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「超」入門 失敗の本質 みんなのレビュー

  • 鈴木博毅
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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
6 件中 1 件~ 6 件を表示

現代社会に

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ローラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

普通に当てはまる普遍的な内容でした。誰もが身に覚えがある話。個人、個人では大丈夫でも、日本人的な組織になると判断が鈍りがちになるなど。

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戦略の失敗は戦術ではおぎなえない

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:だい - この投稿者のレビュー一覧を見る

第1章 なぜ「戦略」が曖昧なのか

「戦略」が明確であれば目標達成を加速させる効果を生み、逆に曖昧ならば混乱と敗北を生み出す。
大局的な戦略とは「目標達成につながる勝利」と「つながらない勝利」を選別し、「目標達成につながる勝利」を選ぶこと。

戦略とは「追いかける指標」のことであり、戦略の失敗は戦術ではカバーできないので、有効な指標を見抜く指標の設定力こそが最大のポイントになる。
指標を正しく決めることが「目標達成につながる勝利」を決めることになる。

第2章 なぜ「日本的思考」は変化に対応できないのか?

現代日本企業の弱点
・前提条件が崩れると、新しい戦略を策定できない。
・新しい概念を創造し、それを活用するという学習法のなさ。
・目標のための組織ではなく、組織のための目標を作りがち。
・異質性や異端を排除しようとする集団文化。

創造的破壊

単に新しい技術ではなく、戦局を変える新技術がカギ。
日本企業の高い技術力による製品が、米国企業の戦略的な知的マネジメント(運用)によって「戦いの仕組みを変えられて負ける」ということを日本人は気づいていないのかも知れない。

第3章 なぜ「イノベーション」が、生まれないのか?

イノベーションを創造する3ステップ

1)戦場の勝敗を支配している「既存の指標」を発見する。
2)敵が使いこなしている指標を「無効化」する。
3)支配的だった指標を凌駕する「新たな指標」で戦う。

高い技術力を誇る日本のメーカーは、消費者の指標を変化させるイノベーションではなく、単に技術上の高性能を追求しており、効果を失っているからだと推測される。

イノベーションを作り出すには、現時点で支配的に浸透している「指標」を、まず見抜く。
体験的な学習に陥りがちな成功体験の単なるコピーではなく、対象に隠れて存在する「戦略としての指標」を発見する思考法になれなければならない。

第4章 なぜ「型の優先」を優先してしまうのか?

日本軍の強み
・体験的学習によって偶然生まれるイノベーション。
・練磨の極限を目指す文化。

米軍の強み
・戦闘中に発生した「指標(戦略)」を読み取る高い能力。
・相手の指標(戦略)を明確にし、それを差し替えるイノベーション。

特定の業務、技術的スキルについては「型の伝承」は必要不可欠であるが、「型の伝承」と「勝利の本質」は明確に区分されて、共に伝えられなくてはならない。

第5章 なぜ「現場」を上手に活用できないのか?

組織運営の最終目標は、変化に打ち勝つ新たな指標としての戦略を効果的に生み出すこと。

組織内に存在する「人事・評価制度」は、組織の性格や能力を規定し、目標達成を邪魔する要因を作り上げることもあれば、有効に設計し運用することで、強力な組織を生み出すこともできる。

第6章 なぜ「真のリーダーシップ」が存在しないのか?

トップあるいはリーダーが「最も利益が期待できる、あるいは利益に関わる」瞬間に最前線が直面している問題を、どれだけ正確に把握できているか。

新たな指標としての戦略は、現場から生まれることが多く、リーダーはその価値を見抜く必要がある。

第7章 なぜ「集団の空気」に支配されるのか

集団の和を特に尊重する文化である日本では、集団の空気や関係性を重視するあまり、安全性や採算性よりも関係者への個人的配慮を優先し、グループ・シンクの罠に陥るケースが多い。

状況が今より良いようなフリをすることは、最終的にはほぼ確実に破滅に繋がる。

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わかりやすい

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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

大東亜戦争の日本軍の組織的失敗と重ね合わせながら、現在の日本の問題を分析していて、わかりやすく理解できました。

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国民的欠陥を克服できていない

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Michiyuki - この投稿者のレビュー一覧を見る

太平洋戦争等で旧日本軍が陥った失敗をつぶさに解説した「失敗の本質」。本書はこの本を解説した文字通りの入門書。近年刊行されたことから、昨今の日本企業の失敗とも絡めて解りやすく説明がなされている。

戦争の善悪は別として、何故旧日本軍が敗れたのか?コミュニケーション不全や過去の成功への執着、自ら大局作りができない点等が原因として挙げられる。残念ながら現在でも日本人、日本の組織、そして日本社会そのものがこれらの失敗要因を克服できずにいる。
戦後70年を経て、本当に反省すべき、歴史に学ぶべき点はそこではなかろうかと思う。

本書と「失敗の本質」原書を読み比べると、断然本書のほうが解りやすい。読むのに自信がない人、戦術的な話が苦手な人は、せめて本書だけでも読んでみて欲しい。

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失敗の本質の解説本

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投稿者:もちお - この投稿者のレビュー一覧を見る

第2次世界大戦で日本を破滅に追い込んだ日本軍の組織を批判的に継承、または拒絶するために分析した失敗の本質を解説した本。本書では日本軍に代表される日本の組織は想定外や突然の変化に弱く、変化に弱いとして23の視点から、日本軍とアメリカ軍、あるいはアメリカ企業と日本企業を比較している。日本の組織が失敗しがちな点は過去の体験に固執しがちで型が好きな点と現場、専門的知見を考慮せず空気が支配してしまうという点である。世界が混乱している中で、この観点は欠かせない。

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今の視線からの分析

4人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しんぴん - この投稿者のレビュー一覧を見る

現在への反映をどうするのか。

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