失ったリオンは、無愛想な男・大我に拾われて・・・
喪失感から華やかなファッション業界から去ったデザイナーの『TAIGA』こと大我と、スキャンダルの原因をなすりつけられ裏切られたリオンが、一つ屋根の下で暮らすうちに心を癒やし、恋心を育んで恋人同士になるお話です。
孤独感をつけ込まれたリオンがとても不憫で、前半は読んでいてとても辛いです。でもそんなリオンを助けてくれたのはデザイナーの大我でした。大我も心にぽっかり穴のある人で、そんな彼とリオンが少しずつ距離を縮めていく様子がもどかしくてよかったです。
また野白ぐり先生のストーリーを膨らませるイラストが作品にぴったり!カラー口絵をよく見ると、大我の首元にはリオンがプレゼントしたアレが。大我よ、お前ってヤツは・・・!
読み終えるとタイトルが誰視点なのかがわかるので、より作品を楽しめると思います。
ねこ活
2024/08/12 06:47
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
個人的に色々勘違いして読み始めた作品でしたが、
染みわたる作品でした。
愛されたいという気持ちが強すぎて空回り気味なところもあるリオン
スキャンダルと謂れのない裏切りに巻き込まれアイドルを追放されたリオンを拾った
元天才クチュリエ大我
まさにヤンキーが野良猫を拾うの図みたいでさらにタイトルが秀逸な感じです。
一時的な情(まさによれよれの野良猫が一時的に保護されている)で優しくされていると思っているリオン
でもそんな大我を好きになるリオンの心が切なく痛い。
大我がまた不器用というか自制心なのか?でその気持ちがリオンには伝わらない
なのでなんとなくすれ違っていたりするのが読んでいて切なくですね。
死んでしまった人、結婚していた元妻、大我の顧客であるマダム(というのがふさわしい)な麗子さん
リオンの周りに今までいなかった人々が寄ってきて。
すれ違いの解決は、リオンをどん底に落とした先輩俳優がしてくれました。
(彼の病み具合はちょっと…今後誰にも迷惑をかけずにいってほしい)
とはいえ、リオンやその周囲は気にしてないだろうけれど名誉回復はされないんだよねぇ
そこはちょっともやもやです。
でも、大我とリオンは今後も幸せに暮らしていくのだろうからこれはこれで良しだね。
結局大我も「好きな人に好かれる」のが初めてなので、なんか態度ににまにましてしまいます。
(リオンにとっては殺傷能力が高いってことになるのでしょうがね)
☆3.5
元、アイドルのリオンが…
2024/11/20 22:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
リオンがやってきた街には、大我というかつての天才デザイナーがいました。元、アイドルのリオンが、からまれ、負傷したのが大我の店の前。で、その傷が治るまでおいてやるよ、と大我が言ったことから……。良かったです!