地獄くらやみ花もなき みんなのレビュー
- 路生よる(著者), アオジマイコ(イラスト)
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地獄くらやみ花もなき 7 闇夜に吠える犬
2023/10/12 07:47
犬神
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
「犬神」の表と裏
表は青児さんメイン
青児さん良くあのアパートでご無事だったなぁと。
そして、青児さん自身が成長している部分もあり
青児さんは青児さんの部分もあり、
なんかはらはらしながら見守るような存在になってます。
そして皓にとってはかけがいのない存在
凛堂兄弟も篁さんも絡んでの犬神ものは
最後にまた爆弾落として続くです
(まあ、彼女は名前見た時にあらとは思ったですけど)
不破さんがそうかぁそんな人だったかと遠い目をしてしまいましたが
最後の鳥栖さんが伝えに行ってくれたことは
残念は残念でもあったのですがこの物語の中でのかすかな光でもありました
皓に「青児さんは青児さんですねぇ」といわれる彼を
これからも見守り続けたい物語です
地獄くらやみ花もなき 8 冥がりの呪花、雨の夜語り
2023/03/14 23:59
うーん
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投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作と結構間が空いたにも関わらず今回はいつも以上に
前作とのつながりがあったため最初わかりにくかった。
そしていつもの2人の話はページ数が少なかったかなぁ。
まぁ好きなシリーズだし完結したらまた一から読み直します。
地獄くらやみ花もなき 6 黒猫の鳴く獄舎
2022/09/15 06:47
黒猫
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
ポーの「黒猫」と「鍋島猫騒動」を掛け合わせて
練り練りしたらこうなったというような話
密度の濃さというかぎゅうぎゅうすぎているような感じを
読んでいて感じました。
遊び部分がないというか…
のりしろがないというか…
そして、ええ、そこにもっていくの???ってのもあり
(若干それは反則技くさいというか…なんというか)
落ち着かないとはこのことだみたいな感覚で読みきった感じです。
今回の事件は凛堂兄弟に軍配かな(勝負していないけれど)
でも棘が相変わらずボロボロ気味で気の毒ですけれど。
皓と青児さんも関係が深まって、今後が楽しみです。
話がそこに落ちるのかーって思ったところに
最後のエピローグ(あるいはプロローグ)が強烈すぎて
今回の事件すっぽりどっか行ってしまいそうな勢いです。
余談
表紙の片目眼帯は誰だ???って思って手に取ったのですが
篁さんだったかー(片目の理由は書いてある)
なるほど…な感じです。
☆3.5
4つけても良いかと思うのですが…若干躊躇するものもあるので3にしておきます。
地獄くらやみ花もなき 5 雨の金魚、昏い隠れ鬼
2022/09/06 06:49
新章開始
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
新章の開始
皓はあまり登場しない巻であります。
第一怪が紅子さん
タイトルと表紙から紅子さん活躍すると思っていましたが
…活躍どころか全開な感じで容赦なさが良いですね。
紅子さん最強だ…
でも「皓様の助手ですので」という言葉にはきゅんときてしまった。
金魚全面出しの話は、切なさと痛々しさに抉られる話
(好きな北原白秋が絡んできて個人的には
そこも良し)
第二怪は青児さん
地元へ行って…座敷童と隠れ鬼
真相の人の残酷さと酷薄さに抉られる。
青児さんの「逃げる」根源も晒されて痛々しい
(というか、実家の人々の酷薄さも同時に痛々しい)
でも青児さんが前向きに百年をがんばろうとしている姿に
ほっとしたりします。
と…その合間に凜堂双子の話
いや…棘が相変わらず気の毒ですが、
あれはあれでよいのでしょうね。
魔王ぬらりひょんが
魔王らしく阿漕というか悪辣というか…
あのメンバーをそろえてくるとは。
青児さんが気の毒すぎる…気持ちになって
その件は次巻に続くとなりました。
地獄くらやみ花もなき 4 百鬼疾る夜行列車
2022/08/22 05:46
決着
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
魔王の座をめぐる争い完結編
