美獣とケダモノ みんなのレビュー
- 中原一也(著), 國沢智(画)
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電子書籍美獣とケダモノ
2022/08/21 12:58
(い、いかん。とまらんぞ・・・)本文より。
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投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
オヤジ攻めのポテンシャルの高さを、改めて知った作品です。
ネタバレがあります。
●ハードボイルド作家で36歳攻め・男鹿直忠
●男鹿の幼馴染みでバーテンダーの29歳受け・阿立裕一郎
○前半は攻め視点、後半は受け視点
年下の幼馴染み・阿立に「ホの字」の小説家・男鹿は、いつものように店に通い、阿立から憎まれ口を叩かれながら酒を飲んでいました。ところがある日、店のトイレで怪しげな男からクスリをすすめられつい買ってしまいます。それは「マゾっ気を刺激されて誰かに従いたくな」り、しかもクスリが切れたら最中のことは忘れてしまう、夢のようなクスリでした。半信半疑の男鹿でしたがコーヒーにクスリを混ぜて、阿立に飲ませてみると・・・
顔を合わせると喧嘩になるふたりが、媚薬をきっかけに性的な相性を試しながら恋人同士になるお話でした。
片思いの相手を媚薬で好き勝手にする展開は苦手だなぁと思いながら読むと、表の顔とエッチなときの顔、そのギャップが二人ともぶっ飛んでいて面白かったです。
とくに阿立、お前ってやつは〜!!とんだ本性が隠されていてびっくり。苺のときは同情したけど、完全に見誤っていました。普段はドSなのにエッチはドM、最高です。
そして普段はヘタれで乙女な小説家なのに、スイッチが入るとただれた妄想を実行するドスケベなおっさんの男鹿。いざとなったら頼れる男で、阿立のよきパートナーでした。
そんなギャップのあるキャラを、國沢先生がイメージどおりに描いています(クールとエロスが半端ない)。
タイトルの『美獣とケダモノ』、読む前は「美獣」の意味がわからなかったけれど、読んで納得です。美獣のバーテンダーとケダモノのオヤジ攻め、気になる方はぜひお読みください。
紙の本美獣とケダモノ
2021/05/01 05:29
キャラの濃さと軽妙さのバランスがとれた作品
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者さんらしい作品で作者さんの作品の中でも好きなタイプです。
キャラの濃さと軽妙さのバランスがとれている作品だと思います。
男鹿のヘタレ具合、ギャップのある攻め具合
(オヤジ度も好みです←言うほどオヤジな年齢とは思いませんが)
ドSなのにドMになる幼馴染のバーテン・阿立
(7歳年下の幼馴染み)
阿立は言葉や行動(喧嘩も)強い。
男鹿を心から心配したり
自分が間違っていたら素直にそれを認められる可愛げもある。
しかも「エロがっぱ」って恋人に言うんですよねー。
男鹿は、普段はヘタレなのにスイッチ入ると変態くんになってしまう
でも、友人やヤクザに対しての対応は男気があって見直しました。
そんな二人の話
余談ですが、食べ物は・・・大事にしましょう。
(作者さんちょいちょいでてくるので食べ物ネタ好きな気がする・・・)
破綻なく軽妙に読める話でした
☆3.5評価です
紙の本美獣とケダモノ
2016/08/31 23:40
豹変系攻め×ギャップ受け
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
純朴なのにスイッチ切り替わるとオヤジ攻めに豹変する男鹿と、普段は毒舌だけどHのときはエロエロMっ子な阿立、お似合いの二人だと思います。
でも媚薬関係ないw
こんな回りくどいことしなくても、これだけ好き同士で幼馴染みなら今までいくらでもきっかけがあっただろうに…と思わずにいられませんが、でもなんか憎めないCPでした。
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