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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.5

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3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本

まず実践

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 先日新聞の広告面にP・ドラッカーの『マネジメント・エッセンシャル版』(ダイヤモンド社版)が100万部突破という案内が出ていました。2001年に出版されて10年めでの快挙です。
 経営学の本は普通10万部も売れればベストセラーといわれるそうですから、100万部というのは驚異的な数字です。
 もちろん大ベストセラーになった岩崎夏海さんの「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という小説の影響も大きいでしょうが、そもそもドラッガーが多くの経営者に愛され、支持されてきた「経営学の父」ですから、いかに多くの人が「経営とは何だろう?」と考えている証拠ではないでしょうか。

 経営コンサルタントでビジネス本で数多くのベストセラーを生み出している小宮一慶さんも「20年以上もドラッカーの本を読み続けて」いるそうです。そんな小宮さんがドラッカーの教えをわかりやすく解説したのが、本書です。
 日本の企業の具体的な取り組みの紹介をまじえながら、まるで小宮さんの講演を聴いているようなわかりやすい文章で、ドラッカーの真髄に迫っています。
 小宮さんがドラッカーを読もうとした契機は、「成功するためには、どうすればいいのか知りたい」ということでした。それは多分ドラッカーに魅せられた多くの経営者も同じだと思います。
 成功するにはきっと秘訣があるにちがいない。誰もがそのヒントを得ようとします。そのこと自体は何の不思議もありませんが、実際ドラッカーの理論をどこまで実践できるかで、あるいはドラッガーの本をいかに読み解くかで、その結果は大きく違ってきます。

 「エッセンシャル版」といっても、ドラッカーの『マネジメント』は読みやすい本ではありません。それでも読んでみたい。そう思っている人は多いでしょう。そんな方に、小宮さんのこの「入門書」はとてもわかりやすい一冊になっていると思います。
 ビジネス本の本質は読むことだけでなく、書かれていることをいかに行うかということです。
 ドラッカーだって同じです。ドラッガーの本を読んで経営がうまくいくなんてことはまずありません。ドラッカーの理論をどう自分のなかに取り込むかです。
 小宮さんの本はその助けとなる一冊です。

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紙の本

単なる『マネジメント』の要約でないところがいい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぶんてつ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本は、20年以上もドラッカーの本を読み続けているというコンサルタントの小宮さんが、『マネジメント[エッセンシャル版]』でドラッカーがいちばん読者に伝えたかったことは何かということを分かりやすく解説してくれている。

まず、マネジメントにおけるキーワードは「マーケティング」と「イノベーション」の2つ。

また、マネジメントの3つの役割は次のとおり。
1.自らの組織に特有の使命を果たす
2.仕事を通じて働く人たちを生かす
3.自らが社会に与える影響を処理するとともに社会の問題について貢献する

そして、この役割を担うためにやらなければならないことは次の3つ。
1.事業を定義する
2.目標を設定する
3.人を動かす

全体として経営者へ向けた本であると小宮さんも書いているとおり、この3つは経営者の仕事である。

しかし、ここでは特に「人を動かす」というところから、動かされる私たち多くの一般社員もどのようなことを考えて行動しなければならないかを考えてみるといいだろう。

たとえば、ドラッカーの次のような言葉。
「目標管理の最大の利点は、自らの仕事ぶりをマネジメントできるようになることにある」

そのためには、目標は自分で立てる必要がある。他人の立てた目標をやらされるのでは駄目で、自分たちで目標を立てる仕組みを作ることがマネジャーの大切な仕事になるということ。もし、目標を会社に勝手に決められてしまうなら、私がオススメするのは、その目標を超えるために自分なりの目標を作ってしまうこと。

もっと余裕があるなら、与えられた目標以外に自分なりの目標も作ること。こうすると、シンドイながらも自分の能力が高まる。

また、組織についてのドラッカーの次のような言葉。
「組織の目的は、凡人をして非凡なことを行わせることにある」

ようするに、誰がやってもできる仕組みを作ることがマネジャーの大切な仕事になるということ。では、私たちは何をすればよいかといえば、まず自らが凡人であるということを知ること。そして次に、その凡人でも非凡なことができるような仕組みを利用すること。
できれば、その非凡なことができるような仕組みを自分の中に取り込んでしまうこと。

たとえば大企業の役職という肩書きは、凡人にも非凡な仕事をさせてくれるだろう。そのときに肩書きがなくても通用するところまで自分を持っていけるかどうかが勝負である。

「学ぶことのできない資質、後天的に獲得することのできない資質、始めから身についていなければならない資質が、一つだけある。才能ではない。真摯さである。」

私たち組織に属する人間にとって、自分自身に問わなければならない質問は、たった一つしかないということだ。それは真摯さを身につけているかどうかということ。

ドラッカーの重要性には、何となく気付いているが、それ以上前に進めない人にも、オススメの1冊。

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紙の本

ポイントだけだととてもシンプル。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

とにかく「マーケティングとイノベーション」の二つだ、と説明。
著者流のまとめ方であって、必ずしもドラッカー本人の本意かどうかは、きちんと読み切れなかった私としては判断しかねるが、著者の主張だとしても読む価値はある。

しかしながらポイントだけにつきつめていくととても「あたりまえ」の「シンプル」なことになってしまうものだ。

個々の特殊事情や個人の感情などが絡んでしまうので、実際に起こる現実の場面ではポイントが見えにくくなっている、ということなのだろうか。「いちばん伝えたかったこと」がよくわかっても、それを実際に実行に移すときはこれをどう乗り越えるか、はまた考えなくてはならない部分だ。

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