1巻からぐるっと季節が一巡りなのです。
ここに落ち着くのかって。
青児さんは青児さんらしいまま成長していった。
ある意味すごいなぁと感心。
いかにもミステリーらしい豪華列車での闘い
「オリエント急行殺人事件」の仕立てで「銀河鉄道の夜」
なるほどなの展開
ページ数とこの内容なので
ちょっと詰め込み過ぎな感じがしないでもない。
もう少し尺をとっても良いのではと思わないでもないのですけれどね。
読んでいて大勢の人の名と妖怪と事件とでちょっとあわあわした感があったので
もう少しだけゆっくり読み込ませて欲しかったかなぁと。
青児さんの元々の罪もわりと絡んできているのでね
余計そう思うのかもしれません。
気の毒な棘と荊の件も決着がつき
(いや、他兄弟の件も「そうだったんだ」的な)
親たちにも相応の決着がつき、
地獄にもそれなりの決着がつきました。
ミステリーの設えではありますが、完全なミステリーでもなく
ホラーの設定ではありますが、ホラーでもなく
それでもそれらと人の業を内包した作品でした
今後は続編(新章)になるそうです。
☆4.5
地獄くらやみ花もなき 3 蛇喰らう宿
2022/08/21 05:49
青児さんは青児さんだね
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
2を読んで作品全体のバランスの悪さが少し気になっていたのですが
3はそんなことなく読むことができました。
現世でのあれこれ(というのかどうか不明ですが)の末、
本格的な政権争い(これまたというのかなって感じですけれど)になるのかな?
って感じの巻
紅子さんの「カレ」に対する扱いはちょっと冷淡すぎるー
(「カレ」が気の毒すぎです)
紅子さんの正体に関してはわかっていたとおりのことをするりと…
あまりにするりとしているので
今まで隠していた理由が良くわからなくもあるのですけれどね。
途中の一志がかなり気の毒
一志父母こそが何らかの罰を受けるべきではと思うのですけれどね。
(一志父は…特に怖い)
青児さんの価値はじわじわと上がっていってます。
がんばり結果かと思います。
がんばれーって思わず言ってしまう感じ。
まあ青児さんは青児さんなのですけれど。
そして棘が…あまりに気の毒すぎる。
この人は毎回毎回痛い目にあって、
どんどんその酷さは増してきていて本当に気の毒すぎます。
ラストはまさに「つづく」って感じなので、
次巻は読まねばって感じです。
☆3.5評価の4です
地獄くらやみ花もなき 2 生き人形の島
2022/08/21 05:24
孤島
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
孤島・(元)ホテル・密室・・・さらに生き人形などなど
お約束の舞台のお話なのですが。
鉄板だと思うくらい
もう手を変え品を変え使われているので
トリック等々を云々する気はまったくないのですが
なんかメインであろう生き人形と父娘が父娘の存在(話)が
かなりおざなりにされてしまっていた感が否めないのです。
確実に兄弟色々(複数の兄弟)がメインで
それが色々絡み合っていてそれはそれで面白くはあるのですが
前述の父娘の存在とのバランスが悪かったなぁと。
個人的にはそのアンバランスさが・・・
個人的には今回面白さを削いでいたような気がしてなりません。
青児さんが安定して青児さんであることだけは
まあ、救いな存在だったのと
後(続編)への興味を引く構成ではあったのだけは救いです。
地獄くらやみ花もなき 1
2022/05/13 05:48
百禍の王
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
罪人が化け物に見える青児が迷いこんだお屋敷の主は
「地獄代行業」を営んでいる西條皓
ほの暗い表紙の雰囲気そのままの内容ではありますが
青児のお馬鹿さん加減とそれをあしらう皓が重すぎない装いにさせております。
紅子さんも良い仕事してくれてますし、ひらひらと。
そして小野篁!あやかしや地獄などこの手のものが好きな者の心をくすぐります。
ミステリー色は地獄行というオチですので
心情の方に重きが置かれている。
わたし的には第二怪の最後はじんわりと涙ぐんでしまう。
そして第三怪で、青児がお屋敷に来た理由も明らかになり
ここにいる必然も納得したしだいです。
「青児さんは青児さんですねえ」
という言葉がしみじみしみてきます。
冒頭から巻末まででしっかり輪になった作りになっています。
☆4.5
地獄くらやみ花もなき 7 闇夜に吠える犬
2022/04/28 00:35
ところで篁さん死亡フラグ立ってない?大丈夫?
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投稿者:たけとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かった。明かされてみると、胸くそ悪い事件の犯人達がそれ相応の報いを受けている復讐劇ではあったのだけれど、記者さんはもっと報いを受けても良かったと思う。しかし青児君はなにげに危ない目に遭ってたんだなぁ…。違法建築の話では、そういえばそういうニュースがあったなぁと思いだしたり。
2021/10/07 17:22
1巻
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投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったです。
一生死ぬまでただ働きになったみたいなんですがお小遣いもらえるのでそれはそれでいいのかな笑
地獄くらやみ花もなき 6 黒猫の鳴く獄舎
2021/10/01 23:41
凜堂兄弟、帰国。
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
黒猫がらみです。でも、カワイイ猫ではありません。猫又です。
ポーの『黒猫』も鍋島藩の黒猫騒動も知らないので何とも言えませんが、知らなくても大丈夫です。
何のかんのと篁さんが絡んで来て、ご機嫌斜めの皓さん。ぶっさいくな顔になっているみたいで、そんなところも可愛いですね。
青児君のちょいちょい挟む地味な呪いも笑えます。「髪の毛さみしくなーれ」使わせてもらおう。
地獄くらやみ花もなき 5 雨の金魚、昏い隠れ鬼
2021/10/01 23:32
探偵紅子
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
魔王対決に決着をつけ、いったんシリーズが落ち着いてからの続編です。
魔王位を丸投げした皓さんですが、地獄のお仕事もやらなくてはならず、忙しそうです。
と、言う事で今回の依頼、奈良の金魚愛好家の家で起こった不審死の解明には紅子さんと青児が向かいます。
後半は青児の故郷へ。子どもの頃、出入していたお屋敷で鎌を持った座敷童に狙われます。怖すぎです。
イギリスへ隠れ住んでいる凜堂兄弟の様子も終わりにちょこっと。
次の事案へ「つづく!」の雰囲気です。
地獄くらやみ花もなき 4 百鬼疾る夜行列車
2021/10/01 23:19
夜行列車サスペンス
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
父を魂質に取られ豪華夜行列車のスリルとサスペンス旅行に招待された皓&青児。
密室失踪事件やら密室殺人事件やらを経て荊との直接対決へ。
荊の思惑や目的が明らかに。
皓も新たな境遇へとステップアップします。
いったんシリーズ完結・・・そして続編へ、らしいんです。
地獄くらやみ花もなき 3 蛇喰らう宿
2021/10/01 23:11
荊棘兄弟
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
長崎の孤島事件の真犯人が有耶無耶だなぁっと思っていたら、何となく続きです。もちろん別件の事件。
今回、凛堂兄弟問題に発展しますが、棘くんはいつの間にか巻き込まれてる感があり、ちょっとかわいそう・・・。なにせ皓だから。
地獄くらやみ花もなき 2 生き人形の島
2021/09/14 21:29
台風直撃の孤島にて
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
孤島から依頼状(挑戦状)が届き、皓と青児は長崎へ。台風直撃で名実とも孤島と化したそこでバラバラ殺人が起きます。
誰が殺したのか、どのようなトリックなのか、ミステリー要素もあるけど、基本人外が関わってくるため何でもあり感はあります。
それよりも、皓の弟と名乗る少年の乱入での兄弟問題、親子関係が少ーし分かってきます。